shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

竹原ピストル 弾き語り全国ツアー "One for the show 2023〜2024"@福島市Out Line

移動中。
今日は福島市のアウトラインで竹原ピストルさんの弾き語り全国ツアーOne for the show 2023-2024のツアーファイナル公演を観てきます。
アウトラインでピストルさんを見るのは去年6月ぶりかな?もう何度もアウトラインで観てますし、それこそコロナ禍以降にピストルさんのライブを多く見れたのもアウトライン(orプレカフェ)だったと思います。
ツアーファイナル公演、激戦だったらしいので噛み締めながらツアー見納めをしてこようと思います。
楽しんできます!

到着。





私の席から。整理番号が7・8番だったので2列目に座りました。


20:09終演。セットリストは↓。(敬称略)

OP.Snappiness (Sweet Instrumental) / BBG
01.おーい!おーい!!
02.マスター、ポーグスかけてくれ
03.It's my life
04.何食わぬ顔で食ってきた
05.オールドルーキー
06.一等賞
07.じゅうじか [野狐禅]
08.朧月。君よ、今宵も生き延びろ。
09.S.O.S.
10.I miss you...
11.Float Like a Butterfly, Sting Like a Bee !!
12.みんな〜、やってるか!
13.浅草キッド [ビートたけし]
14.カモメ [野狐禅]
15.落陽 [吉田拓郎]
16.ぼくらしく [重岡大毅&藤井流星(WEST.)/セルフカバー]
17.東京一年生
18.全て身に覚えのある痛みだろう?
19.あ。っという間はあるさ (スローver.→アップテンポver.)
20.Amazing Grace
21.逃がしてあげよう
22.辞世の句
23.Forever Young
24.俺のアディダス〜人としての志〜
25.よー、そこの若いの
26.ドサ回り数え歌
27.ポエム「啖歌」(朗読)

Encore
28.マイウェイ
ED.What a Wonderful World / Louis Armstrong

MCを中心に順不同に書いていきます。

今日のお客さんはノリのいいお客さんが多かったなー。でもちゃんと演者との距離感がわかってるお客さんで、盛り上がるところは盛り上がって、じっくり聴くところは聴くという素敵なお客さんばかりだったなーと思う。
2曲目で「ポーグス」が来た時点で内容を変えてくるのかなー?と期待してたらセットリストの順番は違うものの昨日も差し替え曲は1曲のみ。
来月初めにおと酔いウォークでまたすぐ福島に来ることも考慮されてか、福島県にまつわる曲の選曲も無しで。
変わった曲が「一等賞」でしたけど確かに盛り上がる曲だしね。
「朧月〜」から「S.O.S.」に繋がるセットリストの流れが特に素敵だったですし今日のこの2曲は歌詞が沁みまくって涙が溢れそうでした。

福島市、しかもアウトラインなんて良い意味で遠征感が無い。それこそ来月はおと酔いに出るわけで。これからもコツコツ通いますのでよろしくお願いします」といった趣旨のMCもありつつ旅の歌である「Float Like a Butterfly〜」へ。カッコいいのです。
で、歌い終えた後に「ただいまー!」と言うピストルさんは福島県のことをホームと思ってくださってもらえるのが嬉しいですし、そのただいまを受け入れるお客さんも温かくて素敵でしたねー。

「みんな〜、やってるか!」は「やってるか!」を腕を上げて歌う方が多かったですねー。盛り上がりました。
「ぼくの最近の趣味は落語を見に行くことなんですがチケットを買って会場まで来てくださって開演前にじっくり待っててくださってる人を見てて。さっきやった『みんな〜、やってるか!』は確か1:50くらいの曲時間で、昔よく先輩方の前座をしていた頃は持ち時間が少なくて、その中でも1曲でも気に入ってくれれば良いなと思って短い曲ばかり作ってた時期がありまして。『みんな〜、やってるか!』はその頃を象徴する1曲だと思います。この前、両国国技館のギタージャンボリーというイベントに出させてもらったんですけど持ち時間は他の方は違うかもしれませんが30分で他の方は4〜5曲くらいでぼくは9〜10曲やったんです。多く歌ってるんだからギャラを他の方の倍もらえないかなー?」といった趣旨の話で笑わせてから落語家の前座をやられてる方へのエールを話されてからの「浅草キッド」とかもズルいですしカッコいいのです。

野狐禅の頃の相方であるハマノ(ヒロチカ)くんから『今度飲もう』と誘いのLINEが来て久しぶりに会いたかったから『おと酔い(ウォーク)の時にどう?』とおと良いウォークに参加するだろうと思って返したら『…俺、おと酔いに呼ばれてない』とハマノくんから返事が来て、返事に困って無視しちゃってるんですよね」といった趣旨の話のMCからの「カモメ」とかはずるいなーw
というかこんなMCから「カモメ」に繋げるとかさ、笑顔から顔を戻すのに苦労したよw でも素敵だなーと思うわけです。

「今回の東北ツアーは東北全県、車で回ったんですがどこも天気が良くて。この季節の天気の良い東北の景色って最高だと思うんですよ。なので春らしい曲を何曲かまとめて歌おうと思います。…ちなみに少し前に九州ツアーも回ったんですがその時は雨続きで。一緒に回ってるスタッフから『ピストルさん、雨男なんじゃねーの?』と言われて『すみません』と肩身の狭い思いをしたんですが東北ツアーが晴れ続きだったので『違うじゃねーか(正確な言葉が違うかも)、バカヤロウ』と思って」といった趣旨の話で笑いを取ってから春らしい曲は「ぼくらしく」からで曲前に「WEST.の重岡(大毅)さんと藤井(流星)さんに楽曲を提供したいわゆるセルフカバーになります」といった趣旨の話からでした。サビの1番に『晴模様』が出て、2番には『雨模様』が出てくるので曲前のMCから流れが素敵でしたねー。

「東京一年生」は曲名後に一人のお客さんが拍手されてて「一人の方からの拍手、ありがとうございます」から悪いなーと思って拍手を私を含めて何人かでしたら「いやいや笑いを取りたかっただけですから」とハニカミながらフォローするピストルさん、優しいなー。
昨日のミスからのリトライが成功したように思えましたけど昨日今日と2日連続の人なんて少ないだろうからそう思うのは私のみだろうなー。新生活を送る方へのエールとしての「東京一年生」はやっぱり格別なんですよ。
「全て身に覚えのある痛みだろう?」は指弾きでの披露でした。歌詞が大好きなのです。

「こんな良い天気の東北の皆さんに向けて似合う曲だと思います」といった趣旨のMCから「あ。っという間はあるさ」は素敵でしたねー。1番サビ後のアップテンポになるあたりの手拍子もバッチリでした。

「これは語弊があったらいけないなーと思って毎回言っているんですが、次に歌うのはとある愛する存在へ向けて書いたポエムを1から書いて、世界的に愛されてる『Amazing Grace』のメロディに"この曲じゃなきゃ嫌なんだ"と駄々をこねるような気持ちでくっつけて完成させて曲名もお借りした『Amazing Grace』で、とあるゆるーい音楽番組に出演した時に"竹原ピストルが日本語訳した曲"とか全然違うことを言われて。ぼくが1から書いたポエムなので。前にミュージックステーションに出演した際に"このことを伝えさせてください"と前もって伝えて番組で話した時にタモリさんが"じゃカバーじゃないんだね"と一言言ってくださってその一言だけでカバーじゃないということが伝わって凄い人だなーと思います。直接な意味合いは変わってしまうかもしれませんが皆さんの心と体が健康でありますように」といった趣旨の話をされてからの「アメグレ」、素敵でしたねー。Mステの話は初めて聞きましたしタモリさんのクレバーさが伝わるエピソードだなーと思います。

「今日は『何食わぬ顔で食ってきた』や『S.O.S.』と新曲を歌ってきて、もう1曲だけここ最近書いた新曲を歌おうと思います。皆さんの前で見せられるようにたくさん稽古してきたので大丈夫だと思いますが、なんせ歌うのが4回目なのでおっかなびっくりになってしまうかもしれませんが、もし修正不可能なほどになった場合はもう一度『みんな〜、やってるか!』を歌います」
といった趣旨のMCからの「逃がしてあげよう」は長調のやさしく温かなバラード曲で「私を私から逃がしてあげよう」(だったかな?)といったニュアンスのサビの歌詞が印象的だったなー。音源化される時はどのようなアレンジで収録されるのかが楽しみだなー。

次の「辞世の句」とイントロ中に「もう一度同じ曲を聞かなくて良かってですねー」と昨日に引き続き言われてw
手拍子が揃ってて素敵でしたしここ数年ではあまり歌われない「辞世の句」を2日連続で聴けて嬉しかったですねー。
「手拍子の欲しい曲だったので助かりました」といった趣旨のMCも優しいなーと思うわけで。

この前にMCがあったような気がしますが記憶が飛びましたので思い出したら追記します。
「Forever Young」のロングトーンの伸び方が素敵でしたね。
「福島の皆さんにいつか恩返しをする気持ちを込めて」といった趣旨の話からの「俺のアディダス」は熱量たっぷりでカッコよかったなー。

「よー、そこの若いの」は1番サビを「よーそこのわけーの」のみじゃなく丸ごと歌わせるのは昨日に引き続きなのですが、1番サビをちゃんと歌えるお客さんが多くてシンガロング状態で。2番前の演奏中に「嬉しいです。これはぼくからのちょっとしたイタズラで2番はちゃんと歌います」といった趣旨の話をされて2番に突入。
2番サビに入ると私を含めたお客さんが2番サビもちゃんと歌詞を間違えずに歌えててピストルさんが「マジか」と思わず声を漏らしてしまうほどのシンガロングでした。
ラスサビはピストルさん本人がちゃんと歌っててなんだか今日の「よー、そこの若いの」は忘れられないライブの思い出になりましたね。
歌い終えた後に拍手をしたらピストルさんからも「こちらこそですよ」と拍手をお客さんに向けて返されて、「これは結構他の会場でもやってるんですが『よーそこのわけーの』の後のサビを丸ごと歌ってくださるのは福島の皆さんが初めてで。とても嬉しかったです」といった趣旨のことを話されてて。

「次で最後の曲にしようと思います。元気でねの言葉は何度言っても良いと思います。昨日は仙台の誰も知らない劇場という素敵な会場でライブをしたんですけどライブが終わった後、廊下に出ると黒いカーテンで仕切られてますけど帰るお客さんの声が聞こえて。ぼくと同世代か少し上のご夫婦の方で。『色褪せないねー。最高だった』『色褪せないねー』と会話されてて、『いや聞こえますよ!』と言いたかったですけど嬉しかったです」といった趣旨のMCをされてからの「ドサ回り数え歌」は優しく響くなーと思いながら聴いてました。
「最後に最近書いた短いポエムを一つ」といった趣旨の話から「啖歌」を朗読されて。「啖歌」のポエムに書かれた言葉は強い言葉が多くて、どのタイミングで発表されるかわからないですし、このポエムを変な風に捉えられてしまわないだろうかという心配事が初めてポエムで聴いた時から思ってて。なのでポエムの内容はあえて書きません。

アンコールでトラベリングギターを持って再登場されたピストルさん。
「いつからか伝えたい曲があるので歌っていいでしょうか?」といった趣旨の話をされて「汗だくなのにTシャツを変えなかったのはツアーファイナルのアウトラインのTシャツ、どうか買って帰ってください」といった趣旨の話からの「マイウェイ」は声の伸びがいつもながら凄いなーと思うわけです。

歌い終えた後「アウトラインもこれ(カーテン)で仕切られてるだけなので終演後言ってくださってもいいんですよ」といった趣旨の話をされて手を何度も振り返してから楽屋に戻ってこのツアーは終わりとなりました。

よくよく考えると私がツアーファイナル公演をちゃんと見れたのは2019年の3ピース編成のOne for the showツアーの中野サンプラザホール以来だったんだなーと。
盛り上がるお客さんとそれに応えるピストルさん。なんだか良いライブだったなーと思うわけですよ。
今日の「よー、そこの若いの」は忘れられないだろうなーとも思うわけで。
見れて嬉しかったです!ツアーを見納められたのも嬉しかったです!
次のピストルさんはおと酔いウォークの予定です。
完全燃焼しましたー!

グッズはツアーファイナルのアウトラインTシャツと昨日買ったアクリルキーホルダーのピンクも載せておこう。