移動中。
今日は渋谷のPARCO劇場にてミュージカル「おとこたち」のマチネ公演を観てきます。
キャストは↓。(敬称略)
吉原光夫
川上友里
梅里アーツ
中川大喜
お目当ては吉原光夫さん。光夫さんを見るのはジョン王以来か。
他に拝見したことあるのは藤井隆さんは本間昭光さんの記念ライブで観てますけど俳優として生で見るの初です。
橋本さとしさんはサイゴンとレミゼで拝見してていつぶりだろう?と思って自分のブログを検索してみたところ2009年4月のレミゼ仙台公演以来14年ぶりとか。確かさとしさんのバースデー公演でしたね。
大原櫻子さんはクリエでのFUN HOME以来。
岩井さんの脚本は「世界は一人」以来。
どんな内容でどんなミュージカルなのか生で観れるのを楽しみにしてます。
感染症対策をした上で楽しんできます!
到着。
ステージセットの模型。
観てきました。
大原櫻子さん凄いね。FUN HOMEの中アリソンのイメージで止まってたのであんなに声色と演技を使い分けて演じてて。2020年に中止にならなければ演じてたミス・サイゴンのキム、観てみたかったなー。
1幕ラストの光夫さんと櫻子さんのデュエットがミュージカルらしさを強く感じました。
2幕は暴力的な音声のことが気になってたんだけど、光夫さん演じる鈴木のDVの音声は正直ドン引きでしたし、俳優としてはそう思わせた方が正解なのはわかるけど、最後までこのことを引きずっちゃってなんとも言えない気持ちのまま終演を迎えちゃった。
酒に溺れる津川、不倫する森田、会社では成功者なのかもしれないけど子供との関係性が特にうまくいかない鈴木、山田は年を取ってボケ老人になってる。
私は4人のどれも共感はできない。ただ一歩間違えればこの4人のどこかに当てはまってしまう可能性は否定できないよね。人の弱さをより感じてしまう戯曲だったと思う。人の未来がどうなるかなんて未知数だなーと思ったのもある。
音楽は90年代っぽい感じのもありつつポエトリーリーディングっぽいラップもあったり面白かったなー。カラオケシーンを使った演出も良かったと思います。
感想としてはただ最後まで心を傷を負った感覚なのでリピートするかと言うと私のメンタル的にはキツイなーと言う感じに。
でも見れて良かったです。