shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

Artist Company響人「署名人」@APOCシアター

ソワレは男性キャストの『署名人』。
吉原さんは演出と出演の両方。
トークショーも舞台終了後にあるらしい。
ゲストがシークレットになってるから気になる。
誰だろう?
楽しんできます!


監獄がテーマの舞台で吉原さんは偉い人を暗殺未遂?した役。
楽屋とは対照的に最後は主人公が死を求めるという。
照明がとにかく暗かった。
緊張感のある舞台でどんどん引き込まれてしまいました。
西川さんのタップも素敵でした。


アフタートークショーのゲストは響人の高橋卓爾さん。
まず西川さんと吉原さんがタップ。
今回も吉原さんのタップが見れるとは!
高橋さんを呼び今回の公演を客観的に見た感想。
稽古場で見たのと全然違うとのこと。
西川さんのタップはほぼ即興。
西川さんは「演技よりか音楽よりかの中間でホント迷った」
この作品を選んだのは東日本大震災があったそう。
東日本大震災である人のインタビューで自分が生きるために他の逃げている人を車で引いてしまったというのを見た。
そんな私は生きてていいのだろうか?と自問自答したそう。
あるお婆さんに「その人の分まで生きなさい」と言われた。
そのインタビューをみてこの2作品をやると決めた。
吉原さん自身は震災で何もやれない自分にとって今できることはレ・ミゼラブルをやることだった。


Q.里さんと西川さんをゲストに招いたわけは。
A.レ・ミゼラブルで出会い、この二人しか考えられないと思った。里さんの歌声は楽屋の鏡、西川さんのタップは猫。西川さんは普段から猫っぽい。


Q.いま注目している作家は?
A.響人はこれから日本人の作家の作品をやっていきたい。海外のものはうまく翻訳できる人がいれば。
注目してる作家は(出演者の)西川さんかな?
西川さんの作る作品は悪い意味でワケ分からない。いい意味で宇宙的。


楽屋は生きることへ向かい、署名人は死に向かう。
ほんとに対照的。
だから両方見てほしいと吉原さん。
高橋さんはレディベスに出演と告知タイムw
同じ仲間が帝劇に立つのが感慨深いと吉原さん。
高橋さんは「芝居やりたい」とおっしゃってました。
西川さんはCDも出すそう。
ほんと多彩ですね。
最後にタップと見せかけてしないというw
こんな感じでトークショーは終わりました。


いやぁ、素敵でした。
個人的には署名人の方が好きだったかな。
トークショーも面白かった。
そういや「出演者に面会希望の方はそのまま残ってください」と言ってたけど一般人はダメだよね?
関係者のみだよね?
そう思ったから出てきちゃったけど。
まぁ、素晴らしい舞台を見れたからいいか