shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

ミュージカル「レ・ミゼラブル」@帝国劇場

現在福島駅行きのバスの中。
今日は帝国劇場にてレ・ミゼラブル貸切公演を観てきます。
本日マチネのキャストは↓。

ジャン・バルジャン:ヤン・ジュンモ
ジャベール:吉原光夫
ファンテーヌ:知念里奈
エポニーヌ:松原凜子
マリウス:海宝直人
コゼット:清水彩花
テナルディエ:KENTARO
マダムテナルディエ:森公美子
アンジョルラス:相葉裕樹

何気にお初の人いないや。
ジュンモバルジャン、光夫ジャベール、知念ファンティーヌ、彩花コゼット、海宝マリウスが特に楽しみ。
楽しんできます!


到着。キャスト表。



観てきました。
まずは私のご贔屓お二方から。
●光夫ジャベール
やっぱりカッコ良すぎ!
背が高いからあの制服も似合う。
バルジャンとの対決の時の手枷の鎖を床に叩きつけるところとか、
(プレビューの岸ジャベの時も書いたけど)テナルディエ含む強盗団を捕まえて四つ足にして「ゴミを始末しろ」で蹴るところとか。
バイオレンスな感じもあるんだけどそれがめちゃくちゃカッコよくて。
「星よ」はロングトーンもビブラートも絶妙で素晴らしかったなぁ。
「自殺」は徐々に自我が崩れてく様が見事で、2015年度からやり始めたボタンを締め髪を整えてから飛び降りるのも健在。
素晴らしかったんだけど見終えて思ったのは「光夫バルジャンの優しさが恋しくなってしまった」ということw
病室でのファンティーヌとバルジャンのシーンやコゼットへの父性が大好きだったんだなと改めて気づいたので、光夫さんについて私はバルジャン派ということを再確認しました。


●知念ファンティーヌ
工場のシーンは本当に美人さんだなぁと再確認。
工場で目をつけられるのも納得かなと。
今年から「夢やぶれて」は最初に旧演出みたいに座りながら歌い始めるんだけど髪を触るのね。
それがなんかいいなと思った。
「夢やぶれて」は歌い出しは優しくて後半は前回よりも強めな印象。
バルジャンに攻め寄るシーンはやはり絶品。
病室は優しくてコゼットの幻影を本当に見つめてるように見えた。
エピローグはコゼットとバルジャンとマリウスを見ている視線が優しくて本当に大好き。
優しい歌声にエコーが少しかかってジュンモバルジャンと彩花コゼットの歌と演技も拍車がかかって今日のエピローグは本当に最高だった。


●ジュンモバルジャン
時々訛りが気になったけど優しいバルジャン。
「彼を帰して」は神に祈りが届くんじゃないかと思うくらいの優しく強い歌いっぷり。
2幕のジュンモバルジャン×彩花コゼット×海宝マリウスの三重唱が素晴らしすぎた。
エピローグが死に際のジュンモバルジャンへ見守る知念ファンテ、パパLOVEで泣きじゃくる彩花コゼット、見守る海宝マリウスの組み合わせが良すぎて本当感動した。


●彩花コゼット×海宝マリウス
彩花コゼットは演技も歌も文句なし。
海宝くんとの相性がすごく良かったと感じた今日のレミゼ
歌うまコンビすぎて耳福でした。
特に何度もいうけどエピローグが素晴らしすぎてね。
海宝くんは2年前も素晴らしかったけど今回はその時以上かなと感じた。


●松原エポニーヌ
んー、歌は申し分ないんだけど今日は演技が合わなかった。
エポニーヌが幼稚に見えてしまってね。
演技が合わなかった。
その一言に尽きる。


●相葉アンジョルラス
前回見た時よりはいい印象なんだけど海宝マリウスとの組み合わせが良かったのかもしれないなぁと。
歌はまだ弱いけど学生のリーダーには見えてきたのでアリかなという印象に変わった。


●KENTAROテナルディエ×モリクミマダムテナルディエ
二人とも流石の安定感だなぁと。
久しぶりにモリクミのマダムを見たけど20年やってるだけのことはあるなぁという印象。
正直なことを言うと一時期は飽きてたけど久しぶりに見ると当たり役だなぁと。
KENTAROさんのテナルディエはいい意味であまり狂気を感じないテナルディエで素敵だった。


JCBの貸切公演ということでジュンモさんと光夫さんからご挨拶もありました。
ジュンモさん「ヤン・ジュンモです。また日本の舞台に立てて嬉しいです。機会があったら海外のミュージカルを見てみてください。そのときはJCBカードで」
光夫さん「吉原光夫です。本日は観劇してくださりありがとうございます。JCB完全貸切ということでJCBカードでいっぱい買い物して下さい。(モリクミさんの胸元からJCBカードが出てそれをみて)ここにカードがあるんですね。東京公演は有難いことにほぼ完売で。数少ない当日券に並ぶか地方公演がありますので地方まで僕らに会いにきてください。本日はありがとうございました」
こんな感じだったかと。


続投組が多いと安定感が増すなぁという印象の今日のマチネ。
いい舞台でした。
満足して帰ってる途中です。
次は6/15の30周年スペシャルウィークになります。
光夫さんはバルジャンで知念ファンティーヌとの組み合わせで見ます。