shun21のライブレポート&観劇感想置き場

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

竹原ピストル×thing of gypsy lion「まこと果樹園 presents 2マンライブ」(2024.11.18公演)@福島市Player's Cafe

福島市到着。
今日はプレカフェでピストルさんと真琴さんのツーマンを見に来ました。
楽しんできます!

到着。

竹原ピストル (敬称略)

01.おーい!おーい!!
02.LIVE IN 和歌山
03.よー、そこの若いの
04.アンチヒーロー
05.Forever Young
06.ならば、友よ [野狐禅]
07.カラス [長渕剛]
08.一夜(かずや)
09.せいぜい胸を張ってやるさ。
10.わたしのしごと
11.Amazing Grace
12.月夜をたがやせ
13.見事的中!!予感的中!!
14.みんな〜、やってるか!
15.ぼくは限りない〜One for the show〜

ピストルさん先攻でした。
ピストルさんの衣装は自身のライブスケジュールのあの絵が描かれたTシャツを着られていたんですが敢えてのオーバーサイズなのか痩せたのかは分かりませんが少しダボっとされたTシャツとズボンもオーバーサイズにエンジ色のズボンで頭タオルとアディダスロゴ&ピストルさん自身のインディアンロゴのリストバンドを2つされてアディダスのスニーカーを履いての登場でした。

急な告知にも関わらずご来場してくださったお客さんに向けての感謝の気持ちを伝えてから「おーい!おーい!!」を披露されました。大好きな曲ですのでライブの定番曲になったのが嬉しい限り。「おーい!おーい!!」の歌い方はピストルさんじゃないと再現できないシャウトの仕方だなーと毎回思いますね。
「LIVE IN 和歌山」はメンタルの病持ちの人間としてサビの歌詞の当事者になるわけで。ピストルさんのストレートで力強く優しい歌詞を歌う声が真っ直ぐ届くのが毎回素敵だなーと思います。足踏みは振動が伝わるけど昨日ほど強い足踏みではなかったように思います。

「よー、そこの若いの」はここなんだーとなりましたがスマッシュヒット曲なので手拍子と歌声で盛り上がれたのが嬉しかったですしピストルさん本人も優しく感謝を伝えてくださってありがたい限り。
アンチヒーロー」は久しぶりに生で聴けましたね。サビを低音で歌うメロディが今までのピストルさんの曲ではあまりないメロディ展開だなーと思ったりもします。新しいアルバムは何時ごろリリースしてくれるんですかね?

「急遽にも関わらずこんなに集まっていただきありがとうございます。昨日は昨日でいわきゲリゲ祭りに出演させてもらったんですが昔、対バンしたり一緒にツアーをした仲間との再会があったり。そんな昔の仲間で今も一緒にライブしてくれるのはまこっちゃんだけだなー」といった趣旨の話をされてて。
個人的には山口進さん(もしくは夜ハ短シ)とピストルさんでのツーマンが実現してほしいなーとずっと思ってて。コロナ禍の時にインディーズ界隈の昔の仲間の方々と配信ライブの為に対バンをされてたけど進さんとの共演は無かったんですよね。
だから昨日ピストルさんが進さんと写真を撮ってTwitterにあげてくれたのが嬉しすぎたんですよね。お二人は旧友かもしれないけど推しと推しが同じ画像に収まってるのが嬉しかったのです。

少し脱線しました。
仲間との再会を「Forever Young」の歌詞のメッセージに込められたのが素敵だったし第三者ではあるものの嬉しかったんです。
「バンドの頃の曲ですが」といった趣旨の話をされてから野狐禅時代の「ならば、友よ」を2日連続で聴けたのも有り難かったなー。

ミニギターに持ち替えて「ギターを乾かして」といった趣旨の話をされてから長渕剛さんの「カラス」のカバーを歌われて。去年の前半くらいまではよくカバーされてた印象でしたが少しブランクが空いての再登場は個人的にはまさかの選曲でした。ミニギターを弾かれたのはこの曲だけでした。

「ひとつのよると書いて一夜(かずや)」と紹介されてやっと「一夜」を生で聴けました。ブラックジャック前だとドラマで読み方に関する議論が出てくるのでドラマ前に歌ってしまうとドラマのネタバレになってしまう為、ドラマ後から歌われ始めた曲で縁がなくてやっと生で聴けました。
弾き語りだと曲の良さが際立つような感覚でした。正直なことを言うと音源のアレンジだと歌謡曲テイストがちょっと強く感じてしまって私の好みからは少しズレてて。

「割り勘負けなんてしたことないけどね」と話されてから「せいぜい胸を張ってやるさ。」はオケの時は何度も聴いてましたけど弾き語りだといつぶり?と思って調べたら2022年4月の郡山Hip Shotの時でした。あの時はツアー再開後で腱鞘炎でレコードを使われてオケで何曲かやるツアーでしたけど郡山はリズムが取れなくて1周目のツアーで唯一弾き語りのみの公演で同じ年の8月にリトライ公演をやられましたがその4月の時以来でした。弾き語りだと意外とレアな選曲だったんですね。

「わたしのしごと」は久しぶりに聴けて嬉しかったなー。今日は暗めだったり重ためな選曲ばかりで優しめな曲が序盤のセットリストにはあまり無かった印象でしたが、ここで「わたしのしごと」を歌われると緩急剤的な役割を感じたりしますね。優しく歌うピストルさんの歌声も大好きなのです。
Amazing Grace」はいつもと全く違う言い方のMCからでしたけど願いを込められたピストルさんの歌う泥臭いアメグレはピストルさんだから歌える歌なんだろうなーと思います。
「その方はピンピンしてるのでハッピーエンドな曲です」といった趣旨の話も歌い終えた後に話されてました。

「皆さんの手拍子に助けられてますが続いての曲もビートで支えてもらえると助かりますしこう(腕を横に振るジェスチャー)とかもしてもらえたら」といった趣旨の話をされてからの「月夜をたがやせ」は多分弾き語りで聴くのは初だと思います。
手拍子の一体感も素敵でしたけどサビの「たがやせたがやせ 月夜をたがやせ」で手をワイパーのように横に振ってたら一体感が生まれてシンガロングもできてピストルさんの弾き語りのライブでここまでシンガロングできたのは多分初めてで。ピストルさんのライブを見初めて丸7年でしたがここで新たな展開が生まれることにびっくりしましたし楽しかったなー。

「次の曲からもずっと手拍子しててください」といった趣旨の話をされてから「見事的中!!予感的中!!」へ。やっと生で聴けました。ピストルさんのストロークのスピードに合わせて手拍子すると早すぎて手が痛くなったw
「見事的中!!予感的中!!」のライブアレンジはCDとはそこまで変わらずに個人的には「とまり木」あたりみたいな同一テンポの早めのストロークが続くアレンジだろうと予想しててその通りのアレンジで上がりましたし「GO〜」のところはサッカーのチャントのような感じで歌えるので拳をあげてシンガロングしたい曲だなーと思いましたけど歌ったる人はいましたが拳を上げる方はほとんどいなかったと思いました。
どこかのチームでチャントとして採用してくださるチームがあってもいいよねとCMのタイアップが決まった頃から密かに思ってたことではあるんですけどそれはFUNKISTの「V-ROAD」の広まり方を見てきたのもある。
「V-ROAD」はサッカーのチャントから始まり、高校野球の応援歌として使われて知名度を上がり、今は「V-ROAD」を採用してる学校が結構あるんです。

脱線しました。
「みんな〜、やってるか!」はこの流れだと盛り上がる展開だなーと観ている方もテンションが爆上がりでした。
「『月夜をたがやせ』『見事的中!!予感的中!!』『みんな〜、やってるか!』を連続して歌うと酸欠になることがわかりました」
といった趣旨で笑わせてから
「こんな急な告知だったのに関わらずこんなに多くのお客さんが来てくださることはぼくもまこっちゃんもそれが当たり前だと思ったりはしないですし1人でもお客さんが来てくださればその方に向けてライブをしますし。蓋を開けてみればこんなに素敵なお客さんがたくさんたくさん集まってくださって。ありがとうございました。最後にぼくのレパートリー曲としては最初に歌われることが多い曲ですがこの後のまこっちゃんの出番が始まるので」
といった趣旨の話をされてからの「ぼくは限りない」は普通に弾き語りだけで行くと思ったらラップパート前にギターをスタンドに置き、マイクを手に取りフリースタイル形式でのラップパートをやられるのも新しい展開だなーとなり今後のライブはどのように進化していくんだろう?とワクワクしながらピストルさんの出番は終わりました。

●thing of gypsy lion (敬称略)

01.レイドバックライフ&ミュージック
02.ロックンロール
03.燻れ
04.オクスルコトナクツキススメ
05.音楽に向いている
06.ワイワイワールドツアー
07.旬
08.ダメゼッタイ
09.老眼 
10.時間
11.昴のサンバー (オケ)
Encore
12.Over the 40 (w/ 竹原ピストル)

順不同に感想を書きますが、真琴さんは昨日やらなかった曲を多めに選曲されてましたね。
個人的には「ロックンロール」を久しぶりに生で聴けたのが嬉しかったなー。ジョンレノンや清志郎さんが生きてたら今の日本や世界を世の中をどう思っているのかは今の世界情勢だったり日本の状況だったり見てると思ったりもする。
福島市のライブバーのAS SOON ASのマスターが亡くなられたことを話されて、1度だけAS SOON ASでライブを見たのが真琴さんとピストルさんのツーマンでその時はダイスケワナゴーさんもオープニングアクトで出演されてて。
追悼としての選曲が「時間」なのもやるせない気持ちにはなるよね。たった1度だけライブを見に行ったただの客だけど異空間すぎてすぐ思い出すことが5年経った今でも思い出せるもの。お悔やみを申し上げます。
「ダメゼッタイ」の振り付けはやっぱり揃うよね。もはや代表曲なんじゃないかと思うくらいで。
本編ラストの「昴のサンバー」の時は撮影許可が出たので少し撮影しましたので4枚ほど載せておきます。



アンコールは初めて見るミリタリー系の色のオーバーオールでピストルさんが再登場されて、ピストルさんは譜面台を持ってきていつものうぉううぉうじゃないの?と思ったら譜面が見つからなかったらしくて。
で、「皆さんがあんなに"たがやせたがやせ"って歌っても盛り上げて下さったのにお客さんを見ないで譜面を見てたから申し訳なくなってしまって楽屋に戻って反省してた」といった趣旨の話をマイクを通さずに仰ってました。
「12月からツアーが始まるからこのシリーズは今年ラストなのでまた来年遊びに来てください」といった趣旨の話で歌われたのは「Over the 40」を真琴さんがギターを演奏してピストルさんはハンドマイク+譜面なし歌われてましたが歌詞が行方不明になるところもありましたね。手を繋いで礼をして終わり。

で「今日は物販を持ってきてないのでリンゴを売るのを手伝いまーす」といった趣旨の話をピストルさんが仰ってたけどりんごは早めに売り切れちゃったみたいで。
でも物販エリアにはいらっしゃったので持参した色紙にサインをお願いしたんです。
「shunさんでいい?」と宛名を聞かれて「今日ピストルさんのライブを見るのが100回目でした」と伝えたらこんなメッセージを書いていただけてありがたい限りでした。
もちろん力強い握手もしてもらいました。

応援は続けるしライブも行き続けるのはずっと決めていること。
ここまで夢中になってライブを見に行ったのはピストルさんの歌とギターに魅力を感じてるからだしピストルさんキッカケで他の推しにも出会えたんです。
それこそ今回の4日連続ライブ参加の前半2公演の浜端ヨウヘイさんだってAugusta Camp 2017の映像を見なかったらファンになったのかはわからないし、山口進さんのファンになるキッカケはコロナ禍に入って間もない頃にピス友さんが配信ライブのツイートきっかけで動画を見て生歌を聴きたいと思ったのがきっかけですし。
魅力しかない推しに出会えた縁も不思議だけどこれからもファンを続けるのは変わらない。

ピストルさんの出番後半の「月夜をたがやせ」からの4曲はオケを使われた頃のライブのやり方を弾き語りのライブで試された結果だったのかな?とは思ったんですが今日のお客さんはノリのいいお客さんばかりだったのでうまく行きましたがツアーとなると一見さんも多いのでどんな感じになるかはわからない。でも新たな試みを試してくださるのは進化するのはかっこいいよね。どんな形でも応援することは続けるしそれに応えてくれるピストルさんだから大丈夫。

次のピストルさんは来月のツアーのZepp DiverCity公演になります。
完全燃焼しましたー!