2019年の舞台参加したものを例年ならランキングにしてましたが、どの舞台も面白かったので、ライプ歴の記事と同じ形で、見た舞台とその思い出を書くことにします。
今年は5作品しか見れなかったなぁ。
●1/21夜 ミュージカル「レベッカ」 シアタークリエ
http://shun21.hatenablog.jp/entry/2019/01/21/074812
レベッカはクリエ初演や帝劇でもやった作品でしたが、大塚千弘さんのわたしが観たくてチケットを取った作品。
この日は山口祐一郎さんの声が絶好調で失礼ながらこんなに素晴らしい歌を歌える俳優さんだったんだという感想に。
山口さん、もともと苦手な俳優さんだったのですが見方が変わりました。
大塚さんのわたしは弱々しい主人公がある出来事で強い女性に変わるというのがカッコ良かったです。
透明感のある歌声は健在で演技も素晴らしかった。
他のキャストもベテラン揃いだったので安心信じて見られた作品でした。
●4/6昼 音楽劇「世界は一人」仙台・電力ホール
http://shun21.hatenablog.jp/entry/2019/04/06/113007
松たか子さんの舞台をフォロワーさんに勧められたので観たかったんですが、東京公演がスケジュールで合わなかったため諦めてたところ、自宅から電車で1時間の仙台でもやると知り、観に行くことにしました。
1度見ただけでは私には頭で処理ができなかった作品だったかな。
現在と過去を行ったり来たりするのでどの時代のことなのか分からなくなってしまった…。
松たか子さんの役は波乱万丈な人生を演じてて、松尾スズキさんの役と結婚して子供に依存しちゃうという重た目の作品。
そんな中、平田敦子さんの役が重ためな作品を笑わせるキャラクターで重たさを緩和してたのが素敵だったなぁ。
松さんは歌も演技も素晴らしかった。
WOWOW放送分も録画済みだけどまだ見てないけどもう一度見返したい作品。
●4/20昼・5/5昼・5/5夜 ・5/15昼・5/28昼 ミュージカル「レ・ミゼラブル」 帝国劇場
http://shun21.hatenablog.jp/entry/2019/04/20/071330
http://shun21.hatenablog.jp/entry/2019/05/05/071342
http://shun21.hatenablog.jp/entry/2019/05/15/071316
http://shun21.hatenablog.jp/entry/2019/05/28/065048
今期のレミゼは吉原光夫バルジャン と 知念里奈ファンテーヌ メインで5公演見ました。
お二人とも続投キャストなので二人が揃う公演が少なかったのと佐藤隆紀バルジャンも見たかったので5/5はマチソワしました。
光夫さんの今期のバルジャンは役作りが素敵で私の中で理想的なバルジャンでした。
歌も演技もとても好みでした。
父性愛やこの頃には奥様である和音美桜さんがご懐妊されていらしたことも後にわかりましたが「彼を帰して」の前期までと違って神への祈りが感じる歌だったと思います。
知念さんの今期のファンテーヌは弱さの中に強さがあるファンテーヌだと思いました。
ボタンの掛け違えで人生が転落しちゃったんだろうなぁと思うファンテーヌだったと思いました。
だからバルジャンに助けられるところは良かったなぁと思いますし、病院のシーンはコゼットへの母性を感じる優しい歌声だったと思います。
どちらも2021年の再演でまた会えることを祈っております。
他は伊礼彼方さんのジャベールがパリではポニーテールだったり自殺では髪が解けたり格好いいジャベールで歌も演技も好みでした。
佐藤隆紀バルジャンは2幕の「彼を帰して」は素晴らしかったものの、1幕のプロローグから独白までが音域が合ってないのと演技の引き出しの少なさが感じてしまったかな。
優しいバルジャンだったけどプロローグは囚人からの仮出獄なわけだからその要素が感じられなかったなぁ。だから2幕の父性愛が必要なバルジャンは合っていたなぁとも思いました。
バルジャンって難しい役なんだなぁとも思いました。
●8/17午後 ミュージカル「アニー」東京エレクトロンホール宮城
http://shun21.hatenablog.jp/entry/2019/08/17/131306
アニーは3年連続で、2019年は仙台に来たので夏に仙台で見ました。
藤本隆宏さんのウォーバックスさん目当てで。
藤本さんのウォーバックスさんは、アニーと出会ってからビジネス一色だった人生が、一気に父性が芽生えるのが素敵で大好きなウォーバックスさんです。
早見優さんの演じるハニガンは怖さが感じられなくてこの役はユニークさと怖さの両方が必要な役だなぁと思いながら見てました。
2020年はマイベストなハニガン役のマルシアさんがカムバックされるので2020年も見れたなぁと思い楽しみになりました。
アニーと出会う大人が変わっていくという物語が好きでまた見たい作品です。
●11/7昼・11/7夜 ミュージカル「ダンス オブ ヴァンパイア」帝国劇場
http://shun21.hatenablog.jp/entry/2019/11/07/071450
TdVは日本初演から再演の度に見てる作品で、今回はセットが大幅に変わったため演出もそれに伴い変わるという。
昼は大好きだった前までの演出のTdVの思い入れの強さがあったので別作品だと意識することでなんとか見ることができましたけど、演出が変わるならチケット売る前に発表してくれたら心の準備ができたんだけどなぁとも思いました。
夜は桜井玲香さんのサラの歌声が素敵でそちらに魅了されました。
力強い発声と演技力があったのでこれからが楽しみな女優さんだなぁと思いながら見てました。
山口祐一郎さんの伯爵様との2幕冒頭の「愛のデュエット」は久しぶりにノーストレスで見れました。
山口さんの伯爵様はハマり役なのでやれる限り演じてほしい役です。
あとは初演のサラ役の大塚千弘さんのマグダ役への役代わりも素晴らしかったなぁ。
セクシーさと歌のうまさ、演技力もあり素敵なマグダでした。
●12/5昼 ミュージカル「天使にラブソングを・・・(シスター・アクト)」 東急シアターオーブhttp://shun21.hatenablog.jp/entry/2019/12/05/071509
シスアクは再演の度に見る作品で大好きな作品なので来日版も見に行くほどだったりします。
久しぶりの東宝版のシスアクはキャストが半分以上変わっちゃって、大好きだった宮澤エマさんのメアリーロバートも屋比久さんに変わっちゃったから、受け入れられるかどうかわからなくて少し不安でした。
屋比久さんのメアリーロバートも素敵だったなぁ。
物語の1ピースとしてのメアリーロバートで2幕後半のソロ曲「私の生きてこなかった人生」も東宝演劇のTwitterの細切れ動画ツイートの何倍も良かったよ。
モリクミさんデロリスはご自身のキャラクターを活かした役作りでキュートだったと思います。
この物語の登場人物は女性が物語が進むことによって変わって、男性は警官のエディやギャング4人ともにほとんど変わらないんだなぁと思いながら見てました。
楽曲に力がありますし東宝版は大好きな世界観なのでまた見れますように。
今年は来日版が来ますがどうしようかは迷ってますが見れるなら見たいなぁ。
2019年一番見たのはレ・ミゼラブルでした。
ま、レミゼはキャストが1役につきトリプル以上いるので回数が増えるよねw
2020年もいい舞台に出会えますように。