shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

「竹原ピストルとウラニーノ2024」@吉祥寺Planet K

移動中。
今日は新店舗になった吉祥寺Planet Kにて竹原ピストルさんとウラニーノのツーマンを観てきます。
明日の浅草もなので私的ピストルさん2daysなのです。
新しい店舗のプラKはどんな感じなんでしょうね?
楽しんできます!

到着。


整理番号1番だったので最前列で観てきました。



移転後初のプラKは前の店舗よりも小さくなったと感じました。前店舗は長方形型の客席が今の店舗は正方形型の客席で。この距離で見れるのは嬉しいけどチケットは取りにくいだろうし、イスは前3列分で残りの方はスタンディングというのも仕方ないのかなーとは思ったりもする。

竹原ピストル (敬称略)

01.マスター、ポーグスかけてくれ
02.全て身に覚えのある痛みだろう?
03.It's my life
04.あ。っという間はあるさ (スローver.→アップテンポver.)
05.Amazing Grace
06.カモメ [野狐禅]
07.あっかんべ、だぜ故郷
08.落陽 [吉田拓郎]
09.朧月。君よ、今宵も生き延びろ。
10.逃がしてあげよう
11.Forever Young
12.ポエム「啖歌」(朗読)

ピストルさんは先攻でした。
ピストルさんのライブでは珍しく出演時間を3分くらい押してました。
黒の頭タオル、黒のポエムTシャツ、ジーパン、一竹のリストバンド、アディダスの靴での登場でした。

移転後初のPlanet Kだったので「だいぶ遅れてのPlanet K新店舗オープンおめでとうございますの気持ちを込めて。出番前は緊張でソワソワして落ち着かない気持ちを書いた曲」といった趣旨の話からの「マスター、ポーグスかけてくれ」は何度聴いても優しく温かく聴こえるような気がするのです。また聴けて嬉しかったです!
「全て身に覚えのある痛みだろう?」は指弾きでの披露でした。優しい曲が前半から続くなーと思いつつ。
「俺の人生なんてこんなもんさ。やさぐれたような描写の歌詞になりますが」といった趣旨の話からの「It's my life」はピストルさん本人も仰ってましたが口笛が綺麗に出てたなーと思いつつ大好きなこの曲を聞けて嬉しかったのです。
「我ながら口笛が上手くふけて終盤ニヤニヤしてしまいました」といった趣旨の話をされてました。

「あ。っという間はあるさ」はここ最近はこのアレンジが定番化してるスローテンポで1番終わりの間奏からアップテンポになるアレンジでしたね。大好きな曲なのでどのアレンジでも大好きなことは変わらないのです。
「手拍子ありがとうございました!嬉しかったです!」といった趣旨の話をされてから「次に歌うのはとある愛する存在に向けて書いたポエムを世界的に愛されてるAmazing Graceに歌詞をくっつけて完成させた曲。直接的な描写は違うかもしれませんが皆さんの心と体が健康でありますようにの気持ちを込めて」といでた趣旨な話からの「Amazing Grace」は心に染み渡るのです。

「…照明さん、MCの時に客席を照らすのをやめてください。そんなに面白い話をしないので」といった趣旨の話で笑いを取ってから「ウラニーノとの出会いは20年くらい前で、前にハマノヒロチカくんと二人でやってたユニットの時からの出会いで。次にやる曲はその頃の曲」といった趣旨の話からの「カモメ」は歌詞のオリジナリティはピストルさんならではのラブソングの歌詞だなーと思うのです。強い歌詞だと思いますしメンタルがヤバい時には突き刺さりすぎる曲でもあると思いますが大好きな曲なのです。聴けて嬉しかったです。
「故郷への捻くれた歌詞の描写ですが」といった趣旨からの「あっかんべ、だぜ故郷」はカッコいい曲だなーと思うのです。バンドでまたやることがあったらこの曲を選曲してほしいなーと思うんです。ロックのコード進行も曲に含んでいるので特に思ったりもします。

「先輩の曲をお借りして憧れと尊敬の気持ちを込めつつ」といった趣旨の話からの吉田拓郎さんの「落陽」は大好きなカバー曲ですし何度聴けても嬉しい曲なのです。
吉田拓郎先輩の落陽をカバーさせていただきました」と毎回丁寧にリスペクトの気持ちを感じるMCを歌い終えた後に話されるのも謙虚で素敵だなーと思うわけです。
「皆さんから頂いたファンレターを毎回読むわけですがそのいくつかの手紙への返事を書いた曲。朧月は春の季語と習いましたがなんちゃっての俳句ですが『朧月。君よ、今宵も生き延びろ。』『朧月。君よ、今宵も生き延びろ。』…と2回言ってみるとらしく聴こえるでしょ?」といった趣旨の話で笑いを取ってから「朧月。君よ、今宵も生き延びろ。」はメンタルがヤバい時によく音源を聴いてる時が多い曲で。強い言葉ではあるけど、でもこの言葉に支えられて生きてる方が多いと思うのです。私も含めてですが。
何度聴けても嬉しいですけど、長尺曲なので聴ける機会がワンマンorツーマンくらいなんですよね。

「自分を解き放つとかそういうイメージで。。…なんか自分で言っててよくわからなくなりました」といった趣旨のふわふわとしたMCからヤジが飛んできても「できれば話しかけないでくれ」といった趣旨の話をされて笑いを取ってからの「逃がしてあげよう」はだいぶふわふわされたMCからだったので珍しいなーと思いつつ曲はやっと音源を配信で発売後にこの曲を生で聴けたのが嬉しかったですね。優しい曲だなーと思います。音源も優しいけど弾き語りも優しいのです。

(この位置のMCかちょっと怪しいですけど)
「ちゃんと話せるかわからないですけど吉祥寺の思い出は昔、吉祥寺のアーケードを歩いてたら黒人の方が日本語の書かれたTシャツを着られてて、よく見ると『専修大学』と書かれたTシャツを着ていて嘘つけ!となって。その方が本当に専修大学の関係者かもしれないですがそれを見てから適当な文字が書かれてるTシャツを着るのはよそうと決めました」といった趣旨の話をされて
ウラニーノのお二人への「Forever Young」は最後のロングトーンが伸びる伸びる。曲後のMCで「めっちゃ声が出たでしょう!…声が出てない日もあるのかというとたまにあります」といった趣旨のMCで笑わせてからの「今年の正月に新しく書いたポエムを読んで終わろうと思います。啖呵の啖に歌と書いて啖歌(たんか)」と「啖歌」をポエムで披露されてピストルさんのソロの出番は終わりました。
「啖歌」はポエムで披露されることが多くなりましたけど言葉が強いのと今後どのような形で発表されるかわからないので私のブログでは詳細は載せないと決めております。

ウラニーノ

01.ロックンロールで殺して
02.あるよ
03.ロックバンド
04.TOKYO2021
05.劇場
06.ハーメルン
07.えら呼吸

転換時間を経てのウラニーノは「ロックンロールで殺して」からのスタートでした。
ここ数年リリースの曲メインでの披露でしたけどウラニーノの歌詞はピストルさんとは別ジャンルのポエムだなーと思うのです。
どちらも歌詞が沁みるんですがピストルさんは回数を見ているのもあって慣れてきて感動はするけど泣くことはほぼなくなったです。
なので久しぶりに見るウラニーノのライブはグッと来る曲が多かったなー。

前回生で聞いてグサッときたコロナ禍をテーマで描かれた「TOKYO2021」はコロナ禍真っ只中のエンタメ業界の不要不急や自粛警察とかはやっぱり異常だったと思うし、腕にリストカットの傷のある方が「救われました」と涙を流しながら演者に伝えるそのファンの方にとってライブというものは不要不急ではないと私は思うし、私自身もコロナ禍真っ只中に席を間引いて配信込みでやられてた時期のライブを感染状況を見ながらライブハウスへ行ったのが2020年10月の竹原ピストルさんとダイスケワナゴーさんのライブなので私はリスカとかはしてないけどメンタルが壊れた時期が長かったので私も歌詞に出てくるファンの方側の人間だからとても共感するのです。
コロナ禍の演者側の歌詞の「劇場」も大好きな曲で今回も生で聴けて嬉しかったなー。

竹原ピストルウラニーノ」のツアーは2020年に西川口で見る予定が延期した時に払い戻してその後に何度か延期されてチケットを買い直さなかった経緯がありまして、吉祥寺Planet Kの前店舗の閉店間際になんとか見れたんです。京都のチケットは払い戻し無しだったらしいと知ってびっくりしたけど、延期が決まる度に個人で活動してることもあってチケットぴあに何度も直接連絡を取ったり延期ということが伝わらない方には最終的に山岸さんのショートメール(SMS)で直接伝えたらしく演者の電話番号丸見えの状況って凄いなーw

どの位置のMCが忘れたけど「この竹原ピストルウラニーノのツーマンはこれからもどこかでやっていってもいいんじゃないの?」とピストルさんが仰ってたらしくまたこの2組でのツーマンライブを観たいと思うんですよねー。
その時には新しいTシャツを作るとも話されてて。
ちなみに今日の物販は2020-2021のポエムTシャツの在庫処分的な2000円に少し値下げしての販売でした。

「僕はお客さんを照らして大丈夫ですので」とピストルさんのMCをいじりつつ「楽屋での出来事を言うのもどうなんだと思いますがピストルさんが楽屋に戻ってきたあと、照明さんから『すみませんでした』と言われてて『いやいや…』と」といった趣旨の話を聞いて裏話聴けて嬉しかったなーというピストルさんファンの私w

「えら呼吸」でウラニーノの二人の本編の出番は終わり。
欲を言えば「中年花火」をまた聴きたかったなーとなったけど、でも今回のセットリストも素敵でしたね。「中年花火」は前回聴けて心にグサってと刺さって音源を聴いて泣いた私にとって大切な曲なのです。

竹原ピストル&ウラニーノ(Encore)

01.東京一年生

アンコールは3人での登場。ピストルさんはツアーファイナルの福島アウトラインTシャツにオーバーオール姿での登場でした。
譜面を忘れてきたピストルさんはちょっと不安そうでしたが「時間ありますけど取ってこられますか?」といった趣旨のことを聞かれて「大丈夫」と答えるピストルさん。
ウラニーノの二人と話す時間が面白くならなくてあんまり好きじゃない」といった趣旨の話をされてから少し3人でトークして「でしょ?」と話すピストルさんw
「最後は1曲、3人で歌うんですがこの曲をウラニーノの二人に選んでもらった『東京一年生』を」といった趣旨の話から「東京一年生」のセッションはピストルさんの弾き語りで最初始まって途中から山岸さんがピアノ、小倉さんのドラムが入るアレンジで今の季節に似合う「東京一年生」をこのアレンジで聴けたのはやっぱり格別だったなーと思いながら聴き終えましたよ。
山岸さん、この曲のみピアノの演奏でそのためにキーボードをセッティングしたのかということにビックリしつつその心意気が嬉しかったなー。
3人のバンドアレンジとかはもう最高だったよ!
欲を言えば1曲だけとは言わずせめてあと2曲くらいこの3人で観たかったくらい素敵なアンサンブルだったなーと思う。


終演後のピストルさんのサイン対応は無かったと思います。
なんだか、今日は今日でグッときましたしピストルさんの選曲も優しい曲と歌詞が強い曲のバランスがいい感じだったなーと思いながら聴いてました。
明日は明日で浅草で観るんですがセットリストをどれくらい変えてくるのか気になってるんですよねー。
場所とお客さんが変わればセットリストがほぼ同じでも印象が変わるんだけどもねw
久しぶりのウラニーノも好きな曲が多くて観れて嬉しかったですし歌詞が心に沁みました。
次のピストルさんは明日の浅草になります。
完全燃焼しましたー!