shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

「モルタルレコードpresents~”SLIP INTO THE 20th YEAR #1.14~NOW OR NEVER 2020”」@渋谷CLUB QUATTRO

移動中。

今日は渋谷CLUB QUATTROにて埼玉の熊谷にあるモルタルレコードの20周年記念ライブを観てきます。

出演者は竹原ピストルさんと関取花さんの2組。

お目当ては竹原ピストルさん。

ピストルさんは先月末の代々木でのバースデーライブ以来半月ぶり。

関取花さんは初めて観ます。

どんなライブになるのか想像があまりつきませんが、私がクアトロに行くのは2006年以来なので14年ぶりという歳月の過ぎゆくスピードの早さを感じつつ、整理番号がとても良いので悔いのないように楽しんできます!

 

到着。

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21:20終演。セットリストは↓。

関取花

01.つらら

02.べつに

03.親知らず

04.石段のワルツ

05.黄金の海に逢えたなら

06.私の葬式

07.平凡な毎日

08.もしも僕に

09.太陽の君に


竹原ピストル

01.オールドルーキー

02.It's my life (やり直しあり)

03.あ。っという間はあるさ

04.落陽 / 吉田拓郎

05.おーい!おーい!!

06.LIVE IN 和歌山

07.Float Like a Butterfly, Sting Like a Bee !! (新曲) ※2021/06/30情報解禁のため曲名解禁

08.みんな〜、やってるか!

09.Forever Young

10.ぼくは限りない 〜One for the show〜

11.Amazing Grace

12.カウント10

13.Gimme the mic !!

14.よー、そこの若いの

15.狼煙 (Ver.2)


Encore

16.マイウェイ

関取花さんを呼び、手を繋いで礼

関取花さんは歌のお姉さんみたいな伸びやかな歌声と確かなギター技術、何よりMCが面白い方なんだなぁと思いながら見てました。

このライブのオファーが関取花さんにあったのが今年に入ってからというのにビックリしましたがw素敵なライブでした。

成人した頃の見かけだけ磨いて中身は遅れてきた反抗期と話してから歌った「親知らず」という曲が印象に残りました。

MCは「J-WAVEのトーキョーギタージャンボリーの時にオープニングアクトで出演した時にピストルさんも出演されていて、その時も「よー、関取〜!」と言われて叩かれた腕が力が強くてその痛みと共にステージに上がった。大きなステージで共演できるのが嬉しくてまた大きなステージで共演できるように頑張ります」という話が印象的でした。

関取花さんは野狐禅時代から知っていて、いろんなライブでピストルさんと共演したり京都でツーマンしたりタテタカコさんと岩手の寺でスリーマンしたこともあったそうです。

 


ピストルさんはIt's My Lifeツアーから変わった新たな登場SEに載せ、おーい!おーい!!Tシャツに短パン、頭タオル、首にハーモニカという姿で登場し、「明けましておめでとうございます」の挨拶からの「オールドルーキー」でした。

「オールドルーキー」スタートは個人的には武道館以来で私の中で懐かしさと新しさが混在するスタートでした。

アルバムの宣伝をしてからの「It's my life」は歌い出し直後に噛んでしまい、やり直すという珍しいハプニングもありました。

2回目はミスなく終えて、「もう1曲アルバムの中から」と話し「あ。っという間はあるさ」を披露。

自然と手拍子が発生してたと思います。

「大先輩の曲で恐縮ですが」と話し、吉田拓郎さんの「落陽」を披露。

素晴らしかったなぁ。


「自分の歌がタイアップで使われるのは歌うたい名利に尽きますが、次に歌うのは映画「泣くな赤鬼」という優しい映画に使われた「おーい!おーい!!」という何やら呼んでいる曲。…これもアルバムに入ってますからwってしつこいですね」と話してからの「おーい!おーい!!」は久しぶりにトップバッター以外の位置で聴けたのが新鮮でしたし嬉しかったなぁ。

「土地が変わりますが」と話し「LIVE IN 和歌山」を披露。

この曲を歌ってる時にピストルさんの汗が一気に出てくる曲なんだなぁと改めて思いました。

サビの足踏みは久しぶりに振動が伝わる位置で見れたので嬉しかったなぁ。


新曲。某有名ボクサーの名言をタイトルにして曲。

やっぱりこの曲はかっこいい。

そして昨年まで話してた難易度の話をしなくなったね。

新曲はこの曲のみ。

「みんな〜、やってるか!」は手拍子と掛け声で盛り上がってました。

「花ちゃんのファンの方もいらっしゃるから前の方のおじさんたちが「やってるかー」とやっててこういう感じなんだ!とわかってもらえたと思います。2曲目で噛んだ時は引退しようかと思ったけど(それ以降は)良かったですw」と話し次の曲へ。


「Forever Young」のアルペジオで拍手が起き、じっくりと聴き入る感じが素敵でした。

ここではお正月に久しぶりに実家に帰った話。

実家に帰った話はあと3ヶ月使えるだろうというピストルさんの判断の元、箝口礼が敷かれましたのでかけませんが面白い話だったなぁ。

「ぼくは限りない」は2回目の「あなたがいてくれる」の部分でゆっくり手を優しく差し伸ばしたのが印象的で素敵だったなぁ。

あんなに優しく丁寧に掌を客席に伸ばしたピストルさんは初めて見たかもしれません。とても紳士的に感じました。


「この曲は父ちゃんと母ちゃんのとあることで絆を感じたことを世界的に有名なAmazing Graceにくっつけた曲ですが、そんなことは置いといて皆さんの心と体が健康でありますようにの気持ちを込めて」と話してからの「Amazing Grace」は染みたなぁ。

「今年からチューニングしながらMCをすることにチャレンジしてるんですが…できてなかったですね」と言いつつ次の曲の後は成功してました!

「カウント10」はグッとくるしカッコいい曲だなぁといつも思う曲だったりします。

「Gimme the mic !!」はライブの後半で聴くのはあまり経験がないけどアルバムの曲順は後半だもんね。

と納得してからの「よー、そこの若いの」は手拍子と歌声が響き渡ってました。

最後のサビでちゃんとオンマイクで歌うピストルさんが好きだったりします。

「最後にこれからみなさんの期待に応えられるように頑張りますの気持ちを込めて」からの「狼煙」は朗読版のフェス音源に近いくらいのお客さんからの声援で素敵だったなぁ。


アンコールはピストルさん一人で登場し「1曲バチっとやります」と話し「マイウェイ」をミニギターで披露。

伸びやかな歌声が綺麗にライブハウスに響き渡って心地良かったです。

「最後に関取花ちゃん!」と呼び、客席からステージをよじ登ってステージに上がる関取花さん。

「今度やる時は二人でやれる曲を準備しておきます。本日は寒い中、本当にありがとうございましたー!」と話してから手を繋いで3回礼をして終わりとなりました。

 


今年のライブ始めがこのライブで良かったなぁと思えるライブでした。

そういえば、今日の音響は大きめなのに音が実にクリアで爆音まではいかなかったけど心地よかったなぁ。

実は最前列のど真ん中で見まして、運が良かったなぁとじっくり噛みしめながら見てました。

初めて見た関取花さんは楽しい方でしたし、ここ3年程ライブを追いかけてるピストルさんはいつ見ても全力でライブをしてくれますし、こんな素敵なライブを主催してくれたモルタルレコードさん、20周年おめでとうございます!

私が次にピストルさんを見るのは来週の神奈川県民ホールのIt's My Lifeツアーとなります。

短い間隔で見れるのが嬉しいなぁ。

完全燃焼しましたー!