shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

ミュージカル「マリー・アントワネット」@帝国劇場

現在、常磐線の電車の中。
今日はまず帝国劇場にてミュージカル「マリーアントワネット」を観てきます。
MAの本日のキャストとプリンシパルキャストは↓。

マリー・アントワネット笹本玲奈
マルグリット・アルノーソニン
フェルセン伯爵:古川雄大
ルイ16世佐藤隆紀
オルレアン公:吉原光夫

レオナール:駒田一
ローズ・ベルタン:彩吹真央
ジャック・エベール:坂元健児
ランバル公爵夫人:彩乃かなみ

お目当ては吉原光夫さん。
光夫さんの生歌を聴くの、ひょっとして2月のFUN HOME以来かな?
MAというと初演の時、私は見なかったんですが、その時の評判の悪さは知ってるので、今回演出が変わったのでどうなのか気になります。
楽しんできます!


到着。
日替わりキャスト表。

玄関。





16:05終演。
重たさの中にどこか清々しさがあるのは笹本マリーの凛とした姿で処刑台に向かったのがあるかな。かっこよかった!
制作発表でも歌った1幕の「孤独のドレス」はラストが制作発表時はファルセットだったのに今日は地声で歌い切るとは予想外だし玲奈ちゃんの地声のレンジの広さは結構あるんだなぁと驚きましたし素敵でした!
役作りとしては裁判で言ってた「無知でプライドが高い」のイメージのままでそこに母性がついた印象


マリー処刑後にソニンマルグリットがオルレアン公の悪事を暴露するのもかっこよかった!
制作発表の時の動画の歌声がピッチがずれまくってたのが気になってたけど今回は丁寧に歌われてたなぁと。役作りも段々変わっていくのが目に見えて丁寧で素敵でした。


お目当ての光夫オルレアン公は悪役だけどあの圧倒的な歌声を聴いてしまうとどこか納得してしまうような説得力があるなーと久々に光夫さんの歌声を聴けて嬉しかったです。
長髪カツラも段々見慣れてきたw


フェルセン役の古川くんはストーリーテラーの役目もあるんだけど光夫さんもパンフの鼎談で話してたけどポップス寄りの歌い方が妙に心地いい気がしました。


ルイ16世役の佐藤さんも美声は健在で優しそうな王様役で素敵でした。
駒田さんと彩吹さんのコンビはレミゼのテナルディエ夫妻を見てるようなコミカルさでこれはこれでよかった。
サカケンさんは久しぶりに見ましたけどこちらも美声は健在で悪役でしたけど素敵でした。


全体的に歌声がストレスフリーなのは最高でした!
重たい話だけどこれはこれでありだと思うし帝劇らしいミュージカルに仕上がってたような気がしたのでこれから定期的に上演されるようになるかもね。
次はWキャストを変えて見ます。
楽しみにしてます!