shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

ミュージカル「FUN HOME」@シアタークリエ

現在常磐線の電車の中。
今日はミュージカル「FUN HOME」をマチソワしてきます!
マチネはe+の貸切なので少なくとも挨拶があるかと思います。
キャストは↓。

アリソン:瀬奈じゅん
ブルース:吉原光夫
大学生のアリソン:大原櫻子
ヘレン:紺野まひる
ロイ:上口耕平
ジョーン:横田美紀

お目当ては吉原光夫さん。
マチソワで見納めなのでちゃんと見納めできます。
楽しんできます!


●マチネ

今回は2週間前に見た時よりも心にダメージを受けた感覚。
「Ring of keys」が心に響き、「Telephone Wire」からの光夫さんのソロ「Edges of the world」はもう心をグサグサとやられる感じ。
最初見た時はブルースは自殺することで自由になれたのかな?と勝手に思ってたけど違うんだろうなという今の結論に。
パンフレットの鼎談で光夫さんが話してた「ブルースは逃げるのが上手い人」というのが今日見てすごく理解できた気がする。
だから新しい家を買って直そうとしても気力があっても体力が追いつかない。
でもそれをする事がアリソンのカミングアウトに対する現実逃避だったのかな?と。


●ソワレ

今回初めて子役キャストの別チームが観れたんだけど、やっぱりキャストが変わると大人キャストの演技も変わってきて良い化学変化だなぁと思いながら見てました。
細かいことだと小学生のアリソンのヘアピンの位置がWキャストで違うのね。


全員良かったんだけどお目当ての光夫さん以外だと大原櫻子さんの叫びがすごかったなぁと毎回見てて思ってました。
「Changing My Major」は少し滑稽に見える、でもジョーンに対するラブソングで素敵だった。
瀬奈じゅんさんはほとんど外から見てるけど「Telephone Wire」は感情爆発してて届かない父への思いがひしひしと伝わってね。
そこからの光夫さんソロの「Edges of the world」はほんと見ててつらいけど、爆音で歌い上げるからつらいのはつらいけどズルイ1曲でもあるなぁと。
そこに若干だけど光夫さんが歌うとジャベールの自殺が重なってくるのがね。


もっと見たかったけどこれくらいがちょうどいいのかもしれないな。
再演、難しいかもしれないですがまた同じキャストで見れますように。
光夫さんの作品を見るのは演出だと4月末の響人「お月さまへようこそ」の予定。
俳優として立つのは「マリーアントワネット」までないのかな?
楽しみにしてます。