移動中。
今日は六本木のEX THEATER ROPPONGIでハナレグミのFaraway so closeツアーの夜公演を観てきます。
ハナレグミは去年末のスカパラとの仙台公演以来だったと思う。ワンマンだとコロナ禍直前のNHKホール以来。弾き語りだと多分郡山の富や蔵以来だと思う。
久しぶりのハナレグミのワンマン、しかも弾き語りなので感染対策&熱中症対策をした上で楽しんできます!
到着。
20:25頃終演。セットリストは↓。(敬称略)
01.モーニング・ニュース
02.あいまいにあまい愛のまにまに
03.きみはぼくのともだち
04.ハイ!チーズ
05.360° [ASA]
06.明日天気になれ
07.祝福
08.男の子と女の子 [くるり]
09.独自のLIFE
10.大安 (途中「今夜はブギーバック」ラップパート)
11.心空
12.家族の風景
13.発光帯
Encore
14.ハンキーパンキー
15.Smile [Nat King Cole]
16.光と影
まずは「モーニング・ニュース」からスタート。やっぱり良い曲だなー。やっと生で聴けました。
「あいまいにあまい愛のまにまに」は終盤のコール&レスポンスのところで声を出せないのがつらかったですけどでもタカシくんには想いは伝わったと思う。名曲です。
「Faraway so closeは近くて遠い、そんなツアーを始まろうとしたらコロナで数本飛ばす。出鼻を挫かれるスタートでした」といった趣旨のことを話して笑いを取り「きみはぼくのともだち」を披露。
名曲ですよ。原田郁子さんの歌詞にコロナ禍になってライブに行けなかった日々はこの曲などに助けられなが眠りにつく感じでしたね。なので泣けてきてやばかったなー。
「ハイ!チーズ」は優しく響いたなー。
「最近、関ジャムという番組に出まして、あんなマニアックな機材などを紹介できて。弾き語りのツアーは7年ぶりになります。その時は最前列のお子さんが『たこ焼き食べたいー!』と言われたりしました」といった趣旨のことを話して笑いを取る。
「360°」の前にほんの少しだけ工藤静香さんの「MUGO・ん...色っぽい」のサビを歌ってましたねw
「360°」は小さく手拍子が自然発生して、やさしいこの曲に合った手拍子のボリュームでなんかよかったんですよ。
「今日はお日柄も良く、この曲の出番ではないかもしれませんが」と話し「明日天気になれ」を披露。
年々この曲の歌詞とサウンドに涙腺が緩くなっていくのはどういうことなんでしょうね。歌詞変更なしなのも珍しかったですし手拍子も普通のボリュームになったのも素敵でしたね。最後のコール&レスポンスは声が出せないのがもどかしかったですが、「声が聞こえたぜー」と歌い終えた後、タカシくんが話してくれたので救われたと同時に声を出せないもどかしさをより感じてるのは演者の方かもしれません。
「レコーディングで使ってるような古いギターをライブで使っても良いなーと思って。ギターは大きく分かれるとギブソンorマーチンに分かれてて民生さんや和義さんや秦くんのようなギブソンやぼくはマーチン派でピアノのような音で聞こえるんですよね」といった趣旨の話して「リリーフランキーさんから頂いたギターで、昔『タカシがグラミー賞を取ったらあげるよ』と言われて、2年前に『全然グラミー賞を取る気配がないからあげるよ』と言われてもらったギター」といった趣旨のことを話し、ギターソロからの「祝福」。
リリーさんからもらったギターはなんだろ、温かみがある深い音色だなーと思いながら聴いてました。「祝福」はYO-KINGさんの提供曲でしたね。
くるりの「男の子と女の子」はタカシくんらしさのあるカバーだなーと思いながら聴いてました。
ギターを変え、「独自のLIFE」はルーパーを使わなくても自由にギターを伴奏して歌ってラップもできてというのはやっぱりすごいなーと思いながら見てました。
「大安」は間奏で「今夜はブギーバック」のラップパートを若干歌詞をアレンジして入れてきましたね。ラップ後、「大安」に戻ったら大きな手拍子でなんかいいなーと思いながら「大安」は終わりました。
「コロナ禍になってから写真を撮るようになりまして、写真を撮るようになってから曲を書くのが楽しくなりましたね。ぼくの曲は動画ではなくて静止画のようなもので。静止画はいろんな風景を切り取ってその奥が想像できるので。静止画のような風景を曲を」といった趣旨のことを話し何を歌うかと思ったら「心空」!
「心空」、タイミングが合わずやっと生で聴けました。風景を切り取ったような歌詞という説明にしっくりくる歌詞だと思います。名曲ですよ。ずーっと涙目で聴いてました。青色の照明が歌詞に似合ってて素敵でしたね。昔、ココリコミラクルタイプというTVバラエティの再現VTR終わりにこの曲が選曲された記憶も思い出しましたね。
「家族の風景」はイントロのアルペジオを聴くと涙腺が刺激されるのは毎度なんですけど何度聞いても名曲なのは変わらない。弾き語りだとギターを少し溜めたりする揺らぎ方が素敵でしたね。
最後は「発光帯」。バンドでも聴きましたが弾き語りでも歌詞と曲の良さが感じられて音が削ぎ澄まされた分、歌詞が沁みましたね。
アンコールは玉置浩二さんが神戸までタカシくんのライブを観にきた話をしてからの「ハンキーパンキー」、名曲ですよ。
「Smile」のカバーを弾き語りで聴くのは初めてですね。日本語詞を途中で挟んでるのでCD化するのは難しいかもしれませんがCD化して欲しい曲。
「最後に先週、大阪でやる時に奈良で安倍(晋三)さんが撃たれて、物騒な事件が起きて悲しみで世の中が溢れて、昔、秋葉原の殺傷事件の後に書いた曲を歌って今日は終わろうと思います」といった趣旨のことを話し「光と影」を披露。
こんなMCの後じゃ、ずーっと瞳をうるうるさせながら聴いてましたよ。「光の先の闇を見にゆこう」の歌詞が胸にズシンと響くラストの選曲はヤバかったですね。
レコードをかけて終演となり規制退場をきちんと守りご飯を食べてからバスタ新宿到着。
なんだろ、ワンマンで聴くのがだいぶ久しぶりだったので瞳をうるうるさせながら聴く曲が多かったなー。
念願の「心空」も聴けましたし、安倍さんの報道はショッキングでTVをできるだけシャットダウンしTwitterもミュート設定して情報を避けた人間としては最後の「光と影」はヤバかったですね。
ハナレグミの歌詞は優しさばかりでできているようにも思えて素敵なセットリストでしたね。
またライブを観に行けますように。
完全燃焼しましたー!
開演前
終演後