shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

ミュージカル「レ・ミゼラブル」@帝国劇場

現在常磐線の電車の中。
今日は帝国劇場にてミュージカル「レ・ミゼラブル」のマチネ公演を観てきます。
マチネ公演のキャストは↓。

ジャン・バルジャン:吉原光夫
ジャベール:川口竜也
ファンテーヌ:知念里奈
エポニーヌ:昆夏美
マリウス:海宝直人
コゼット:小南満佑子
テナルディエ:駒田一
マダム・テナルディエ:森公美子
アンジョルラス:小野田龍之介

お目当ては吉原光夫さんと知念里奈さん。
楽しんできます!


到着。



16:10頃終演。
眠くて眠くて参ったorz
特にテナルディエの宿屋のところからパリに入る前まで。
ちゃんと目が覚めたのが1幕ラストの「One Day More」あたりという酷さ。
あと10年以上ぶりにオペラグラスを使ってみたんだけど全体が見れないのが苦痛で2幕から使うのをやめた。
アップで見れるのは良いんだけどね。


光夫さんのバルジャンは独白までは荒々しいんだけど市長様以降は女性や子供への優しさが見えるのが大好きで。
分かりやすいのは2幕始めのエポニーヌがマリウスから預かった手紙をバルジャンに渡すところ。
エポニーヌを男性と思ったところに帽子を脱ぐと一気に声色が優しめに変わる。
「彼を帰して」は前期までとのアプローチ変更がいい感じになった印象。
マリウスへの告白の後、ゆっくりと去るところはいつも哀愁を感じて大好きなシーンです。
エピローグも弱々しくて死がすぐそこまで近づいているのが分かりやすいのもいい。


知念さんのファンテーヌは気は強いんだけどどうしてこんなことになったのか本人はわかってなさそうな感じがして好きな役作りでした。
病室はコゼットの幻影が見えてるんだろうなぁという演技がグッときました。
エピローグは優しい声でバルジャンを迎えに行くのが素敵でした。


他は川口ジャベールと昆エポニーヌが特に良かったなぁ。
川口さんは2幕がすごく好き。
だんだんと自我が崩れ、自殺への運び方が見事でした。
昆ちゃんは前回声色の使い方が気になったんだけど、今回は全然気になんなかった。
むしろ「On My Own」だったり「恵みの雨」はグッときました。


今回アンサンブルがいい時と悪い時がはっきり出てて特に新しいグランテールが私のグランテール像ではなくて合わないのが正直苦痛でした。
続投組はやっぱり安定してる印象です。
次は東京楽でマイ楽です。