shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

華原朋美「TOUR 2017 ~CARRY'S SON and CLASSIC~」@東京国際フォーラムホー東京国際フォーラム ホールC

現在東京行きの高速バスの中。
今日は国際フォーラムホールCで華原朋美さんのライブを見てきます。
朋ちゃんビルボード以来なのでちょうど2ヶ月ぶり。
どうやらレア曲がたくさん聴けるとのことなので楽しみにしてます。
楽しんできます!


到着。



21:25頃終演。セットリストは↓。

01.Every morning
02.save your dream
03.daily news
04.たったひとつの約束
05.LOVE BRACE
06.as A person
07.True Mind
08.winding road
09.あなたについて
10.LOVE IS ALL MUSIC
11.keep yourself alive (Inst)
12.PRECIOUS -album ver.-
13.Your Face
14.summer visit
15.Never give up!!
16.新曲
17.Just a real love night
18.I BELIEVE

Encore
19.すまいーだのうた
20.Dear Friend
21.I'm proud

ステージセットは2階建てになってて後方には映像演出。
どうも3連続ライブの最終日だったらしく声の調子が本調子じゃない感じ。
声はあまり出てない印象でピッチも外れるし歌詞は何度も飛ばすしで。
いつもだったらもっと上手いのになぁと思うと同時に、私が思うに朋ちゃんは喉が強い歌手ではないと思うので、3連続ライブとかのスケジュールを組むのは正直残念だしこんなスケジュールを組んだ責任者に腹がたつ。
今回のセットリストがいいだけに本当に残念。
中盤から喉が開いてきたのか声の響きが良くなったかな。


レア曲を主に感想を書いていきます。
●daily news
夏にぴったりなのに私が聴くのは多分2002年以来。
怪盤「nine cubes」楽曲なのでCD音源がひどいから今日聴いた感想は「CDよりは上手いんだけどもっと上手く歌えるはず」と。
まぁ3曲目ですからね。中盤以降の喉が開いた状態ならまた印象が違っていたかも。


●たったひとつの約束
今年のビルボードで聴いたばかりですけどカルテット+ピアノだったビルボードでのライブと違って今回はフルバンド。
だから印象がだいぶ違ってて。
ちなみにフルバンドで歌ったのは多分2005年の10周年の時以来。
DVDの印象が強いのもあるけどDVDの2005年の時とは違って大人なバラードに仕上がってるなぁという印象。
元気にワイパーしながら歌ってるイメージとは違うしほんと、今日のは涙腺が緩むよ。


●as A person
メドレーやアコースティックでは復帰後何度か聴いてるけどフルバンドで聴くのは2002年くらいまで遡るのかな?
アレンジのベースはシングルアレンジであの「ダダダダダン」の音も健在なんだけど、爆音で聴くとこの曲に根本にあるものはロックなんだなと思った。
シンセとかバリバリ入っててあの当時のavexサウンドなんだけどそれよりもエレキギターの刻む音が強く感じてロックだと感じた。
この辺から声が出てきたなぁという印象だった。


●True Mind
TVではアルバム「One Fine Day」リリース時に何度か歌ってるはずだけど実はライブ初披露。
今の歌声で聴けるのが嬉しかったなぁ。
この年代のavexサウンドは今になると古く感じるけど、この時代のサウンドが好きだったものとすれば懐かしく感じる。


winding road
生で聴くのは今年のビルボード以来2度目だけど印象が全く違う。
落ち着いて歌ってたビルボードと違って、情感たっぷりに歌うからなんだか朋ちゃん中島美嘉鬼束ちひろあたりに見えてきたんだよね。
少し狂気を感じたのが正直な印象。
怪盤「nine cubes」恐るべし。


●あなたについて
ライブ初披露。
狂気の後に明るく幼稚なこの曲がくるから正直怖かったよね。
前の曲(winding road)の印象を引きずったからだと思う。
本人は可愛く伸びやかに歌ってたんだけどそれさえも狂気に感じる。
怪盤「nine cubes」恐るべし。
次の「LOVE IS ALL MUSIC」で心を落ち着かせたよね。


●PRECIOUS -Album ver.-
私が聴くのは2002年ぶり。
歌い出しがサビのAlbum ver.が聞けたのは嬉しかったなぁ。
アレンジはそのままなんだけどシンセの音が違うと印象が変わるなぁと。
この辺の曲が聴けたのが本当に嬉しい。
20周年の時はシングル曲なのにスルーだったからね!


●Your Face
「PRECIOUS」から続けて「Love Again」収録曲登場なんだけどライブ初披露なんです。
正直ここまで盛り上がるとは思わなかった。
ダンサー4人と朋ちゃんが拳を上げて歌うところからスタートなんだけどかっこよかった。
全部オリジナルアレンジでやってくれてセリフもバンドメンバーが言ってコール&レスポンスもして楽しかった!
ここまで再現するのかとも驚いたよ。
最高すぎた!


●新曲
去年歌った新曲に朋ちゃんが新たに歌詞をつけたもの。
正直良曲なのでこのアレンジのまま早くリリースしてほしい。
たとえ仮タイトルのまま「金が全て」でもw
なんで"このアレンジのまま"と言ったかというと「華」のCDアレンジがライブ初披露の時とだいぶ変わってしまい落ち着きすぎたのが残念だったんだよね。
今だとあのアレンジも好きなんだけどね。


●すまいーだのうた
今回スポンサーの飯田産業のCMで朋ちゃんが歌ってる曲を客全員と朋ちゃんで歌おうという企画。
正直CM流れてない地域から来たもんだから馴染みないんだけどw
歌詞カードはチラシの中に配布済みで練習して歌うことに。
みんなで歌って夏のいい思い出になりましたw
正直ライブ終わった直後はこの曲な印象しか残ってなかったw


楽しかったー。
喉の調子は決して良いとは言えなかったけどそれを後半にかけてリカバーしてたのがよかったかな。
馬術の話もしてたけど馬術と歌手を両立するんだって。
応援するけどそろそろ新曲出してほしいな。
せっかく良い曲があるのにね。
レア曲もいっぱい聴けたし満足して帰ります。
最高でした!

ミュージカル「アニー」@東京エレクトロンホール宮城

現在常磐線の電車の中。
今日は仙台の県民会館にてミュージカル「アニー」を見てきます。
子役の日替わりキャストと大人プリンシパルキャストは↓。

アニー:野村里桜
モリー:小金花奈

ウォーバックス:藤本隆宏
ハニガン:マルシア
グレイス:彩乃かなみ
ルースター:青柳塁斗
リリー:山本紗也加

お目当てはリリー役の山本紗也加さん。
さやぽはミュージカル「手紙」以来。
東京まで行かなくても仙台で見れるのが嬉しい。
あと見たことあるのはマルシアさんくらい。
多分2007年のミュージカル「ブルックリン」以来かもしれない。
楽しんできます!


到着。



最前列ど真ん中で観てきました。
宮城県民会館の最前列は2度目なんだけどオケピを含めて最前なのでコンサートの時とはちょっと事情が違う。
実は初アニーで話をほとんど予習無しで見てきたけど物語が分かりやすくてファミリーミュージカルだけど大人が見てもグッとくるんで今観れてよかったなぁと。


お目当ての山本紗也加さんのリリーはソロがあるわけではないしこんなもんかなぁと。
悪役三人の中ではマルシアさんがダントツで素晴らしかった。
個人的には藤本さんのウォーバックスさんが素敵だったなぁ。


不器用ながらにアニーを愛して自身の心を開いてアニーの親を見つけようとしたが、アニーの親を誘い出すためにかけられた大金目当ての偽の親(ルースター&リリー)が現れてからアニーと離れるのが嫌なのが痛いほど伝わってきてね。それが嫌なのはアニーも一緒で。
手紙の筆跡からアニーの両親は二人ともすでに亡くなってると知ってウォーバックスさんとアニーが養子縁組して、ルースターとリリーとアニーの情報をこの二人に流したハニガンが捕まってハッピーエンド。


不器用ながらに優しい藤本さんのウォーバックスさんに惹かれた。
アニーとウォーバックスさんを見てると愛が溢れてて養子縁組が決まってのハグが幸せすぎて泣けてきてね。
アニーとウォーバックスさんは相思相愛で、ここまでの多幸感で劇場を出たのは久しぶりかな。
演出が東宝ミュージカルなどの演出でおなじみの山田和也さんに今回から変わったらしいんだけど前の演出を見てないからなんとも言えない。
素敵でした。
また来年も仙台に来るなら見たいなぁと思えるほどでした。

ミュージカル「レ・ミゼラブル」@帝国劇場

現在移動中。
今日は帝国劇場にてレ・ミゼラブルを観てきます。
本日マチネのプリンシパルキャストは↓。

ジャン・バルジャン福井晶一
ジャベール:吉原光夫
ファンテーヌ:知念里奈
エポニーヌ:唯月ふうか
マリウス:海宝直人
コゼット:清水彩花
テナルディエ:橋本じゅん
マダムテナルディエ:鈴木ほのか
アンジョルラス:上原理生

今季初なのはふうかエポニーヌと福井バルジャン。
福井さんはジャベールでは観てるんだけどバルジャンは初。
あとマダムテナが谷口さんが休演になったためほのかさんに変更。
お目当てはいつも通り吉原光夫さんのジャベールと知念里奈さんのファンティーヌ。
楽しんできます。


到着。キャスト表。



観てきました。
まずはお目当てから。
光夫さんジャベールは何度見てもカッコいいなぁと見惚れてしまうw
背が高くて制服も似合って歌声も演技もいい。
私にとっては最高なジャベール。
光夫さんのジャベールを観てからジャベールという役が好きになったくらい自分の中のジャベール像が変わったんでね。
今日見納めてきてジャベールもバルジャンもどっちも好きという結論になったw
光夫さんのジャベールはワイルドなイメージ。
手枷の鎖を思いっきり床に投げつけたり、テナルディエを蹴ったりね。
バルジャンに負けるのが本当に不思議なくらい強そうなのも。
バリケードからのジャベール解放のシーンを今日は間近で観れたんだけど迫力が全然違う印象。
自殺までの流れがちゃんと分かるジャベールかな。
素敵だったなぁ。
今期は見納めだけどまたレミゼの舞台上で観れますように。


知念さんのファンティーヌ、今期は柔らかめに声を出してるのが演技にも変化が生まれた印象。
「夢やぶれて」も序盤に柔らかく歌って後半に感情が溢れるところがすごく素敵で。
飾りや髪を売ってから娼婦に堕ちるのは痛々しく感じてしまう部分もあるけど、バルジャンに助けられて病室でコゼットを想いながら息を引き取るのはいつも考えさせられる。
エピローグでバルジャンを天へ迎えに来る優しい歌声は本当に素敵で涙腺が緩みそうになった。
知念さんに関してはコゼットからエポニーヌ、で今のファンティーヌまで何回も見てるけど彼女の持ち味はファンティーヌが一番あってると思う。
ちゃんと今期の見納めをできてよかったと思う。
いつレミゼの舞台から離れるかわからないけどまたレミゼの舞台上で観れますように。


今期初キャスト。
福井さんのバルジャンは誠実そうな声なので市長になった以降がとても合ってて素敵だったなぁ。
ふうかさんのエポニーヌは誰かの声に似てるなぁと考えて「オンマイオウン」で平野綾さんの歌声に少し近いように感じた。
演技も歌も両方良かったので満足しました。
他のキャストも素敵だった。


今期見納めですがストレスをあまり感じないキャストだったのですごく満足して帰る途中です。
早いかもしれませんが次はいつあるのかわかりませんが光夫さんと知念さんがまたレミゼの舞台上で観れますように。
光夫さんは今のところ「FUN HOME」まで予定が出てないけどまたニコ生の公開放送とかやってくれるような気がしてるので楽しみに待ちます。
知念さんは多分次に見るのは横浜アリーナの歌手としての姿だと思う。
ワンマンと次の舞台が気になるけど待ちます。
完全燃焼しました。

華原朋美「Premium Live 2017」@Billboard Live TOKYO 1st stage

現在東京行きの高速バスの中。
今日は六本木のビルボードライブ東京にて華原朋美さんのライブを観てきます。
今年は1stステージのみなんだけど朋ちゃんのリハーサルの動画ツイートが2つ上がってて歌ってたのが「たったひとつの約束」と「regrets」だったので凄く楽しみになった。
去年みたいにならないことを祈りつつ、いいセットリストでありますようにとも祈りつつ楽しんできます!


到着。



セットリストは↓。

01.regrets
02.winding road
03.愛のうた
04.LOVE IS ALL MUSIC
05.たったひとつの約束
06.君がそばで
07.summer visit
08.save your dream
09.I BELIEVE
10.I'm proud

楽器編成はバイオリン2本、ビオラ、チェロ、グランドピアノとビルボードの大人な雰囲気に合った編成。
3曲ごとに長〜いMCが入り「アイプラ」は本来はアンコール用の曲だったんですが朋ちゃんがアンコール嫌いらしく続けて披露してました。
最初の3曲+5曲目はレア曲かな。
10年以上ぶりの披露がある中「winding road」に関してはライブ初披露。
素敵だったなぁ。
「たったひとつの約束」に関しては素敵すぎて涙腺が緩んだよ。
「summer visit」のイントロをライブで聴くとグッとくるのはなんでだろう?といつも思ってしまう。
前もそうだったから曲の持つ力と私が歳を取ったせいなんだろうなぁと思う。


MCは将棋やTVのゲスト出演した時の話や馬術の話しが多かったかな。
ノープランのフリートークだったので予定時間をオーバーしちゃってマネージャーさんに怒られてましたw
ここ最近音楽をやってないイメージだったけど去年話はあったらしく馬術と天秤にかけて今は馬術を頑張りたいということで延期状態だそう。
馬術もバラエティも音楽も大切で両立していきたいと話しておりました。


席も近くて観やすかったなぁ。
今度は国際フォーラムホールCのツアーになりそう。
楽しみにしてます。

ミュージカル「レ・ミゼラブル」@帝国劇場

ミュージカル「レ・ミゼラブル」@帝国劇場
現在東京行きの高速バスの中。
今日は帝国劇場にてミュージカル「レ・ミゼラブル」ソワレ公演を観てきます。
本日のソワレ公演のプリンシパルキャストは↓。

ジャン・バルジャン:吉原光夫
ジャベール:岸祐二
ファンテーヌ:知念里奈
エポニーヌ:昆夏美
マリウス:内藤大希
コゼット:生田絵梨花
テナルディエ:駒田一
マダムテナルディエ:谷口ゆうな
アンジョルラス:相葉裕樹

今期初は昆エポニーヌ、内藤マリウス、駒田テナルディエ、谷口マダムの4人。
内藤くんは舞台では初めて観ます。
お目当てはいつもと変わらず吉原光夫さんのバルジャンと知念里奈さんのファンティーヌ。
今日で光夫さんのバルジャンは見納めなのでちゃんと見納めてきます。
楽しんできます!


到着。

キャスト表。

銀の燭台。


観てきました。
素敵だったー。
光夫さんのバルジャンは独白までは暴力的だけど司教様に魂を買われて、ファンティーヌを救ったあたりからはジェントルマンだなと。
優しくて強くて力持ちでかっこいい、光夫さんのバルジャンに関してはそんな印象。
プロローグがカッコいいのはもちろんなんだけどジャベールとの対決がいちいちかっこいい。
「彼を帰して」は祈りというよりは神に訴えかける感じに感じた。


知念さんのファンティーヌに関しては前回とほとんど同じ印象。
ファンテは出番が少ないから仕方ないのかな。
2年前と比べると全体的に柔らかくなったよね。
歌い方も演技も。


岸さんのジャベールはカッコいい。
光夫さんのジャベールとは別の渋いかっこよさ。
自分の正義を力で押し通すというイメージ。
自殺は旧演出の岡さんと同じオクターブ上げだった。


駒田&谷口テナルディエ夫妻は流石という印象。
生田コゼットはプレビューよりもより良くなった印象。
内藤マリウスは歌もなかなか上手いし演技も良い印象。
昆エポニーヌはやっぱり笹本玲奈さんに声が似てるのが気になっちゃうんだよな。
でも「On My Own」も「恵みの雨」も完璧だから最高だった。
相葉アンジョは前回と同じ印象。
プレビューよりは良いけどまだ歌が弱い。
ただリーダーに見えるところがいい。


次は7/6で光夫ジャベールでマイ楽。
最高でした。

星野源「Continues」@セキスイハイムスーパーアリーナ 1日目

現在常磐線の電車の中。
今日は利府のセキスイハイムスーパーアリーナにて星野源さんを観てきます。
星野源さんは去年の2月以来。
去年の仙台サンプラザホールのライブで「次はアリーナでもライブをやりたい!」と言って有言実行してしまう星野源さん。
楽しんできます!


セットリストは↓。

01.Firecracker
02.化物
03.桜の森
04.Night Troop
05.雨音
06.くだらないの中に
07.フィルム
08.夢の外へ
09.穴を掘る
10.透明少女
11.くせのうた
12.Mad Pierrot
13.時よ
14.ギャグ
15.SUN
16.恋
17.Week End
18.Continues

Encore
19.君は薔薇より美しい
20.Drinking Dance

Encore2
21.Friend Ship

正直な感想を書くけれど周りの客に気がとられてライブが楽しめなかった。
黄色い声とやらが苦手でして、更に子供も苦手で。
そのWパンチで純粋にライブを楽しめたかというとね。
YMOのインストカバー2曲や「Night Troop」と「雨音」のライブアレンジが素敵だったとか。
「フィルム」や「ギャグ」とか久しぶりに生で聴けた曲も嬉しかったとか。
細かく書けば良かったところはあるんだけど、でも楽しめなかったな。
周りの歓声を聞くと自分のテンションが冷めていく一方で。
これは今の客層が私に合わないんだなと思ったのと、私が源さんを聴き込んだ頃の大好きなアルバム曲やc/w曲は今後ほぼ歌わないんだろうなと思ったので、源さんのことはCDやDVDを買うこととメディアチェックを続けてライブに行くのは少し休んだ方がいいのかなと思った。
実は明日のチケットもあるんけどとても利府まで労力をかけて行く気分にはなれないのが正直なところ。
本人確認さえ無ければ誰かに譲るかあげれたのになぁ。
チケット代がもったいないけど仕方ない。
不完全燃焼でした。

ミュージカル「レ・ミゼラブル」30周年スペシャルウィーク@帝国劇場

現在福島駅行きのバスの中。
今日は帝国劇場にてミュージカル「レ・ミゼラブル」の日本初演30周年スペシャルウィーク公演を観てきます。
何をやるかというと通常公演を3時間+過去の出演キャストを呼び約50分の特別カーテンコールだそうです。
特別カーテンコールの出演者は当日発表という親切ではない感じがなんとも東宝らしいなぁと。
本日マチネの出演者は↓。

ジャン・バルジャン:吉原光夫
ジャベール:川口竜也
ファンテーヌ:知念里奈
エポニーヌ:松原凜子
マリウス:海宝直人
コゼット:清水彩花
テナルディエ:橋本じゅん
マダムテナルディエ:鈴木ほのか
アンジョルラス:上原理生

橋本じゅんさんを初めて生で拝見します。
今期初なのは川口ジャベールと上原アンジョルラス。
お目当ては光夫さんのバルジャンと知念さんのファンティーヌ。
20周年の時の知念さんはエポニーヌデビューで私、知念さんの初日を見てるんだよなぁ。
もう10年経ったのかという感覚ですがね。
楽しんできます!


到着。




観てきました。
光夫バルジャンは「独白」までが素晴らしくて前回見たのがプレビューだったからパワーアップし過ぎw
2幕は「彼を帰して」素敵だった。
エピローグ、光夫バルジャン・知念ファンティーヌ・清水コゼット・海宝マリウスの4人が特に良かった。
清水コゼットと海宝マリウスが鉄板になりつつあって。
歌の相性も演技の相性もよくて凄すぎた。
知念ファンティーヌは「工場」〜「夢やぶれて」まで柔らかめに歌ってるのが印象的でした。
「病室」のシーンもいつもグッときてしまう。
川口ジャベールは1幕は淡々と歌ってる印象だったんだけど、2幕のバルジャンがジャベールを解放するシーンあたりからヒートアップして、自殺までバルジャンに逃れたくてセーヌ川に飛び込むんだなという流れがすごく自然に見えたのが印象的だった。
理生アンジョルラスは久しぶりに観たらやっぱりアンジョルラスはこうじゃなくちゃと思えるようなアンジョルラスで素敵だった。
松原エポニーヌは前回見た時は全体的に演技が合わなすぎて、今日はどんな感じになるのかあんまり期待してなかったんだけど、今日はプレビューで見た時の感想である少し違和感のあるもののこれはこれで良いかもと思えたけど、あの「オンマイオウン」は個人的にはNGだったな。
ただ「恵みの雨」は本人比で良くなってた印象。
じゅんさんのテナルディエはなかなか良かった。
ほのかさんのマダムテナルディエはプレビューの見た時よりは良いかなとは思ったけど私のマダムテナルディエのイメージとは違うので合わないなぁと。
誤解してもらいたくないからちゃんというけど、私は痩せてるマダムテナルディエもありだとは思ってるんだけどほのかさんの場合は力が入りすぎててね。


本編終演後15分休憩を挟んでからスペシャルウィークのカーテンコールへ。
内容は↓。

・「ワンデイモア」今日の全出演者
・今日集まった旧キャストの紹介&プリンシパルキャストの思い出話
・「オンマイオウン」坂本真綾ANZA・ジェニファー・綿引さやか
・VTR
・「カフェソング」ロブハウチェン
・「民衆の歌」今日の全出演者

オケが旧演出よりにゆっくりになってた。
プリンシパルキャストは役ごとにスタンドマイクがあるんだけど今日のファンテ旧キャストが誰もいなかったから知念さん一人だけでファンテキャスト用のマイクを使ってた。
「ワンデイモア」の歌い出しは今井バルジャンのソロ。
あとで光夫バルジャンも入ってきた。
旧演出は今井バルジャンが大好きで新演出は光夫バルジャンが大好きなので夢見てるようでした。


「ワンデイモア」が終わると現キャストははけてモリクミさんが出てきて旧キャストの思い出話。
覚えてる話が少ししかないけど書いてみます。
今井清隆さん「初演のジョンケアードさんからこのミュージカルはスターを作るミュージカルと言われてスターになった人が数多くいる。(モリクミさんから「新演出もオーディション受けてみたら?)何が良いだろう?(モリクミさん「司教」)映画でコルムウィルキンソンがやりましたもんね。」
岡幸二郎さん「94年から参加でイベントがいっぱいあった。2000回・2500回・20周年など。2000年のミレニアム年越し公演は男女入れ替えでやった。私がマダムテナルディエ(?)をやり山口祐一郎さんはリトルエポニーヌ、モリクミさんはリトルコゼット。2011年の震災の時は公演をやるべきかやるべきじゃないのかを話し合って、でもやって良かったと思う」
ジェニファーさん「2011年の時に参加で地震が人生で初めてだった。怖くて岡ちゃんにつかまってたと思う。またやれるならやりたい」
坂本真綾さん「良い思い出がなくて…。新演出でエポニーヌの帽子が赤に変わったんですね。それで思い出したのが私がエポニーヌの時に被ってた帽子が島田歌穂さんのものだったんです。それが思い出です」
ANZAさん「今日出演じゃない某マリウス役者さんが汗だくで"恵みの雨"をやってる最中、汗がポタポタと落ちてきたのが思い出ですw」
阿知波悟美さん「私、2年目の時にアンサンブルもやってるんです。それが書いてなかったなぁと思って言いました」
鳳蘭「宝塚やめてすぐにマダムテナルディエをやったんですり宝塚の時はいっぱいファンレターをもらったんですが、この役をやってから怖い人だと思われて少なくなりました」
岡田浩暉さん「レミゼが初ミュージカル出演で。楽屋の鏡の前に今日のコゼットの写真を貼ってたんですけどある日、モリクミさんのコゼットに変わってたwでもそのおかげで緊張が和らいだ」
思い出す限り書いてみましたがまだ足りないな。
思い出したら追記します。


エポニーヌ4人で「オンマイオウン」をリレーで歌う。
真綾さん→ANZAさん→ジェニファーさん→綿引さん→真綾さん→ANZAさん→ジェニファーさん→4人でハモるであってると思う。
旧演出のオケでイントロのオーボエが懐かしくて。
良いところは真綾さんが持っていった感がありましたが久しぶりにANZAエポの声が聞けただけで満足です。


VTRでお祝いコメントを流してロンドンキャストのマリウスさんの「カフェソング」を披露して現キャストも登場して今日の全キャストで「民衆の歌」を歌って終了。


私は2005年からしか観れてないけど今日のSPカーテンコールは見れてよかったな。
私が好きになった頃のキャストが多かったのも嬉しかった。
まさか11年ぶりにANZAさんをレミゼのステージで観れるとは思わなかった。
完全燃焼しました。