shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

竹原ピストル「「STILL GOING ON」、「悄気る街、舌打ちのように歌がある。」リリース記念 竹原ピストル全国弾き語りツアー2022」@郡山Hip Shot Japan

移動中。

今日は郡山Hip Shot Japanにて竹原ピストルさんの「STILL GOING ON」と「悄気る街、舌打ちのように歌がある。」のレコ発ツアー郡山公演を観てきます。

ピストルさんを観るのは先月のプレカフェ2days以来1ヶ月ぶり。その数日後に震度6強地震がありエスパル福島のは延期になり、郡山PEAK ACTIONのオケ狭間の戦いはキャンセルしたのです。

なので1ヶ月ぶりなのです。

ピストルさんのレコ発ツアーだとIt's My Lifeツアーの2020年1月の神奈川県民ホール公演以来になります。

出かける少し前にグッズが届いたので全部ではないけど持ってきました。

感染対策をバッチリした上で楽しんできます!

 

到着。

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21:05頃終演。セットリストは↓。(敬称略/抜けてたり順番が間違ってるところがあるかもしれません)

OP.Snappiness (Sweet Instrumental) / BBG

01.ぼくは限りない 〜One for the show〜

02.It's my life

03.ON THE ROAD

04.よー、そこの若いの

05.Float Like a Butterfly, Sting Like a Bee !!

06.LIVE IN 和歌山

07.ギラギラなやつをまだ持ってる

08.みんな〜、やってるか!

09.たった二種類の金魚鉢

10.へっちゃらさ、ベイビー

11.せいぜい胸を張ってやるさ。

12.初詣

13.朧月。君よ、今宵も生き延びろ。

14.春夏秋冬 [泉谷しげる]

15.じゅうじか(中断) [野狐禅]

16.カモメ [野狐禅]

17.じゅうじか [野狐禅]

18.復興の花

19.Over the 40 [thing of gypsy lion]

20.風街亭のシャンデリア

21.一等賞

22.Amazing Grace

23.カウント10

24.俺のアディダス 〜人としての志〜

25.ドサ回り数え歌 (アカペラ)


Encore

26.ファイト [中島みゆき]

ED.What a Wonderful World / Louis Armstrong

入場前にコロナ対策の必要事項に記入しました。気付いてない方が結構いらしてましたね。1月の時みたいに椅子に紙を置いて終演後回収の方が良かったような気がする。段取りが悪すぎる。

そういや開演前にアイルビーBAGの返礼品であるパンサー朧月のステッカーもエコバッグの個数分頂けました。

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今日は全てギターでの弾き語りでの披露でした。噂によるとレコードのオケを使ってる公演もあったという話もちらちらでてきてたような気がしたんですが弾き語りOnlyでした。オケは次の機会に取っておきます。

 

登場SEはIt's My Lifeツアーから引き続きBBGの「Snappiness」。
ピストルさんは一竹のTシャツ(今回のグッズの)と頭タオルなどのいつもの格好で登場。

まずは「ぼくは限りない」からスタート。

ん?マイク取りのギターの音がハウってるorz

PAさんちゃんと調整してくださいよ。。。

徐々に気にならなくなったものの最初からハウるのは気分としては落ちる。

「It's my life」はギターのボディを叩く音が結構響いてましたね。ブルース感もたっぷり感じました。

「ON THE ROAD」はバラード感が強かったような気がしました。ピストルさんの弾き語りver.ってスローになりやすいですけどこの曲もその通りで。

「よー、そこの若いの」は代表曲なので手拍子が自然発生。代表曲だけど他のライブだと外されがちな曲だったりしますけどワンマンツアーですし代表曲は外せないですよね。コロナ禍ですから客席にマイクを向けたりとかはできないのでフルサイズでピストルさんの歌とギターのみというのもコロナ禍前のライブを考えると贅沢だよなーと思いながら見てました。


「手拍子ありがとうございます。毎月のように郡山でライブができて嬉しいの気持ちを込めて」といったようなことを話してから「Float Like a Butterfly, Sting Like a Bee !!」へ。

この曲、曲の展開の仕方が格好いいんですよねー。うん、何度聴いても格好いい!でもPAのボーカルのディレイの掛け方がわざとらしくて好きではない。It's My Lifeツアーの時からやまびこディレイなんですよねー。

「LIVE IN 和歌山」へ。今日の足踏みはマイクに音が乗る感じでしたね。格好良かった!

「『ギラギラなやつをまだ持ってる』…冷静を装っていますが(予定のセットリストの曲を)飛ばしちゃってるのよ」と告白してましたがなんかこの話し方が今までのライブでは見せたことのない言い方と表情でした。

それにしてもアクシデント、というかピストルさんのミスが多い公演だった。それは後々このブログに書いていきます。


「ギラギラなやつをまだ持ってる」はやっぱり野心ギラギラで格好いい曲だなーと思いました。

「飛ばしちゃったりするので手拍子で支えてもらえると助かります」といったようなことを話してから「みんな〜、やってるか!」へ。

こちらもライブ定番曲。コロナ禍前はお客さんにサビを歌わせるということもありましたがこちらもフルサイズでピストルさんの歌とギターが堪能できました。


「ギターをガシャガシャする曲が続いたのでゆっくりした曲も」といった趣旨のことを話してから「たった二種類の金魚鉢」へ。

しっとりとしつつ映画「永い言い訳」の世界観がある曲なので懐かしかったです!

「へっちゃらさ、ベイビー」へ。今日は指弾きではなくピックで弾いてました。「バイクの夢の話」から優しい曲だなーと何度聴いても思います。

「昨日は福島市でライブだったんですけど、お昼を福島市のとあるラーメン屋に入りラーメンを食べて出ようとした時にお店のおっかさんが『あ、テレビで歌ってる人でしょ。』と言われたものの『魂の歌を歌ってる人。魂の歌を歌ってる人。魂の歌を歌ってる人…』とギリギリダサいキャッチコピーを何度も言われて恥ずかしくなってすぐにお会計をして逃げるように出て行きました。福島市郡山市もそうですけど結構歌いにきているつもりなんですが、このお店のおっかさんにも名前を覚えてもらえるように頑張ります。…よくTVで『魂の○○』とかキャッチコピーを言われてから歌うことが多いのでその印象がおっかさんにはあったんだと思います。でもぼく自身はウジウジとしたところもありますしこの言葉は恐れ多い言葉だと思ってます」といった趣旨のことを話してました。


「せいぜい胸を張ってやるさ。」はCDのオケの印象が強いので弾き語りで久しぶりに聴くと歌詞が優しく入ってくるなーと思いました。素敵でした。

「初詣」はポエトリーリーディングゾーンと格好いいサビと分かれる弾き語りアレンジが大好きなのです。また聴けて嬉しかったです!

「新譜『悄気る街、舌打ちのように歌がある。』からあと1曲『朧月。君よ、今宵も生き延びろ。」を歌いたいと思います」といったことを話してから「朧月。君よ、今宵も生き延びろ。」はなんか今日の「朧月〜」はヤバかったね。ハーモニカソロからの熱唱具合もパワーアップしててこれはヤバすぎたなー。先月見た時の印象の数倍凄いことになってました!やっぱりこの曲の持つパワーは底知れないと思う。ライブを重ねる毎に曲の深化、深まり方が半端ない。


「新譜「悄気る街、舌打ちのように歌がある。』から3曲聴いてもらいました。今日無事歌い終えたらこんな僕でよければサインを入れさせてもらいます。…ただまだ買ってなかったのか、とは思うけど…うそうそ」といったようなことで笑いをとり「CDだけじゃなくグッズでもなんでもサインを入れされてもらいます。コロナ禍なので写真や握手はできませんけどもしよろしければ帰り際に物販に寄って行ってください」と話してました。

泉谷しげるさんの「春夏秋冬」へ。やっぱりピストルさんの歌う「春夏秋冬」は大好きです。また生で聴けたのが嬉しい。

「じゅうじか」は1番のサビを歌い終えたかと思ったらギターの演奏をやめてしまった。

どうしたのかと思ったら「1番のサビの歌詞を歌うところを2番のサビの歌詞を歌ってしまいました…」としょんぼりしながら告白してました。

こんなピストルさんを見るのが初めてでなんだか心配になってきてピストルさん大丈夫なんだろうか?と思いながら見てました。

「カモメ」へ行きましたが「僕はもう疲れきってしまってね」の歌詞がリンクして「疲れてない!」と言ってから「カモメ」を歌い切りました。

「お詫びの『カモメ』でした」と話してから「じゅうじか」リトライへ。リトライ成功でした!

「こんなに『じゅうじか』と言ったのは人生初めてかもしれません」と話して笑いを取ってました。ライブで歌い慣れてる曲ですしミスることなんて稀だろうなぁと思いながら見てました。


「何度も言ってる話ですが、ぼくは東日本大震災の時に福島市で被災して避難所になってた福島市のとある小学校へ行きました。小学生とサッカーをしてる間に頭の中で完成させた曲。『復興の花』。あの時助けてくださった福島県民の皆さん、ありがとうございました!」と話してからの「復興の花」は沁みましたね。

何度も聞いてるMCではあるもののピストルさんの福島県への感謝の気持ちは少なくともピストルさんを応援してる福島県のファンには伝わってると思いますよ。


福島県には歌うたい仲間がいろいろいますが今日同じ郡山のPEAK ACTIONで thing of gypsy lionのまこっちゃんがライブしてるみたいでこんな偶然ある?よく竹原ピストルとthing of gypsy lionまこっちゃんの両方のファンと言われる方が比較的多いと思いますが今日これだけのお客さんがHip Shotに来ているのでまこっちゃんに『今日何人だった?』とLINEしとこ。…うそうそ」といった趣旨の話で笑い取ってましたw

そこからの真琴さんの「Over the 40」への流れは素敵でしたねー。真琴さんが歌われるの勿論本家なので好きですがピストルさんがカバーされるのも大好きなのです。今日の福島の歌うたいのカバーは真琴さんだったのは嬉しかったなー。


「風街亭のシャンデリア」へ。ピストルさんの描く3拍子のバラードのメロディってメロディアスで綺麗なメロディなんですよねーと数年前から私が言ってる持論があるんですが「風街亭のシャンデリア」ももちろん該当します。

福島県生まれの曲をまとめてやってました」といった趣旨のことを話してました。


「一等賞」は2番あたりから「もう今日はお客さんの顔をずっと見て歌うことにする」と話され、その直後に歌詞を間違えかけてある言葉を伸ばしっぱなしになるということもありました。

もしかして1番で歌詞ミスりました?私は歌詞をちゃんと把握してなかったので気づかなかった💦


頭タオルを取り「皆さんの心と体が健康でありますように」といったようなことを話してから「Amazing Grace」へ。

アメグレはこんなご時世だし、Twitterの私のフォロワーさんがコロナに罹患した方が複数名出てきたのでその方を思い出しながら聞いてましたね。

もちろんこの曲はガン患者の方へ向けての曲ですが、コロナ禍で大切な仲間・応援してる方が大変なことになってしまってる事実にどうしても重ねてしまうんですよね。

「カウント10」へ。私はこの歌詞の強さの考え方とは違った生き方をしてると思います。カウント10を数えて自分に負けてしまった方にいると思ってます。弱い人間ですし。共感はできないけどでも心に沁みるんですよね。泣きそうになりました。


「後半戦です。郡山のお客さんは世界一拍手が長いお客さんですね」と話し長めの拍手をし遠慮するピストルさん。

「俺のアディダス」へ。今までピストルさんが出逢われた恩人への恩返しへの誓いの歌。配信だとオケで歌われることが最近は多かったので弾き語りで久しぶりに聴けて嬉しかったです。

ここでギターを置き、ハーモニカを吹いてから「ドサ回り数え歌」をアカペラで披露。弦を変えながらでもなく何もせず歌声だけでの披露でした。アカペラだけで言葉の説得力が強く感じて沁みましたね。

 


アンコールはTシャツのみSTILL GOING ONの白のインフィニティTシャツに着替え、「アンコールありがとうございます。4弦が切れたから仲間を裏切ったバチ…まこっちゃんの呪いか?」と笑いをとりつつ、ここでギターの弦が切れたことに気づく私。

ギターを変えて「今日の郡山の温かいお客さんでなければぼくは心が折れてたと思います。ありがとうございました!誰に言ってるんだかわからなくなりましたが『ファイト!』」といった趣旨のことを話し中島みゆきさんの「ファイト!」を披露してくださりました。

「ファイト!」の熱唱具合がヤバかったですね。こちらも泣きそうになりました。

終演後のSEはLouis Armstrong「What a Wonderful World」でした。

 


ライブが終演し、サイン会が行われました。

私はキャップと今日着ていたUTAI TigerのTシャツとこのために持参した「浜の朝日の嘘つきどもと」のスタッフTシャツにサインをいただきました。

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ピストルさん自身は悔いの残るライブだったのは間違いないですけど、でもマイナスの部分を上回る部分もいっぱいありましたので思い出に残るライブになりました。温かいお客さんに助けられたという言葉が沁みる夜でした。

次は4/18の仙台公演。

私は完全燃焼しましたー!