shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

ミュージカル「メリー・ポピンズ」@東急シアターオーブ

移動中。

今日はミュージカル「メリー・ポピンズ」のソワレ公演を観てきます。

ソワレのプリンシパル&子役キャストは↓。

メリー・ポピンズ笹本玲奈

バート:小野田龍之介

ジョージ・バンクス:駒田一

ウィニフレッド・バンクス:知念里奈

バードウーマン/ミス・アンドリュー:島田歌穂

ブーム提督/頭取:コング桑田

ミス・ブリル:久保田磨希

ロバーソン・アイ:内藤大希

ジェーン・バンクス:弘山真菜

マイケル・バンクス:田中誠

お目当ては知念里奈さん。

笹本玲奈さんのメリーポピンズも気になってたので楽しみですね。

今日のソワレはアフタートーク有りなのです。

嬉しいことに良い席を知念さんの事務所であるライジングプロさんに取ってもらったんです。

楽しんできます!

 

到着。

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最前列ほぼセンターな座席で観てきました。

舞台機構の確認のため開演が20分押しになってしまった。

舞台機構、旧演出のミス・サイゴン並みの機械管理されてる舞台なんですね。開演直前にトンカチの音が聞こえ、館長のアナウンスで客席から大きな拍手が起きて素敵だなぁと思いました。

休憩時間が短かった気もしましたが、子役2人が21時の労働基準法内に出演できるようにということだったらしいです。

なのでカーテンコールは子役2人は出ることができずということをアフタートークで触れてました。

 


笹本メリーポピンズ、1幕は厳しくて2幕は厳しさが少し緩んで優しさを感じましたね。

一本芯の入ったような姿勢の良さ、歌、ダンス、演技どれをとってもメリーにぴったりだったなーと思いました。

メリーがウィニフレッドに言う2幕のセリフ「どんなことでもできる、自分で邪魔しなければ」が大人の心にもよく響くセリフでこの作品のメッセージだなぁと思いました。

小野田パート、前からこの役やってたんじゃないの?ってくらい似合ってたなー。

「Step in Time」のタップ、壁を登ったり逆さタップしたり舞台の仕組み自体が魔法みたいで凄いなーと。

駒田さんのジョージは一見厳しそうなお父さんで銀行員らしい硬い職業に似合ってましたね。

2幕終盤でとても優しいパパなジョージも素敵でしたねー。銀行に呼び出しされる前夜の凧を抱えてるシーンがなんだかじんわり心に響きました。

知念さんのウィニフレッドは1幕では頼りなさげで上流階級の暮らしに馴染んでないお母さん役という感じでしたが、2幕終盤の銀行に乗り込むシーンは給料の交渉までするとても強い女性像になってて格好良かったですね。

「銀行のシーンの頭取へのファイティングポーズ、ウィニフレッドは元女優という背景があるウィニフレッドが、ボクサー役をやったことがあるという自分だけの裏設定だった」とアフタートークで話されてました。頭取役のコング桑田さんが知念さんのファイティングポーズが結構本格的で怖いとおっしゃってましたね。

島田歌穂さん、バードウーマンの時は優しく観れましたけど、2幕のミスアンドリューが怖すぎて…。子供たちもトラウマになるだろうし、子供の頃のジョージもトラウマだったんだろうなぁと思いながら見てました。

コング桑田さんは優しい役と厳しい役と2役やってましたね。とても似合ってました。

召使いのミスブリルとロバーソンアイはミスブリルはコミカルさと厳しさが共存してて素敵で、ロバーソンアイは頼りない感じの役でしたね。どちらも素敵でした。

子役2人は子役らしい子役でしたね。

 


カーテンコールは途中から撮影OKだったのでサイドの撮影OKの看板が出たのを確認してスマホを取り出して撮影しました。

写真を載せておきます。

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アフタートークは笹本さん、知念さん、コングさん、内藤さんで司会は急遽小野田さんがやることに。覚えてるところのみ書いておきます。

言葉のニュアンスは正確ではないかもしれませんが大体の意味はこんな感じだったと思います。ご了承ください

スパカリTシャツ(黒3名・白2名)を着ての登場。


笹本「今日、機構点検の為、20分くらい押してしまい子役ちゃんたちがカーテンコールに出れませんでした。でも本番は最後までなんとか出れましたので」

(客席拍手)

小野田「初参加の方が多いですが参加されてどうでした?」

内藤「夢と魔法の世界が舞台でもできるディズニーってすごいですよね」

小野田さんは前役が内藤さんの演じてるロバーソンアイだったので違いを聞かされてました。

具体的な話は失念してしまいました。

小野田「知念さんは今回海外スタッフがなかなか来れずリモートでの稽古とかもありましたがいかがでしたか?」

知念「今回はWキャストの(木村)花代さんから直接教えてもらえたので大丈夫でした」

(客席笑い)

笹本「私は悲しい役が多いので誰も死なないでカーテンコールで笑顔で迎えられるのが嬉しい。去年はこの劇場でこの人(小野田さん)に殺されましたし」

小野田「マリーアントワネットね」

笹本「だから客席でお客様がみんな笑顔なのが嬉しくて嬉し泣きしそうになるんです」

コング「前回は息が切れてたのに4年経って息が切れなくなりました」

知念「痩せられました?」

コング「少し。あと(Tシャツとかの)フリーサイズは本当はフリーではないからな!今回のTシャツ、僕のサイズはないみたいで」

(コングさんと内藤さんがグッズを見せる)

笹本「こんなにあるんだー!」


小野田「僕らは結構インタビューで聞かれてるんですが魔法が使えるとしたら何が良いですか?まず内藤さんから」

内藤「ドアを開けると家のトイレ…自宅へ帰れるドア。自宅が好きなんです」

小野田「じゃ早く帰れば?wメリー、魔法は使えますか?」

笹本「魔法が使えます」

小野田「次、コングさんは?」

コング「残高が減らない通帳」

小野田「頭取!」

笹本「これは魔法は使えません」

コング「PASMOに無限にチャージできるだけでも良いので。PASMOは2万までチャージできるし」

小野田「じゃ知念さん」

知念「劇中にも出てきましたけど犬の吠える声が聞けたらな。家を出るときに愛犬がわんわんわんわんと結構吠えるんですよ」

笹本「それは"夜はカレーがいいなー"とか言ってるんですよ」

知念「犬なのに?」(犬はカレーに入れる玉ねぎが毒でしたよね?)

コング「知念ちゃんの献立、美味しそうなんだよね」

笹本「インスタとか見てるとほんと美味しそう!」

知念「(コングさんへ)毎回ウォーミングアップの時に聞いてきますよね?」

内藤「それが男子楽屋で共有されるんです」

小野田「笹本メリーは?」

笹本「ない。…あ、家に帰ったらこれ(指パッチン)で部屋の電気が消すことができる」

小野田「それは機械でできるんじゃ…」

笹本「OK Googleね。OK Googleも言いたくないの」


コング「ウィニフレッドが銀行でファイティングポーズを取るシーン、結構怖いんだけど知念ちゃんボクシングやってた?」

知念「ウィニフレッドは元女優でボクサー役を役でやったことがあったという自分だけの裏設定であのファイティングポーズなんです。なので裏テーマが伝わってて嬉しい。ちなみにボクシングはやってないですけど空手はやってました」

小野田「日本のスポーツになってしまいましたが…w」


コング「(小野田さんへ)壁登ってる時"カレンダー買って"って言った?」

笹本「物販で売ってるんだっけ?」

小野田「前の作品では売ってましたがこの作品では権利関係で売れないんです」

他4人「へー」

小野田「(カレンダー買って)は演出家から言われたことですけど、本番では意地でも言わないようにしてます」


コング「(内藤さんへ)顔のニキビはつけたまま?」

内藤「(前に来て)これ、ロビーソンアイという役で顔にニキビができてる役なんです。今日は時間を省エネということで落としてません」

小野田「(4年前のロパーソンアイを演じた)僕の時は少しずつ落としてカーテンコールの時には全くない状態してました」


最後の挨拶は印象的だったコングさんのしか思い出せないや。

コング「本日はありがとうございました。無事千穐楽を迎えられますように僕らも気をつけてますから皆さんもどうか気をつけて」

 


作品のハッピーさ、ディズニー作品が持つ夢と魔法の世界が舞台でも体感できて、作品のメッセージが子供だけじゃなく大人にも刺さる作品だなーと思いました。

アフタートークも見れて良かったですよ。

コングさん面白かったですねw

次回は今月末のマチネをめぐさんのメリーで見る予定です。

完全燃焼しましたー。