shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

舞台「オデッサ」(昼公演)@東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)

移動中。
今日はエレクロン(宮城県民会館)にて舞台「オデッサ」のマチネ公演を観てきます。
キャストは↓。(敬称略)

青年:柿澤勇人

警部:宮澤エマ

旅行者:迫田孝也

お目当ては宮澤エマさん。多分舞台で拝見するのはCBGKシブゲキ!での響人の「お月さまへようこそ」以来なので6年ぶり。仙台でも「天使にラブソングを」の初演&再演の時に2回拝見しております。
柿澤さんはシアタークリエでの「ラディアントベイビー」以来なので8年ぶり。
迫田さんは初めて拝見します。
三谷幸喜さんの脚本・演出の作品を拝見するのが実は初めてで。
楽しんできます!

到着。

観てきました。具体的なネタバレは書かないように気をつけますし触れる場合は言葉を濁して書きます。
面白かったですし笑いました。
エマさん演じる警部は日系人ではあるものの日本語が話せない。なので柿澤さん演じる通訳者を雇うものの迫田さん演じる参考人の証言を通訳者が勝手に無実と思い込んで嘘の翻訳をするという設定があることは事前番組を見て知ってましたが、三谷さんの脚本と言語に関するギミックの使い方は唸るばかりでした。
今回の三谷さんの脚本や演出は私が予想できることの上の上を行くので最終的には「えー、そんな展開なのー!」ともう凄かったなー。

柿澤さん演じる通訳者の嘘の翻訳には「そんなデタラメな仕事するなよ」と何度もイラッときましたが途中からもうおかしくておかしくてこれはこれで面白いしね。。となりwで、あの終わり方でしょ?三谷さんの伏線回収の仕方よ。。凄かったなー。
エマさんは警察官らしいかっこよさもありつつ、母としての面もありつつ。で、こんなにコメディーが上手い俳優さんだったんだーと思った。アメリカで生きてる上での日系人としての悩みを脚本に要素として入れてたりも。
迫田さんは実は初めて拝見したんですがネタバレになるから言えないけどこういう展開をこの俳優さんにやらせるんだーと似合ってましたし素敵でしたね。

3人の役者と演奏者が1人の4人のみ舞台で良い舞台を見たーと満足して帰ります。