shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

竹原ピストル×ダイスケワナゴーLive&streamTOUR「go on living 2021」@福島Out Line

会場到着。

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今日は福島市のアウトラインへ竹原ピストルさんとダイスケワナゴーさんのツーマンツアー「go on living 2021」の初日を観てきます。

ピストルさんは先月のアウトラインでのシンジプ真琴さんとDEFROCKのツーマンツアーのゲスト出演を見た以来の生ピストルさん。

ダイスケワナゴーさんは昨年の11月末にいわきゲリゲ祭り以来だったと思います。

楽しんできます!

 

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(開演前の物販のところのピストルさん直筆の紙)

 

セットリストは↓。(敬称略)

●ダイスケワナゴー

01.0番線

02.春よ

03.都合の良い世界

04.からあげ

05.10 Fingers Dance

06.ダニーボーイ

07.ダイエットは明日から

08.未来へ

09.街外れのブルース

 

竹原ピストル

01.ON THE ROAD

02.カモメ [野狐禅]

03.全て身に覚えのある痛みだろう?

04.よー、そこの若いの

05.ギラギラなやつをまだ持ってる (新曲) ※2021/06/30に情報解禁のため曲名解禁

06.Amazing Grace

07.ドサ回り数え歌

08.Float Like a Butterfly, Sting Like a Bee !! (新曲) ※2021/06/30に情報解禁のため曲名解禁

09.あっかんべ、だぜ故郷 (新曲) ※2021/06/30に情報解禁のため曲名解禁

10.夏のアウトロ コオロギの鳴く頃 (新曲) ※2021/06/30に情報解禁のため曲名解禁

11.復興の花

Encore

12.今宵もかろうじて歌い切る

13.福の歌 〜頑張っぺver.〜 [ave] (w/ダイスケワナゴー)

整理番号が1桁だったので開演前に並んで前の方の席をゲット。

待ち時間1時間もあると正直スマホいじってるくらいしか暇つぶしの方法がなくて…w

配信はどうだかわかりませんが、影アナでピストルさんとダイスケワナゴーさんが交互に注意事項を読むこともありました。しかも2回もw

楽屋からはピストルさんの歌声がBGMに紛れて漏れてくるからだんだん緊張してくるし…w

浅草キッド」も聞こえたんだけど本編で歌わないってどういうこと?w

数年前のリアコでのaveさんとのツーマンの時も「LIVING」をリハーサルで歌ってたのを音漏れで聞いて、本編で歌わずということがあったけどさ…w

開演数分前にアベマンセイさん演奏・アレンジによるピストルさんカバー音源に会場BGMが切り替わりました。格好いいよねー。権利の関係で音源のリリースがないのは勿体無いと思う。

 


本編はダイスケワナゴーさんからスタート。

まずは「0番線」から。

名曲ですよね。歌詞がノンフィクションだと思われるから歌詞に説得力があって自分の親族との死別の時の記憶と重ねて泣きそうになったよ。

「比較的新しい曲」と話して「春よ」というCD未収録曲を披露。サビの「春よ〜春よ〜」が印象的で素敵だった。

「こんな世界があったらいいのになーを書いた曲」と話した「都合の良い世界」は歌詞が好きだなぁと前から思ってて今回発売された「現在地-2-」に収録されたのも嬉しい。ダイスケさんの力強いストロークが気持ち良いなぁと思う。

 

「一番新しい曲」と話し「からあげ」を披露。貧しい母子家庭を描いた歌詞。一瞬これもノンフィクションなのかな?と思ったら曲が終わった後に「今日母親が配信を見てると思いますが、そんなに貧しい家庭ではなかったと言うと思いますw 何か欲しいものがあるとその金額の内職ではんだごてをしてた子供でしたw」といったことを話しておりました。

 

「少し早い曲を」と話し「10 Fingers Dance」を披露。この曲って未発表曲だと思ってたら「現在地」のボーナストラック曲なんだと今日知りましたw 歌詞の内容は結構ブラックなことを歌ってるんだなぁと思いました。

 

「姪が高校を卒業しました。おめでとうと連絡しようとしたんですが連絡先がわからない。あ、Instagramがある→Instagramでおめでとうと言おうとしたけどフォロワーが600人とかで。一般人の高校生が600人で僕が200人くらい。書くのが怖くなって書かないで終わってしまった。その後、姉(だっけ?妹だっけ?)から連絡きてその子が『高校を卒業して髪を赤に染めてピアスを6個開けたの。どう思う?』と聞かれ『素敵だと思う』と答えた」いったようなことを話してからダイスケワナゴーさんは「自称ミュージシャンだし一般常識から離れてる」という話になってましたw

でもダイスケワナゴーさんの頭ごなしに否定しないのって素敵な感覚だとは思うよ。

そこからの「ダニーボーイ」は優しく響いて素敵だったなぁ。

 

「今日車を運転して福島に着いて朝ごはんを食べてなかったのでイオンでステーキサンドのお店へ。注文した時に『野菜多めで』と言ったら『肉多めで』と言われて見た目で決められたなー。と思って「野菜多め」と言い直した。車に戻ってきて開け方がわからなくて開けたら野菜が溢れた…。多分多めにした分が溢れたんだと思うから多くしなければよかった…w」

といったことから話してからの「ダイエットは明日から」は手拍子参加できて楽しかった!

「この曲は僕の曲で手拍子が自然発生する曲なんですよね」と話してました。

 

「ラスト2曲」と話し「未来へ」へ。

短調曲を6/8拍子の曲ですけどダイスケワナゴーさんの緩急のつけたギターが素敵だなぁといつも思ってました。

ラスト曲は「街外れのブルース」を披露してダイスケワナゴーさんの出番は終了となりました。

 


ピストルさんが自ら楽器などの設置して本番へ。

ピストルさんはまず「ON THE ROAD」を披露。今日はスピーカーからの音が迫力があって、尚且つ音が割れない絶妙のPAさんの加減で素敵だったなぁ。ピストルさんの緩急をつけたギターの迫力がとても素敵だった。

「しっとりした曲が続きますが」と話し「カモメ」へ。名曲です。泣きそうになりました。

そこから指弾きで「全て身に覚えのある痛みだろう?」を披露。指弾きだけど力強さと柔らかさの緩急が素敵で歌とギターが心に響きました。

代表曲「よー、そこの若いの」は自然発生の手拍子がライブらしくていいなぁと思って聴きながら参加してました。代表曲ですけど何度聴いても聴き飽きない曲の一つだなぁと思います。

 

「つっかえてしまうかもしれませんが」といったニュアンスのことを話してから「ギ」から始まる新曲を披露してくれました。ポエムでは1年以上聴いてましたが曲付きは生で聴くのはもちろん初めてでした。

配信で見てた時は「ママさんそう言った」とだいぶ近い曲編成とアレンジだなぁと思いながら見てましたが、今日は前半が弱めのストロークで印象が全然違っていました。これはこれでいいなぁと思いながら見てました。

 

Amazing Grace」はいつもより短いMCで「皆さんの心と体に気をつけて」の願いを込めたアメグレ、素敵でしたねー。

歌い終えた後、若干の異変があり「ハーモニカの細いところに髭が挟まった。明日髭を少し切ろうと思います。髭の歌うたいあるあるだと思うんですけど福島だとthing of gypsy lionのまこっちゃんくらいしかわからないと思いますw」といったようなことを話をしてました。

 

「昔は佐渡へ移動する時、大変だったということがいつの間にか佐渡が逆になりドサになり、連続でライブで歌うものを『ドサ回り』と呼ぶようになったと誰かから習いましたが、俺もそんなようなものだなぁと思って歌にしました。この曲は弦が切れた時に、弦をグルグルで巻いてる時にでも歌えるように簡単に作られていて、それ用の曲にしてたんですが、気に入ってセットリストにちょくちょく入るようになりました」といったようなことを話してからの「ドサ回り数え歌」は素敵でしたね。

代々木第一体育館でのライブでその場面に出会したことがありましたがそれもそれで素敵だったな。

 

未発表曲「F」のタイトルを話してから「F」に突入。久しぶりに生で聴けて嬉しかったよ。この曲は何度聴いても格好いいと思うんだよね。早くレコーディングしてもらってCD音源で聴いてみたいなぁ。

「ダイスケもひねくれてますが、僕もひねくれててふるさとの歌を書くとこんな感じになります」といったようなことを話して「あ」から始まる未発表曲へ。

この曲、ロックっぽいコードを使っててすげー格好いいの。歌詞はほんとひねくれてるけどw CD化するならバンドアレンジがとても似合いそうな気がする。既存曲だと「虹は待つな 橋をかけろ」からブルース要素を少し減らした感じになりそうな気がする。

 

「ダイスケとのツアーは去年の秋の寒くなる時期に行って以来。その時に書いた曲をやります」といったようなことを話してから「夏」から始まる未発表曲を披露。

この曲は韻を結構踏んでて尚且つ楽しいので陽気なバンドアレンジがCD化の時に似合いそうだなぁと想像しながら聴いてました。ピストルさんの歌詞は韻の踏み方がラッパー並みに上手いなぁと思ってます。現にCreepy Nutsなどもそういった評価をラジオで話してたりしてましたよね。

 

「最後にこのツアーは10年前の東日本大震災の時、福島で助けてくれてありがとうの気持ちを込めて僕は行ってます」といったような話からの「復興の花」は泣きそうになったよ。

震災の頃、私はピストルさんの名前自体は聞いたことがあったかもしれないけど楽曲自体は全然知らなかったけど、福島県に恩返しするためにラジオをしたりライブをしたりしてくれる姿勢がピストルさんのファンとして嬉しいなぁと思う。

 


アンコールはまずピストルさん一人で登場。

「アンコールありがとうございます!これ着ろってさ」とダイスケワナゴーさんの○75Tシャツの水色を着てる!

実は今日ダイスケワナゴーさんの通販で頼んでたTシャツとCDが出かける数時間前に届いて、そのTシャツを着てライブ会場に来たんですが、ピストルさんと色も柄も同じTシャツを着てるという偶然が嬉しかったんです。

「「復興の花」で少ししくじったのでもう少し歌えるのが嬉しい」と話してから「今宵もかろうじて歌い切る」を披露。

何度もライブで聴いてる曲ですし配信リリース済みなので何度も聴いてる曲の一つですがこの曲も聴き飽きないね。名曲です。

歌い終え、「せっかくなのでダイスケと一緒に歌います」とダイスケワナゴーさんは色違いのTシャツで登場。

で、Tシャツを確認するピストルさんw

歌ったのがaveさんの「福の歌〜頑張っぺver.〜」というまさかの選曲。

でも冷静に考えてみれば今月で東日本大震災から10年の月日が経とうとしてる。ピストルさんは福島市で被災している。となると自然とこの曲のなるのかな?と。

ダイスケワナゴーさんが「乗り越えられない壁はないと」の部分がなかなか入れなくて歌い切れた時に「乗り切れた!」のピストルさんの声が素敵だった。

やっぱりこの曲のパワーって不思議なくらいあるよね。泣きそうになったのが正直なところ。

これでライブは終演。

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(終演後のステージ)

 

物販へ行くと手前にピストルさん、奥にダイスケワナゴーさん。

今日は事前にピストルさんに頼みたいことや直接聞くことをリマインダーアプリで21時にセットしてそれをスマホで確認して行動に移せたの。

まず歌詞集と今日素敵だった「復興の花」を買い、「サインしていいですか?」とピストルさんに聞かれ「お願いします」と返事した。

その時に「お願いしてもいいですか?」と質問したら二つ返事で「いいよ」と話してもらえて、『直ちゃんは小学三年生』のナップサックにサインをいただけることとなった。

歌詞集の方には「宛名は入れますか?」と聞かれ「shun21でお願いします」と話し「アルファベットだったっけ?s h u n…」宛名のスペルを言いつつ確かめながら宛名とサインを書いてもらいました。

宛名を覚えてもらえたのはラジオ福島の『竹原ピストルとaveのラジオ番組』にshun21でメール投稿してここ数ヶ月は嬉しいことに毎月のように採用してもらえてたからだろうなぁと思います。素直に嬉しい!

ナップサックの方にも宛名とサインとa.k.a山ちょ付きでとてもレアなサインをいただきました。

その後、勇気を出して「ネイルの星、見せてもらってもいいですか?」も聞いてみたら「いいけど、弦で擦れて黒くなってるよ」と見せてもらいました。

今日のやりたかったことコンプリートできたー。

一度文字にして時間指定のリマインダーで確認するのが冷静に実行できた要因だと思う。

隣のダイスケワナゴーさんには通販で買ったことを言って少し話して「Tシャツ着てきたんです」と見せて喜んでもらえたのも嬉しかったなぁ。

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(物販で買ってピストルさんにサイン入れてもらえたものと「直ちゃんは小学三年生」のナップサックにサイン入れてもらった!)

 

で、ホテルに戻り、TwitterのTLをみて、本日の投げ銭ラジオ配信を聴いて、ライブレポートを書いて今に至るわけですw

今日はラッキーだったなぁ。

昨日発送のダイスケワナゴーさんのグッズを受け取ったことから始まって、行動が何もかもうまく行くというのは滅多にないですし、とてもいい体験をしました。

ライブ自体もとても素敵でしたし物販対応も素敵でした。

実はこのツアーは仙台も予約済みなんですよね。こちらも整理番号が早いのw

なので3/8は北仙台でまたお二人のライブを見に行きます。

完全燃焼しました!