shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

竹原ピストル「QUEEN presents 竹原ピストル ONE MAN SHOW 2Day's 『ずっと LIVE THE QUEEN』」Day2@まちポレいわきB1プラス

今日もまちポレいわきB1プラスへ竹原ピストルさんのワンマン2日目を観てきます。

セットリストはどれくらい変わるのか気になりますしどんなライブになるのかも楽しみです。

熱中症&感染症対策をした上で楽しんできます。

 

到着。

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私の席から

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20:47終演、セットリストを書き出しました。(敬称略)

OP.Snappiness (Sweet instrumental) / BBG

01.ドサ回り数え歌

02.ハッピーエンド

03.Forever Young

04.RAIN

05.みんな〜、やってるか!

06.今日は成人の日

07.わたしのしごと

08.Amazing Grace

09.ぼくは限りない〜One for the show〜

10.春夏秋冬 [泉谷しげる]

11.女の子

12.ルート トゥ ルーツ

13.LIVE IN 和歌山

14.カモメ [野狐禅]

15.落陽 [吉田拓郎]

16.椿の花は尚赤い

17.水割りをうすくつくっていつまでも

18.一等賞

19.ママさんそう言った〜Hokkaido days〜

20.よー、そこの若いの

21.カウント10

Encore

22.今宵もかろうじて歌い切る

23.あ。っという間はあるさ

昨日チケットを2日分引き換え済みなので17:30頃に会場へ向かいました。

今日の整理番号は14・15なので昨日の倍の番号で。最前列の下手側が空いてたのでそちらに座って昨日ピストルさんはその付近をアンコールの退場と再入場の際に通過して行かれたなーと思ったのでそこへ。狙い通りでした。

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主催のQueenさんから注意事項を話されてから「Snappiness」が流れました。

Tシャツはピストルさん自身の中野サンプラザ公演のラストの時のTシャツであとは昨日と同じような格好でしたね。

何から始まるのかなー?と予想してましたが予想は外れて「ドサ回り数え歌」からのスタートでした。昨日のアンコールラストが「ドサ回り数え歌」だったので、2日間連続で観にきた方には昨日のライブの続きをやるようなそんなメッセージを感じながら見れて、私が考えた1曲目よりも一枚も二枚も上手(うわて)な選曲・セットリストの組み方をするピストルさんはやっぱりプロだなーと思いながら観てました。

「ハッピーエンド」はライブで聴くのはだいぶ久しぶりで。この弾き語りのギターのイントロのメロディ展開が「オールドルーキー」と間違えやすいんですよね。。ピストルさん自身も似たようなコード進行が多いと話されてるくらいなので指摘しても大丈夫かなーとは思います。大好きな曲なのは変わりありません。


「Forever Young」は昨日は2曲目で今日は3曲目でしたね。ライブ序盤で歌われるこの曲も素敵だなーと何度も思いますし、rfcラジオ福島で毎月第4日曜日21時からのレギュラーラジオである「竹原ピストルとaveのラジオ番組」(通称:パンダラジオ)の今月分の放送が一昨日で、今月は生放送でファンの方のリクエストで歌われたのがこの「Forever Young」だったのでラジオで歌われたことを思い出しながら聞いてた2日間でした。

「RAIN」はいつぶりだろうなーってくらい久しぶりに生で聴けました。この曲を聴くと仲良くさせてもらってる宮城県在住のピス友さんがピストルさんのファンになったきっかけの曲と話されたのを思い出しました。そのピス友さんの愛犬の訃報を昨日SNSに投稿されてて数日前まで普通に愛犬の写真を投稿されてたのもあってショックでしたしそのピス友さんに伝える言葉が見つからなくて。。祈ることしかできなくて。そんな個人的なことを思いながら聴いてました。


間髪いれずに「みんな〜、やってるか!」で大きな手拍子が起き、サビの「やってるかー!」をマイクスタンドから離れてお客さんに歌わせるは1番からで盛り上がりましたね。

「元気な歌声と手拍子ありがとうございます!こんな元気のいい曲の後に歌う曲ではないと思いますが、季節外れの歌を歌います」といった趣旨のことを話されてから「今日は成人の日」を歌われました。私が生で聴けたのは2回目。来月発売のライブ盤にやっと初収録されます。大好きな曲なので生で聴けて嬉しかったです。


「もやもやした話をしていいですか?普段はカマキリのケースを首からぶら下げて歩いてるんですが、今日の昼前にそこの道を真っ直ぐ行ったところにあるキクヤ楽器店でギターの弦を買おうとしてレジに向かったんですが"あれ?…あれ?"とぼくの顔を見て話されて"なにか…?"と言って"ひょっとしたらこれカマキリですかー?"と言われ、そうだけどこっちは竹原ピストルと気付かれたと思ったわけで。今度キクヤ楽器店に行かれる方はレジのお姉さんに言っておいてください。"8/29昼前に訪れたカマキリのケースをぶら下げたおっちゃん、そこそこ有名な歌手だぞ"と。多分そのお姉さんは"あー、カマキリの人ー"と言うと思いますけどね」といった趣旨の話をされて会場を大爆笑になってましたよw あー面白かったw


「わたしのしごと」は指弾きでの披露でした。コロナ禍になってからコロナ禍前のライブであまり歌われてなかった曲を掘り起こして配信ライブなどを行われてたのでこの曲もその時に発掘された曲の一つでした。この曲も大好きな曲なので聴けて嬉しかったですね。


「何年か前にうちのかーちゃんが大きな病気をしまして心配で手術の前日に実家に行き、とーちゃんが仏壇の前で祈ってる姿のことを曲にした曲。かーちゃんはもう元気になってるのでハッピーエンドな話です。直接的な描写は違うかもしれませんけど皆さんの心と体にお気をつけての気持ちを込めて。ひょっとしたら体調を崩してる方がこの中にいらっしゃるかもしれないので少しずつ良くなりますように」といった趣旨の話から「Amazing Grace」へ。アメグレ前のMCは大きく分けて2パターンあって昨日と今日でその2パターンを分けて話されてて2日間ライブにいらっしゃるお客さんのことを考えたことが伝わってきてそれも嬉しかったですし今日はハーモニカの音色が力強く感じて、曲の持つメッセージである祈りを私は強く感じられました。素敵でした。


「ぼくは限りない」は応援しているファンのことを思って歌詞を作られた曲なので久しぶりに弾き語りで聴けて嬉しかったですね。

「今日のお昼はある中華屋さんで食べたんですがそのお店に泉谷しげるさんのCDが飾られてたのでカバーさせてもらいます」といった趣旨のことを話されてからの「春夏秋冬」でした。今だとサブスクとかでサクッと原曲を聞くことができるようになりましたけど原曲をリスペクトしながら歌うピストルさん流の「春夏秋冬」で大好きなカバーなのです。

「広島の原爆ドームを見てなんだかずっとぼーっとしてる女の子みたいだなーと思いながら書いた曲。いろいろ質問を聞いてもぼーっとしてるそんな感じ」といった趣旨のことを話されてからの「女の子」は第二次世界大戦終戦である8月に合わせて歌われることが多いですが、私が生で聴けたのは今年に入ってからなのです。後奏の力強くワイルドな弾き方に聞こえるギターの音色がピストルさんの思う平和への祈りなのかなー?と思いながら聞いてました。

「ルート トゥ ルーツ」はピストルさんのルーツである沖永良部島の名前が出てくる曲。「女の子」は戦争=死という私の中から連想しながらそういうイメージがあり、「ルート トゥ ルーツ」はピストルさん自身のルーツ=生のイメージがこちらも私の中で連想して思ったりしたので、ピストルさん自身の死生観をなんとなく考えれるようなセットリストの組み方だなーと思いながら聴いてました。


「広島だ、沖永良部島だと福島に来ているのに違う街の曲が続きますが旅芸人としていろんな地の曲があります」といった趣旨の話をされてからの「LIVE IN 和歌山」は一時期は毎回歌われてるようなイメージでしたがここ最近は歌われる頻度が落ちてきているように思ったり。足踏みの振動や音は若干音がギター用のマイクから聞こえる感じでしたね。

「今回のポスターに書かれた情報によるいわきには17年前にQueenのステージに出させてもらってその時は野狐禅というハマノ(ヒロチカ)くんとの二人組で活動しててその頃歌ってた曲。遠藤ミチロウさんや今西太一さんなどの先輩が道を切り拓いてくださった道で我ながらいいお店でばかりやらせてもらってるなーと思います。…ぼくの右側にピアノがあるとなんか嫌な気分になりますね。。…今はSNS時代なのでこんなことを言ったら本人まで伝わってしまいますので(お二人の)溝は深くなる一方です」といった趣旨の話で笑いをとってからの「カモメ」は歌詞の強さが自分のメンタルの状態によって感じ方が変わる曲で。大切な曲には変わりありません。


「落陽」の前のMCは「このことはネットに書かないでください」と箝口令が敷かれたので書けないですがとても面白かったMCでしたね。

吉田拓郎さんの「落陽」はピストルさんの弾き語りのライブで見てるカバー曲だとこの曲が一番聞いてるような気がしています。大好きな曲なので何度聴いても嬉しいことには変わりありません。


新曲「椿の花は尚赤い」は「やっほー やっほっほー」の歌詞が可愛らしくもあり、椿の花びらが地面に落ちても尚赤いという曲名と一致した歌詞もあったり。

「昨日のMCでQueenのマスターのワインの説明が長いという話をして、ワインというキーワードだけ覚えてたんでしょうね。昨日はウイスキーの話を長々と話されてました。ぼくは"ウイスキーを飲むと明日のライブに差し支える"ということを話したら"ピストルくん、ウイスキーの酔わない飲み方があるんですよー"と言われて、飲むんだったら酔いたいじゃないですかー。そういう話を長々とされました」といった趣旨の話からの「水割りをうすくつくっていつまでも」へのMCと曲の流れは凄く素敵でしたし笑いが起きましたねw


「一等賞」も久しぶりでしたね。例の振り付けはコロナ禍前のパンダラジオでのお気持ち表明以降、私は全くやらずに手拍子だけにしてました。推しに嫌われたくないので。

「あったかい手拍子ありがとうございました」と言われ「ぼちぼち終盤です。前に活動してた野狐禅が活動始めた頃は北海道で本州のことを内地と言いますが内地から来た歌うたいの方にお願いして前座をさせてもらってたことを思い出しながら書いた曲。北海道各地のライブ小屋を思いながら」といった趣旨の話から「ママさんそう言った」へ。

「ママさんそう言った」を私が生で聴けたのは代々木第一体育館以来かな。。前回の2周目の時は中野サンプラザで歌われたみたいですが私はコロナ罹患の自宅療養中で行けずだったのです。ライブアレンジとして最後のサビの後に英詞部分が追加されてたのがCDと同じ歌詞の内容になっておりましたね。といっても久しぶりに「ママさんそう言った」を生で聴けて嬉しかったです。


「よー、そこの若いの」への流れはとても素敵でしたね。熱量のある曲が続けて披露されて手拍子の音量もいい感じでしたね。

本編ラストは「カウント10」。代表曲ですし歌詞のメッセージの強さを感じつつ。私はこの歌詞のような人生を生きれてはいないと思ってますが熱量を感じつつジーンとなりながら聞いてました。

控え室へ向かう時、ステージから客席へジャンプして降りたのがちょうど私の目の前の位置の最前列前の通路で一礼も私に向けてされたように思いましたしこの席を選んで正解でした。

 


アンコールはTシャツをライブスケジュールのフライヤーのピストルさんの絵のデザインがされた白Tシャツに着替えてキャップを取っての再登場でした。

「コロナ禍が終わったとしてこう皆さんの声を直に聞けるようになり、コロナ禍では配信ライブを何度もやって投げ銭などをしていただいて、あるいは少人数に限定された中、感染症対策をバッチシされて観にこられたお客さんもいると思います。ありがとうございました。そんなコロナ禍を経て感じたことを歌います」といった趣旨のことを話されてから「今宵もかろうじて歌い切る」を披露されました。

厳密には2019年9月のIt's My Lifeのツアーの時から歌われてるのでコロナ禍前の曲ではあるんですがピストルさんはこの歌詞のことを噛み締めながら歌われてるんだなーとジーンと感じながら聴いてました。

 

「この後、物販でサイン会をした後の工程として車で京都まで行かなければならないのですがまだ車で走り出したい気分じゃないのでもう1曲歌ってもいいですか?明日からキャリアでは初であるライブアルバム『One for the show』のいわゆる関西プロモーションに入りまして皆さんアルバムを買ってください!よろしくお願いします!こうしてまたいわきに行く回数を増やしていくのでまた観に来てください。最後は元気な曲で」といった趣旨のことを話されてから「あ。っという間はあるさ」を披露。

昨日はスローからアップテンポに切り替わるアレンジでしたが今日はイントロからアップテンポのアレンジでの披露でした。2日間連続で観に来ている私を含めたお客さんに向けてアレンジを変えて演奏されるのは嬉しい気遣いだなーと思います。手拍子の一体感も素敵でしたし楽しくもカッコよくも思いながら聞いておりました。

退場の際、また最前列前の通路にジャンプして降りて控え室へ向かったピストルさん。近かったなー。

 

 

この後はサイン会の列に並び、「復興の花」と昨日・今日と入場時に頂いたそっとSave the Queenのステッカーのピンクの方にピストルさんのサインを入れてもらいました。宛名を言わなくても普通にshunさんと入れてもらえるのは認知されてるんだなーと思い嬉しいことだったりします。

お酒が少し入ったおかげか昨日はほとんど話せなかったんですけど今回は話せて「来週のうたコンとThe Coversと(全国の)ラジオ出演を楽しみにしてます。次はAugusta Campまでピストルさんのライブに行けないんです。相馬に住んでるので(隣市の南相馬での)騎馬武者ロックフェスにも観に行きます」と伝えて握手していただきました。ピストルさんの握手は力強いですし毎回力強い握手にパワーをいただいてるような気がします。

握手の後の帰り際にピストルさんから「2日間お疲れ様でした」と予想外の言葉にびっくりして何も返せずに会場の外に行ってしまいました。2日間凄い熱量で歌われるピストルさんの方が疲れてるだろうなというのは予想がつきますし、私みたいなただのいちファンにこんな温かい言葉を伝えてもらえるのはありがたいなーと思いますし、嬉しかったですし、この人のファンをずっと続けていきたいなーと改めて思った出来事でした。ありがとうございました!

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2日間、とても楽しかったですし感動しましたしなんだか夢見心地な気分を2日間感じながら見ていました。

2日間のセットリストの曲被りは6曲のみというのは1日目のセットリストから外せない曲はここら辺だろうなと予想してましたが、1曲目の「ドサ回り数え歌」を選ぶのは流石に予想してなかったのでただのファンである私よりピストルさんが一枚も二枚も上手(うわて)でプロだなーと唸りながら聴いてました。

MCも面白かったですしライブ運びの緩急の付け方まで素敵でしたね。

ピストルさんの優しさ、カッコよさ、心遣い、配慮の仕方をとても感じながら見た2日間でした。

2日間見にこれてほんとよかったです。

ピストルさん、京都までの車移動、お気をつけて!

完全燃焼しましたー。