移動中。今日から東京へ。
今日は日生劇場へミュージカル「ラ・マンチャの男」のマチネ公演を観に行きます。
プリンシパルキャストは↓。(敬称略)
アルドンザ:松たか子
サンチョ:駒田一
アントニア:実咲凜音
神父:石鍋多加史
家政婦:荒井洸子
床屋:祖父江進
ペドロ:大塚雅夫
マリア:白木美貴子
カラスコ:吉原光夫
牢名主:上條恒彦
お目当ては吉原光夫さん。
光夫さんは去年のレミゼ帝劇公演以来。
あと拝見したことあるキャストは松たか子さんと駒田一さんのみ。
(2006年春のレ・ミゼラブルとエリザベートは帝国劇場のアスベスト除去工事で使えない為、日生劇場で1ヶ月ずつやったのです)
感染対策を万全にした上で楽しんできます。
到着。
観てきたけど予習なしで1度観ただけでは劇中劇or劇の中の現実なのかがあやふやで話の筋が分かりにくかったなぁ。
ドン・キホーテは精神疾患or夢なのかという部分があやふやなのも分かりにくかった。
光夫さん演じるカラスコ博士は正論のみで押し通す人なんだなーとは思ったけど、松本白鸚さん演じるドン・キホーテの夢を追いかけるのも気持ちはわかる。
作品のメッセージもドン・キホーテの終盤の台詞が一番言いたいことなのもわかる。
でも一度見ただけでは難しかったなー。
知ってる曲は「ラ・マンチャの男」と「見果てぬ夢」のみとほんと初心者で💦
松本白鸚さんのドン・キホーテ役の台詞回しの滑舌が怪しいところがあるものも歌は完璧でしたしリフトとかもあの歳でやっちゃうだーとびっくりしっぱなしでした。今の歳だから出たと思われる味や説得感がドン・キホーテという役に似合ってて素敵でしたね。
松たか子さんのアルドンザ役、キャラクターの印象がレミゼのエポニーヌを見た時に近い気がする。エポのように死んだりはしないけど、貧困層の女性キャラの近さが私が見た役のキャラクターの中でエポニーヌに近かった。あとやっぱり松さんの歌は素敵ですねー。
駒田一さんのサンチョ役、ドン・キホーテの付き人、時に真面目に時にコミカルに演じてて駒田さんらしさが出てて素敵でした。
吉原光夫さんのカラスコ役、台詞が多くて歌が1曲のみでしたが格好良かったですし、光夫さんのカラスコ役の役作りも共感できて素敵でした。台詞回しはすごく聞き取りやすかったなーと久しぶりに見て思いました。後半の1シーンで騎士姿になるのもめちゃくちゃ格好良かった!
日生劇場のサイズ感を帝劇と比べると随分コンパクトなんだなーというのも思った。でもクリエと比べると大きいなーとも思った。サイズ感がちょうどいい劇場だなぁと。
今日の座席は1階の後ろの方でしたが、八百屋舞台だったので、最前列だと見上げる形で逆に見づらい舞台セットだったと思ったので、結果的に今回の席で見やすかったです。
話は難しかったですけど、松本白鸚さんのファイナル公演を見れて良かったです。