shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

交響曲「第九」200周年記念祭「歓喜のうた」メモリアルコンサート ルードウィヒ・B〜HEART SONG(運命の扉は開かれた) 〜(昼公演)@東京オペラシティ・コンサートホール

移動中。
今日は東京オペラシティのコンサートホールへルードウィヒ・Bの朗読劇とコンサートの昼公演を観てきます。

出演者は↓。(敬称略)

●朗読
ルードウィヒ・B・ベートーヴェン:田代万里生
伯爵令嬢ジュリエッタ知念里奈
秘書シンドラー秋野大作
リヒノスキー侯爵:下村青
ブロイニング家の夫人:黒田こらん
弟子 リース:小笠原海(超特急)
母マリア/亡霊レオノール:真野響子

●演奏
ベートーヴェン交響曲第9番 「合唱付き」 作品125(抜粋)
ベートーヴェン:歌劇「フェデリオ」序曲  ほか
岩村力(指揮)
中川郁文(ソプラノ)
林眞暎(アルト)
吉田浩之(テノール)
大山大輔(バリトン)
グランドフィルハーモニック東京(管弦楽)
グランドフィルハーモニッククワイア(合唱)

お目当ては知念里奈さん。
ベートーヴェンを題材にした舞台を見るのも10年前に知念さんが前に出演したルードヴィヒB以来。あの時はA.B.C-Zの橋本さんが主演の音楽劇でしたが今回は朗読劇+コンサート。知念さんはエレノオーレからジュリエッタへ役代わり。
どんな感じなのか予想がつかず気になってますが楽しんできます!

到着。

観てきました。
伯爵令嬢ジュリエッタの知念さん、登場の時に「月光」を歌唱されてましたけど10年前のエレノオーレの時も歌唱されてたのでダブるw いや素敵だったんだよ。
「月光」は身分の差で結婚できなかったジュリエッタへ向けてベートーヴェンが書かれた曲とその後のセリフで知りそりゃ歌うよねとなりました。
ちなみに歌唱されたのは田代万里生さんと知念さんのみでした。
出番的には少なかったですけど久しぶりにドレス姿を拝見できて歌唱も聴けて満足して帰ります。

構成的にはクラシックコンサートと朗読+音楽劇の融合というのはちょっとどっちつかずように感じてしまって。
朗読劇としては朗読劇としての時間が足りてない印象が強くて。クラシックのコンサートとしては演奏途中で朗読劇の演者が出てくるので邪魔に感じるような気もするし。

10年前のルードヴィヒ・Bの時はモーツァルトも出てきましたんだけど脚本にまとめるとすると時間が足りないんだろうなーとは思った。
10年前はアイドルが主演の舞台だからコミカルな演出にしたのは正解だとは思うし、今回は重厚な演出にしたのはいいんだけど役作りがToo muchに感じる役者もいたり。
演劇として観るには時間が足りてない。

個人的にはヤマハ音楽教室の幼児科のレッスンの時に聴いて、クラシック苦手な私が気に入ってカーステレオのカセットテープを買ってもらって聴いてた、交響曲6番「田園」の第1楽章のみですが生で聴けたのが感慨深かったです。