shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

MY BEST STAGE OF THE YEAR 2018

2018年の舞台を作品単位ではそこまで見れてないので10本(お笑いはサンドのみなので除いて、トークショーを含む)選びました。
舞台映像があるものはYouTubeを埋め込んでおきました。
出来るだけ公式のものにしましたが非公式のもあるので消されてたらすみません。

10位 ミュージカル「ナイツ・テイル ー騎士物語ー」@帝国劇場 07/29昼

http://shun21.hatenablog.jp/entry/2018/07/29/072118
2018年入手困難ミュージカルというと堂本光一さん×井上芳雄さんのW主演のこの作品。
1公演だけ東宝ナビザーブで取れて運良く見れました。
曲が弱いかなぁと思ったら年末のFNS歌謡祭 第1夜で聴いたらなかなかいいと感じたのでスルメ曲なのかもしれない。
個人的には王様役の岸祐二さんとその婚約者の島田歌穂さんのベテラン勢と上白石萌音さんの歌声が好みでした。

9位 Artist Company 響人 第11回公演「お月さまへようこそ」@CBGKシブゲキ!! 04/26昼・04/26夜

http://shun21.hatenablog.jp/entry/2018/04/26/082439
私の敬愛する役者であり演出家である吉原光夫さんの劇団の舞台。
この舞台も海宝くんなどが出たこともあり入手困難でしたね。
平日に絞ったら何とか取れました。
短編集が繋がってるような違うような何だか不思議で少し難しい世界観でしたがこれはこれで素敵だったなぁ。
大好きな宮澤エマさん。
あとものんくる吉田沙良さんの舞台初参加ということも後々観れて良かったなーと。

8位 〜朗読とミュージカル〜 上村由紀子 talks with 吉原光夫@神保町ブックセンター with Iwanami Books 08/21

http://shun21.hatenablog.jp/entry/2018/08/21/080423
演劇ライターの上原由紀子さんが主催のトークイベントに私の敬愛する役者である吉原光夫さんが出演しました。
なんだか夫婦漫才のようなトークにニヤニヤが止まりませんでした。
内容は今後の仕事に差し支えるということもありオフレコでした。

7位 ミュージカル「ジャージー・ボーイズ -team White-」

http://shun21.hatenablog.jp/entry/2018/09/20/073104
http://shun21.hatenablog.jp/entry/2018/09/29/071259
ジャージーボーイズも激戦でしたが「1公演だけみたい」となんとか希望日以外を抑えたら結果的に本来の希望日も取れてしまって2公演見てきました。
ストーリーはバンドの栄光と破滅へ向かい、ロックの殿堂入りで再会なんだけど、破滅に向かうところが重く感じてしまって。
あとトミーのキャラクターが苦手で。
でも曲がすごく好きでまた再演があったら見てしまうだろうし日本版のライブ録音のCDも買うと思います。
再演があったらまた吉原光夫さんのニックが見てみたいなぁ。無理かもしれないけどさ。希望だけね。

※初演版PVにしました。

6位 ミュージカル「DAY ZERO」@青山DDDクロスシアター 06/09昼・06/23昼

http://shun21.hatenablog.jp/entry/2018/06/09/071940
http://shun21.hatenablog.jp/entry/2018/06/23/071310
日本未公開のアメリカ映画「DAY ZERO」をミュージカル化したもの。
スタッフ陣はミュージカル「手紙」の製作陣である高橋知伽江さんと深沢桂子さんで演出は敬愛する吉原光夫さん。
光夫さん、外部初演出です。
内容は徴兵制もし復活したらという未来のアメリカを舞台に召集令状が届いた弁護士・小説家・タクシードライバーの3人の若者男性が召集当日(DAY ZERO)までのそれぞれ14日の選択を描いた作品。
題材が重たいのかと思ったら手紙ほど重く感じなかった。
1回目は号泣して、2回目は2回目にしか気づけないところを観れて結果的に2回見て良かったなぁと思いました。

5位 ミュージカル「ジキル&ハイド」@東京国際フォーラムホールC 03/10夜

http://shun21.hatenablog.jp/entry/2018/03/10/082250
ジキハイは鹿賀丈史さんのヘンリー時代に知念里奈さんがエマ役で舞台デビュー作品ということもありちゃんとお金を払ってミュージカルを初めて見た思い入れのある作品。
10年ほど前にNHK BS2の番組で笹本玲奈ちゃんがルーシーソロ曲「あんなひとが」を歌った時から「いつかルーシーを演じたら見たい!」と思ったのと、天使にラブソングをのメアリーロバート役で好演した宮澤エマさんのエマと、2017年末のFNS歌謡祭 第2夜での石丸幹二さんの「時が来た」がカッコよすぎて15年ぶりに見ました。
石丸さんのヘンリーは優しくてカッコよくて、ハイドはひたすら怖くて。
玲奈ちゃんのルーシーは不幸な人生だったかもしれないけど、ヘンリーに出会って希望が見えたのが素敵で「あの人は優しかった」のセリフに説得力があって良かった。
エマちゃんのエマは高い地位のある娘役として母性を感じたのが良かったなぁ。
玲奈ちゃんとエマちゃんが歌う「その目に」は感動しました。
また見れますように。

4位 ミュージカル「アニー」@新国立劇場・中劇場 05/06昼

http://shun21.hatenablog.jp/entry/2018/05/06/071302
アニーは2017年夏に仙台で初めて見たときに、藤本隆宏さんのウォーバックスさんが父性を感じる演技と歌が素敵すぎて、2018年は仙台公演がなかったので、丁度東京に行く用事があったのでチケットを取りました。
藤本さんのウォーバックスさんはパワーアップしてて素敵だったなぁ。
アニーも可愛かったし、昔から応援してる山本紗也加さんのリリーもパワーアップしてて素敵だった。
今年は仙台にも来るしそこらへんで見れたら嬉しい。

3位 ミュージカル「マイ・フェア・レディ」@東急シアターオーブ 09/20昼

http://shun21.hatenablog.jp/entry/2018/09/20/073008
宝塚出身以外のイライザがずっと見たくて、神田沙也加さんのイライザと別所哲也さんのヒギンズ教授でマイフェアレディの舞台自体を初めて見ました。
訳詞と曲名が昔聞いたのと違うのに違和感を感じつつも、神田沙也加さんのコメディエンヌっぷりが凄くて、コゼットでか細く歌ってた頃とは印象が全然違う感じ。
別所さんのヒギンズ教授も変わり者でありつつも、徐々にイライザに惹かれてくのが目に見えてわかって素敵だったなぁ。
同じメンバーで再演したらまた見たい作品になりました。

2位 ミュージカル「マリー・アントワネット」@帝国劇場 10/17昼・11/08夜・11/20昼

http://shun21.hatenablog.jp/entry/2018/10/17/071537
http://shun21.hatenablog.jp/entry/2018/11/08/074609
http://shun21.hatenablog.jp/entry/2018/11/20/071319
敬愛する吉原光夫さん出演のミュージカル2本中の1つ。
MAって2006年の日本初演世界初演だったんですけど評判が酷すぎて、演出と脚本が変わってどんな感じになるのだろう?と不安のほうが強い中見たら、これくらいだったら普通に見やすくて曲もいいじゃないかな?と思いました。
初演ってどんなにひどかったのか逆に気になる程w
何より光夫さんのオルレアン公が悪役として存在感があって2つのソロがカッコ良かったですし、ヒール役が似合ってたなぁと。
Wキャストはどのキャストを見ても素敵だったですし、今年春にDVD化されるのでそちらを楽しみににしてます。

1位 ミュージカル「FUN HOME」@シアタークリエ 02/10昼・02/24昼・02/24夜

http://shun21.hatenablog.jp/entry/2018/02/10/092203
http://shun21.hatenablog.jp/entry/2018/02/24/091826
個人的には光夫さんの今年の舞台出演作品2本ではこちらの方が私は好きだった。
光夫さんの演劇の師匠である小川絵梨子さんがミュージカル初演出。
私は不器用にしか生きれない人間なので、この登場人物にはとても共感しましたね。
出演者も全員演技も歌も素敵だったですし、客入りがあまり良くなかった作品なので再演が厳しいかもしれませんが再演して欲しい作品です。
何より光夫さんのブルースはあんな複雑な人間を演じ切って最後自殺するまで重たさを少し感じつつも、ラストの「Flying Away」で温かくも切ない気持ちで終われて素敵でした。
同じキャストで再演してほしい。



今年もいい舞台に出会えますように。