shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

「竹原ピストルとウラニーノ〜吉祥寺Planet K特別編〜」@吉祥寺Planet K

移動中。

今日は吉祥寺Planet Kで竹原ピストルさんとウラニーノさんのツーマン。

吉祥寺プラKは何度か行ったことがある箱ですが、土地の権利者とライブハウス側が揉めて7月末で現住所での営業が終了で、いつになるかはわかりませんが移転予定という。

大好きなハコなので無くなってしまうのは残念ですが、なんとか見納めできるのはよかったなーと思います。

ピストルさんは2日連続。ウラニーノさんは配信で一度見ましたが生は初。

オーガスタのYouTubeアカウントの「よー、そこの若いの」の動画を見て以来、ピストルさんをプラKで見るのが念願でした。ギリギリのタイミングですが見れるのは嬉しい。

感染者も増えてきてますし感染対策&熱中症対策をした上で気を引き締めつつ楽しんできます。

 

到着。

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21:15頃終演。

整理番号はA4番だったんだけど1人前の番号の方が開場時間までに来れてなくて3番目の入場となりましたが昨日の教訓を生かし譜面台で邪魔にならない位置を探したらスピーカー前になりましたw

でも音がそこまで大きくなかったので耳鳴りがするほどではなかったです。若干鼓膜が驚くくらいでしたw

2組のセットリストを書いておきます。これであってると思います。(敬称略)

竹原ピストル (★=オケ)

OP.Snappiness(Sweet Instrumental) / BBG

01.おーい!おーい!!

02.カモメ [野狐禅]

03.せいぜい胸を張ってやるさ。★

04.俺のアディダス〜人としての志〜(佐藤洋介remix)★

05.浅草キッド [ビートたけし]

06.ぼくは限りない〜One for the show〜★

07.東京一年生

08.全て身に覚えのある痛みだろう?

09.例えばヒロ、お前がそうだったように★

10.今宵もかろうじて歌い切る

11.狼煙★

ED.What a Wonderful World / Louis Armstrong

先攻はピストルさん。

ツアーと同じBBGの「Snappiness」を登場SEで流し登場するピストルさん。ウラニーノさんとのコラボTシャツであるポエムTシャツとデニムの長ズボンと一竹リストバンドに頭タオル無しの状態で登場。


ウラニーノとのツーマンの東京公演ができて嬉しいです。ぼくは竹原ピストルと言います」いった趣旨のことを話してからまずはギターを持ち「おーい!おーい!!」を披露。3ヶ月ぶりの弾き語りをしてるピストルさんを見てなんだか声の迫力と歌詞の響き方がヤバかったなー。オケも好きなのは大前提だけど弾き語りの時のピストルさんの魂への訴え方は唯一無二だなーと思いながら見てました。

「カモメ」も久しぶりに聴けました。歌詞が沁みます。私にとっては大切な曲なので久しぶりに生で聴けて嬉しかったです。


「オリジナルのトラックを使って何曲かやってみます」といった趣旨のことを話し「せいぜい胸を張ってやるさ。」を披露。昨日はバチバチに聞こえましたが今日はそこまでバチバチには聴こえなかったのは対バン相手の違いとピストルさんが先攻だということもありそうな気がします。

「俺のアディダス」の佐藤洋介remixもオケでの披露でした。このオケもかっこいいけど昨日と考えが変わったのはクラブ寄りのサウンドとロック寄りのサウンドの間のサウンドをオケでやる時は目指してるような気がしたのです。

そういえばロングトーンの途中で少し音程が上がる歌唱アレンジがオケになった頃からなくなりましたよね。同じ音をロングトーンするのもそれはそれで良きなので私はどっちでもOKなんですが変更は気になりますよね。

弾き語りでビートたけしさんの「浅草キッド」をカバー。指弾きなので優しく聞こえましたね。かっちり決まったオケの後だと余計にw


ギターをスタンドに置き、「ギターを置いたのはトラックで歌う時歌いやすくするためで決して踊ったりすることはないので安心してください」といった趣旨のことを話し「今日みたいな足元の悪い中わざわざいらしてくださった皆さんへ向けて書いた曲。本当ならば一人一人のお客さんの顔を見ながら歌いたいんですが、ここ最近歌詞を飛ばすことが多いので歌詞を見ながら歌います」といった趣旨のことを話し「ぼくは限りない」をオケで披露。

「ぼくは限りない」のオケって改めて聞くとエレキギターの音がメインで使われてますけど少し音が加工されてるような気がしました。なのでクラブミュージック寄りのサウンドに。

そういえばイントロで軽くダンスを踊ってましたねw MCで踊らないと振った後の対応でしたw

オケだと指を歌詞に合わせて指したり手を捧げたり自由にやれてて素敵ですね。

あとラップの「ビーマイベイベー」のところ、CDと同じ安定に戻りましたよね。弾き語りの時は若干メロディが若干高めなのがライブアレンジなんだなーと思ってたんですよ。それがCDと同じメロディに戻っちゃったんですよね。


「昔、吉祥寺のライブである時はハモニカ横丁でよく飲んでたなーと思い出しまして吉祥寺にも育ててもらったなーと思い出して」といった趣旨のことを話し「東京一年生」を披露。

久しぶりに生で聴けましたよ。大好きなこの曲を東京で聴けるのが嬉しかったですね。

「続けて季節外れになってしまいますが春の歌を続けて」といった趣旨のことを話し「全て身に覚えのある痛みだろう?」を披露。

生で聞くのがずいぶん久しぶりでしたが大好きな曲なので嬉しいですね。この曲もギターは指弾きでの披露でした。


「さっき歌った『東京一年生』の頃に出会った変わった若者のことを書いた曲。今だったら幾つくらいになってるんでしょうね?」といった趣旨のことを話し「例えばヒロ、お前がそうだったように」をオケで披露。

「例えばヒロ〜」のオケ、2日連続で聴いてみると四つ打ちの低音が少し前に流行ったEDMっぽさがあるなーという発見がありました。EDMでハーモニカと歌の組み合わせ、珍しいなぁと思いつつでもメッセージは込めつつ。

今日は最後の「ちゃんと人間か!」のところでハーモニカの側面を胸に何度も叩きながら歌い、歌い方も力が入り声の大きさが強くなるのがめちゃくちゃかっこよかったですねー。


「今宵もかろうじて歌い切る」は生で聞くの、いつぶりでしょうか。。。多分今年初めて生で聴きましたよ。後半の「燃やして燃やして燃やして」の歌い方も今の歌い方のままなのでライブで久しぶりに聴けてCD版の歌い方に私の頭の中が慣れてしまってたのでこの歌い方が懐かしくて嬉しかったです。

「最後の曲になります。プラKはこの場所では一旦閉店してしまうのはプラKで育ててもらったものとしては寂しいですが、また新たな場所でやる時に呼んでもらえるように精進します」といった趣旨のことを話し「狼煙」をオケで披露。

GYURU×GYURUで一度聞いたことがありましたが生で聞くのは初でした。HipHop寄りのオケがめちゃくちゃカッコいいなーとなりました。もちろんピストルさんのラップも最高!

ピストルさんのソロの出番はこれで終了。

 

ウラニーノ

01.日陰者

02.あるよ

03.中年花火

04.TOKYO2021

05.劇場

06.2020

07.ロックンロールで殺して

08.えら呼吸

ウラニーノさんは鍵盤とギターが弾けるボーカリストとドラムの2人組。

「日陰者」という曲からスタート。タイトルの日陰者が指す人物は自衛官という曲。確かに何か非常事態が起きない限り活躍が見えにくい職業だなぁと思いながら聴いてました。

「あるよ」という曲を次に披露し、弟のように可愛がってた方が亡くなってしまったことを歌詞にした「中年花火」は泣きそうになりました。死を題材にした曲は弱いなーと我ながら思う。サビの「打ち上げ花火をあげよう なるべく派手なやつを 間もなく星になる方向音痴のあいつの道標」という歌詞がヤバかったなー。涙が溢れそうになりました。

 

「コロナ禍になってからEPを発売してその中から何曲かやる」と話され、「バラバラに書いたのに4曲がストーリーのように繋がったような曲」と話されてました。

「TOKYO2021」はコロナ禍によって変わってしまった世の中を鋭い歌詞が書かれてました。「私ライブハウスに行くの、お母さんに内緒で」の歌詞が後半に出てくるこの人物がリストカットの跡がある手で演者に握手を求めて「彼女にとってライブは不要不急なのでしょうか?」と問う歌詞展開が自分自身と重ねてしまって。。。

私自身は自傷行為はしてないけど心療内科には通ってる精神疾患持ちなので自粛期間中、ライブに行けないストレスで心の調子を崩しましたんです。

2020年10月の南東北+茨城のgo on livingツアーでピストルさんとダイスケワナゴーさん(と真琴さんと谷井さん)のライブを観れて、近くに来る分には行っても大丈夫だなとライブハウスに対するハードルが自分の中で下がったんです。

1年後に東京に行ってみるとマスクはしながらだけど普通に生活してて、私は知らずうちにコロナを怖がりすぎて差別してしまってたんだなーとなり、新型コロナウイルスの毒性がデルタ株からオミクロン株に代わって弱くなり、ワクチン接種も進みそこまで恐れる必要がないように思えるのです。

今話したことはあくまでも私の持論です。ライブを解禁するのはそれぞれの立場があるでしょうから自分で判断するしかないとは思います。

なのでこの歌詞の主人公は他人事には思えないんですよね。


「劇場」という曲はステージの上に立つ演者側から見たコロナ禍のことが描かれてました。

「2020」はコロナ禍が終わった未来線で将来ロックンローラーになりたい少年の歌詞。(だったと思う)

「ロックンロールで殺して」は盛り上がってましたね。

「えら呼吸」はえら呼吸の人物の歌詞だったと思います。

 

竹原ピストル×ウラニーノ

01.じゅうじか [野狐禅]

ウラニーノさんの出番が終わり、一度捌けるのもアレだからとピストルさんを呼び込み

ピストルさん「このコラボのことを考えたらこの(ポエム)Tシャツ、アンコールのために撮っておけばよかった。普段コンビニ行く格好になってしまった」とサッカーのユニフォームと短パン姿で登場したピストルさんは後悔されてました。

ピストルさん「前にプラKでeastern youthの吉野さんと(名前失念)と一緒の楽屋で生きた心地がしなかったのに今日の客入れBGMはeastern youthでしたね。最後に何か嫌がらせかと思いました」といった趣旨のことを話して笑いをとり

山岸さん「そういう話を聞くのが大好きなんですよ」といった趣旨のことを話してフォローw


そこからコラボで野狐禅の「じゅうじか」を披露。

山岸さんがピアノを弾きハマノさんパートのコーラスも入れてピストルさんはハンドマイクで椅子に座らず立ちっぱなしで歌われてました。

とても素敵なコラボだったのでこの2組のライブを続けると話されてましたのでコラボ曲も増やしても面白そうだなーと思いました。

 

ライブ終演後、物販コーナー付近でピストルさんが立っててサイン対応されてた!

並んでみると物販はないみたいだったので色紙を持参してたので色紙にサインを入れてもらうことにした。

ピストルさんにサインを求めると「どうする、(ウラニーノさんと)連名にする?」と予想してなかった選択肢を出してきたので「連名で」と伝えて「shunさんのsは小文字だったよね」と聞かれて覚えてくれてるのが嬉しかったです。

ウラニーノのお二人に色紙を渡してる間に少しお話ができて、「いわき公演に行きます!」と「あとオーガスタキャンプも行きます」と伝えて「ありがとう」とピストルさんに言われてウラニーノのお二人がサインを色紙に書いてもらえたのを受け取り会場を後にしました。

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実は開演前に物販へ行ってみたらピストルさんのCDがないからサイン対応は昨日同様ないんだろうなーと思ってただけにサイン対応があって嬉しかったですねー。

緊張で思ったことの1/10くらいしかいつも話せませんけどピストルさんはいつも優しい。

 


ピストルさんのライブは弾き語りを久しぶりに見れたのが嬉しかったです!手首の負傷に関しては私は今日と昨日のライブを観た限りは全然違和感なく元気にライブをやってたなーとしか思いませんでしたね。

ウラニーノさんは歌詞がいろんな角度から伝わり、歌詞の良い2組の対バンなんだなーとなり、また見てみたくなりました。

2日間、全く違う内容のライブでしたが2日ともみれて本当よかったです。

完全燃焼しましたー!