shun21のライブレポート&観劇感想置き場

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

「いわきゲリゲ祭り2024」@club SONIC iwaki/Music Bar burrows/FARO Iwaki

移動中。
今日はいわき駅周辺のライブサーキットであるいわきゲリゲ祭りに参加します。
ゲリゲ祭りはコロナ禍の見学ツアーを含めると3回目の参加。
お目当ては竹原ピストルさんと夜ハ短シの山口進さん。
体力が持ちますように。楽しんできます!


観たのとセットリストがわかる人だけ歯抜けだったりしますが書きました。
感想は後ほど追記します。

●あぶらすまし at Music bar burrows
バロウズに来たけどバロウズのあの狭い会場で生バンドの大迫力で。ボーカルはSONIC店長の三ケ田圭三さんでした。カッコよかったけどまあまあの音量でしたね。

●四畳半プリン at Music bar burrows
日立にあったライブハウスの小川屋の元店主という情報と谷井大介さんの「二本足のかかし」のモデルの方という情報とこの前のピストルさんとの茨城三連戦の評判が良かった情報を見かけたので今回のゲリゲ祭りはバロウズから見ることにしました。
良い声だし谷井さんのギターを彷彿させるギターの音色とかを感じたんですけど谷井さんが影響を受けたんだろうなーと納得する歌とギターを感じながら聴いておりました。
この感じなら音源が欲しいなーとなったんですが物販が全く並んでなかったので会場を後にすることにした。
MCはコーンのシモのお話は下品だけど面白かったしご家族の話も素敵でしたね。
「結婚して30年。家庭の味がお袋の味から嫁の味に変わった」といった趣旨の話、私は結婚しないと決めてる人間なので想像でしか考えられないけど毎日暮らす相手だものそりゃそうなるよね。

●thing of gypsy lion(★=オケ歌唱) at FARO iwaki

1.Over the 40
2.老眼
3.燻れ
4.音楽に向いている
5.ダメゼッタイ
6.昴のサンバー ★
Encore
7.だから だから んだから ★

真琴さんは「Over the 40」からのスタートでした。真琴さんの歌詞って独特な言葉選びだなーと毎回思ってますが福島県民の果樹農家だから作れる歌詞だなと思います。
「ダメゼッタイ」の時に振り付けをやりましたが今回唯一の外が見える店舗だったので子供達が遊んでる中で店舗を見たら変な集会のように見られるような気がして我にかえってしまったんですよねw
アンコールの時の「だから だから んだから」は頷く意味での「だから」なんだけど福島県だけじゃなくて宮城県でも使われる方言なんですよね。
MCだとゲリゲ祭りのオファーの話が面白かったですねー。

●吉田チキン at club SONIC iwaki

1.ベル
2.体温計
3.毒
4.ハッピーエンド
5.アメジスト

吉田チキンさんをライブを観たのが2021年のハピホリ以来だったと思う。見かけたのは谷井さんが小高駅でライブされた時でした。
新しいアルバムから昔の曲まで30分という短い時間の中で選曲されて久しぶりに大好きな「ハッピーエンド」を生で聴けて嬉しかったです。「アメジスト」の歌詞は普通の家庭で生まれて自立された方の歌詞だし大好きな曲なので最後に聴けたのが嬉しかったなー。
オシャレな大人の女性なステージ衣装でしたがMCで話されてたダイエットなんて必要ないと思うくらいビジュアルも歌も素敵でしたね。

●鈴木実貴子ズ at club SONIC iwaki

1.夕やけ
2.36℃
3.違和感と窮屈
4.ブルース
5.正々堂々、死亡
6.ファッキンミュージック

鈴木実貴子ズは1年前のゲリゲ祭り以来でした。ボーカルスタイルがカッコいい鈴木さんのあの声量と迫力は唯一無二だなーと思います。ドラマーの方はいいドラムを叩きますしMCも面白いなーと思います。
今年のARABAKIのCS放送分で「ファッキンミュージック」が1分くらい流れてたのが印象的で今日も最後に生で聴けて嬉しかったなー。
音源を買おうとしたら時間が終演後の最後の方だったので2枚アルバムから今日歌われたのが各1曲ずつだったんで買わなかったんです。
MCで言われた通りサブスクを回すことにしますw
現在の活動拠点である名古屋disも面白かったですし移動中の不仲になる関係性のお二人も見てる分には面白いなーと思います。

山口進(夜ハ短シ) at club SONIC iwaki

SC.かたつむり、物語のよう他
1.やさしさについて
2.土を耕せ 種を撒け
3.台湾旅行記
4.きれいさ
5.今日も生きるのだ

進さんは今日のお目当ての一人ですけど「かたつむり」はほぼフルサイズで歌われて、カバーっぽい曲を挟んだけど曲名が分からず。「物語のよう」も少しだけだったけど嬉しかったなー。
進さんに写真撮影が大丈夫かを尋ねてOKだったので撮影もして。
出番になり出囃子が鳴り「やさしさについて」からのスタートでした。ここ数年は音源から少しメロディを変えて歌われてるんだけど曲の良さは変わらないですし進さん自身のハイトーンボイスはギリギリのところを歌われてると思ってるのでこれから末長く歌っていただきたいですし応援を続けたいと思ってるので進さんの選択についていく限りです。
「土を耕せ 種を撒け」を弾き語りで聴くのは久しぶりだなー。歌詞をよく聴くと土と種だから生と死のことが描かれてるんだなーと思ったりもした。進さんの書く曲は生と死にまつわる歌詞が多いんだけどでも重たい気持ちにはならず生きる力をもらうんですよね。
「台湾旅行記」は先月の五反田で聴けなかったので1回聴けないだけでも寂しかったりするんだけどでも新曲も増えて弾き語りのレパートリー曲も増えたから限りある持ち時間の中で選曲するのも大変だなーと思う。
「父親のことを書いた曲を歌います」といった趣旨の話をされてから「きれいさ」はギターのミスが少し気になったけどあの力強い声量で歌われるお父様への鎮魂歌は肉親との別れを進さんが書き出した歌詞は届く人には届く歌だと思うんです。ライブで歌われ始めた頃から2〜3年くらいずっと音源のリリースを待ってるような気がしますがでも良い曲だなーと思います。
「次で最後の曲にしようと思います。(えーというお客さんの声)…結構歌ったよ?いわきには毎年呼んでもらえてバンドの夜ハ短シで呼んでもらうことが多くて今回は事情があって弾き語りで…仲が悪いとかではなくて都合が合わなくて。お客さんから"弾き語りだからMC大丈夫?"と言われて"ほっておいてくれよ"と思った」
といった趣旨の話で笑いをとりましたががドラムの健さんって夜ハ短シの活動拠点である三軒茶屋グレープフルーツムーンの配信スタッフもやられてるんですよね。
あと今年は弾き語りの方が多いしMCも進さんらしいほんわかしたゆるめのMCも独特で好きなんですよね。歌はガツンと心に響くけどMCは優しさを強く感じて。
「いわきの人だけじゃないかもしれないけどいわきに来てくれるお客さんが大好きです」といった趣旨のことを仰る進さんの優しさが嬉しかったなー。
「今日も生きるのだ」は毎回歌われるし力強く歌われる進さんに力をもらってますが頑張って生きていこうと思います。
撮影した写真を載せておきますね。














●チャー絆 at club SONIC iwaki
チャー絆は五反田の進さんのツーマン以来で。サウンドチェックでは「最後の声になるなら」とか「秋だね」とか配信でよく見ていた頃の曲が聴けて。でドラムの松川もも子さんも連れてきてくれたので初めての3人編成のチャー絆でした。
本編は新しいアルバムからの選曲ばかりでしたが音源を買ってなかったので知ってる曲が少なかったですが「いちごジャムとピンクムーン」は子育ての大変さが描かれた歌詞が印象的で私は結婚するつもりはないし親でもないから想像でしか話せないけど子供は何気なくやったことって親側から見れば理不尽さがあるよね。育児の大変さ、忍耐力が必要な親側の歌詞は実際に子育てをしている亜希子さんじゃないと歌えない歌だなーとグッときました。
「手の鳴る方へ」は最後に歌われましたが力強くお客さんのシンガロングも素敵でしたね。
そういやユウスケさんの靴がアディダスのサンバOGの黒でやっぱりまだサンバは流行ってるんだなー。舞台上でサンバを履いてたのを見かけたのはウエストランドのお二人もなんですがウエストランドは白のサンバでしたね。

片平里菜 at club SONIC iwaki
片平里菜さんは福島県出身なのは知ってましたが曲はスカパラとコラボされた曲くらいしか知らなくて。だから「Moon River」や「満月の夕」などのカバー曲を交えてもらえたのがありがたかったなー。どちらも別の演者さんでカバーされてるのを聴いたことがあって直近だと「Moon River」は宮澤エマさん。「満月の夕」はTOSHI-LOWさんで聞いたことがありました。
「ロックバンドがやってきた」は佐久間宣行さんのオールナイトニッポン0でオンエアされてた記憶があって残り二組の出番のピストルさんや常磐シーサイダースに歌詞を変更された配慮も嬉しかったです。

竹原ピストル(敬称略) at club SONIC iwaki

SC.浅草キッド/全て身に覚えのある痛みだろう?/マスター、ポーグスかけてくれ
1.おーい!おーい!!
2.LIVE IN 和歌山
3.ギラギラなやつをまだ持ってる
4.よー、そこの若いの
5.Amazing Grace
6.Forever Young
7.ならば、友よ [野狐禅]
8.みんな〜、やってるか!
9.マイウェイ

ピストルさんはサウンドチェックをしながら「浅草キッド」から普通にフルサイズで歌われて今日は各出演者の持ち時間が30分しかなくて色々詰め込んでいくのでサウンドチェックもフルサイズでやりやすい環境を作っていくのが素敵だなーと思いながら。
ピストルさんの体調不良からのライブ復帰2戦目だったんですが声はライブで見る分にはそこまで違和感はなかったですけど咳き込むのは毎回だけど少し心配しちゃうよね。
指弾き曲は「全て身に覚えのある痛みだろう?」もでしたがこちらもフルサイズで歌われてましたね。
ピックを使って演奏される時の選曲は「マスター、ポーグスかけてくれ」でした。今日は一見さんの方が多いみたいで「ポーグスって何?」と最前列のお客さんがいらっしゃったので「海外のバンドの名前です」と伝えた私、優しくない?w
本編は出囃子が流れたままでのピストルさんはステージに居たままのライブスタートでした。
「おーい!おーい!!」からのスタート。ライブ定番曲ですが大好きな曲なのと2ヶ月ぶりのピストルさんだからもう嬉しかったですし今年はライブの機会が少なくてね。だから感慨深かったんです。聴けて嬉しかったです。
曲のタイトルだけ言い「LIVE IN 和歌山」はど定番曲ですし私を含めてメンタルの病の方がモデルのピストルさんの歌詞が私は当事者でもあるからかもしれませんが優しく響くんですよね。足踏み振動は若干でしたがギターのマイクに音が乗る感じでしたね。
「ギラギラなやつをまだ持ってる」はポエムの時期が長かった曲でしたよね。It's My Lifeのツアーではポエムとして読んでたので曲付きを聴いたのはコロナ禍に入って少し経った頃だった記憶があります。ギラギラな野心が宿るピストルさんの強い歌詞の曲ですよね。聴けて嬉しかったです。
「よー、そこの若いの」は手拍子とサビの「よーそこのわけーの」をお客さん側が拳を上げながら歌って満員のお客さんだから盛り上がりますよね。まー酔っ払って完全に出来上がってるおっさんが割り込んできてテンションが少し下がったけどさ。。
「元気な手拍子と歌声ありがとうございます」と話されて「Amazing Grace」へ。こんなに泥臭くて願いが強く込められたアメグレはピストルさんのだからだよね。カバーでもオリジナルでもない珍しい立ち位置の曲ではあるけど聴けて嬉しかったんです。
今日は持ち時間が少ないからいつもはMCで会場の緊張した空気を和らげるんだけど曲を詰め込んでるんだろうなーと思ったんですが予想通りのMCもありました。
「誘ってくれたダイスケワナゴーへの友情の気持ちを込めて」といった趣旨の話からの「Forever Young」はグッときました。
で、続けてタイトルを言ったら歓声が上がったのは野狐禅時代の「ならば、友よ」は生で聴くのは2回目でした。J-WAVEの15名限定のイベントの当選者のピス友さんからDMでその時も「ならば、友よ」を歌われたらしくてね。嬉しい選曲でしたし途中のポエトリーの省略とかはありつつも聴けて嬉しかったなー。
「みんな〜、やってるか!」もそりゃーこのお客さんなら盛り上がるよね。楽しかったなー。
「MCをあまりせず1曲でも多く歌いたかったので曲を詰め込みました」といった趣旨の話をされてからミニギターを持って歌われたのは「マイウェイ」で生で聴くのはいつぶりだろう。。ミニギターも昔はビニールの紐だったけど赤のギターストラップがつけられてました。生で聴けて嬉しかったです!

常磐シーサイダース(敬称略) at club SONIC iwaki

SC.サヨナラCOLOR [SUPER BUTTER DOG]
1.酔って候 [柳ジョージ]
2.ふうせんガム [竹原ピストル]
3.ダニーボーイ
4.未来へ
5.ダイエットは明日から
6.しんぱいない
Encore
7..朗読「ヤマカガシの腹のなかから仲間に告げるゲリゲの言葉」草野心平

トリは常磐シーサイダース。サウンドチェックでSUPER BUTTER DOGサヨナラCOLOR」を選曲されたの嬉しかったなー。ハナレグミはタイミングが合わなくて2年くらいライブに行けてないですし前日が久しぶりのツアーでの仙台公演だったのでライブ被りで諦めたから思わずなハナレグミ成分をいただけて嬉しかったんです。
トリだし足が痛いことへの配慮をされて少し早めに始まって知らない方のカバー曲からスタートされてワナゴーさん本人に聞いたら柳ジョージさんの「酔って候」とのことでした。
ピストルさんの「ふうせんガム」のカバーはもはや本人よりもカバーで聴く機会が多くなってしまって。中村中さんでも聴いてるしワナゴーさんは3回くらい聴いてると思う。大好きな曲をカバーしてくださるだけでもありがたいんです。欲を言えば本人にも歌ってもらいたいけどさ。
「ダニーボーイ」はワナゴーさんの歌詞ver.で。この編成で見るのは多分初めてだと思う。
常磐シーサイダースを見るのは1年ぶりなんですけど前はもっとDub感があるアレンジでしたけどレゲエバンドというよりはロックとかスカとかそっちのイメージが強くなった感覚でした。
「未来へ」も久しぶりに聴いたなー。暗い曲だけど好きなのです。
「ダイエットは明日から」はスカアレンジでしたね。だからソロの音源みたいに2回手を叩くのもしてる方もいらっしゃってましたね。私も叩きました。
「しんぱいない」も素敵だったなー。優しい歌詞だしね。
アンコールが起きてゲリゲ祭りのタイトルになった理由の草野心平さんの「ヤマカガシの腹のなかから仲間に告げるゲリゲの言葉」に伴奏と最後はシンガロングして終わりました。









物販は今日は持ち合わせがあったのでチャー絆の「手の鳴る方へ」を買ってサインしてもらいました。けどユウスケさんには認知されてるのねー。話したの1回だけだったはずだけどw 私はいわきのイメージみたいで5月の五反田で進さんとのツーマンのことは私がいることを覚えてなかったみたいでw
吉田チキンさんの新譜は通販でゲット済みだったので持参したのにサインを入れてもらいました。実はサインをもらうの初めてでした。最初に見たのは仙台のBar TAKEでしたが終電の時間がやばいとなったのですぐ会場を後にして通販で買ったんでした。
あとはPEAKでも1度拝見してるし3年前のハピホリでも見たなー。
HNを名乗ると認知されてるの怖いんだけどw 初めてお話しさせていただきましたが歌のイメージと同じ優しい対応をされる方でしたね。
進さんは去年のゲリゲ祭りから気になってたピス友さんを連れて物販に行ったんですが今日は弾き語りのどちらかを買うつもりでいたので迷いながら久しぶりの「台湾旅行記」が聴けたのが嬉しかったので山口進2にしました。もう名乗らなくても認知されてますし優しい対応をしてくださって恐縮しながらでしたけど嬉しかったんですよね。
ピストルさんの物販は無しでしたけど進さんやチキンちゃんやチャー絆の撮影された画像が各出演者のツイートで見れたので満足しましたしピストルさんと真琴さんは翌日もありますからね。

楽しかったですしまたピストルさんと進さん(夜ハ短シでも)を呼んでくださーい!
完全燃焼しましたー!