shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

谷井大介ワンマンライブ『ネコノアシアト』@西荻窪ARTRION

移動中。

今日は西荻窪ARTRIONへ谷井大介さんのワンマンライブを見てきます。元々は8/11の予定が谷井さんの声帯の病気で休むことになり延期が今日になったのです。

谷井さんを見るのは去年10月のJR小高駅以来。今年はタイミングが合わず配信では何度も見てたんです。ワンマンは生で観たいなーと思って予約したのでやっと生で観れるのです。

ワンマンになると、それこそ2019年のアートリオンでの谷井大介トリオ以来で。

楽しんできます!

 

到着。

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谷井さんのライブってこんなに男性客多かったっけ?ってくらいの男性客ばかりで。4年前はまだここまで偏ってなかったと思う。ここ数年のピストルさんのライブよりも男性客の比率が高かったと思う。

ARTRIONの配信って結構客席を映してた記憶があったので、1番目に整列してたのでもう気にせず最前列の谷井さんのど真ん中に座りましたw

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食事も兼ねようと思ってたので今日のプレートの「鶏肉ときのこのクリーム煮」に卵を乗せてもらってオムライスにしてもらいました。(追加料金+200円でした)

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客席に谷井さんがいらしたので撮影&SNS掲載許可を笑いを取るような言い回しでしたけどもらいつつ、食事も食べてドリンクでグラスの白ワインを注文したので嗜みつつ。

 

22:07頃終演。セットリストは↓。 (🎹=ピアノでの弾き語り。それ以外はギターでの弾き語り)

第一部

01.リトルライト

02.せっかくの日本人ならJ-POPを歌おう

03.蛙

04.パテ

05.め

06.ほっつき歩いてどこへ行く

07.つくるひと

08.嫌われ者まかり通る

09.僕の名前は田中真司

10.可愛いベイベー

11.備忘録

12.夢の話 🎹

●第二部

13.だったんだね

14.三条大橋、橋のたもと

15.駿府公園

16.オリハント

17.baby 🎹

18.オレンジとホワイト(新曲)

19.BUFFARO 06

20.なんていー人生だ

21.自由研究

22.最優秀凡人賞

Encore

23.幸せの粒

19:30になり客電が落ち、谷井さんがステージに登場。

「リトルライト」からのスタートでした。じっくりと迫力のある谷井節を最前列で体感したのでなんだか迫力に圧倒されちゃって緊張しながら見てました。

「せっかくの日本人ならJ-POPを歌おう」も谷井さんの声量の迫力に圧倒されながら見てた感覚でした。それが「蛙」「パテ」まで続いてもう緊張しっぱなしでしたw なんだか休養前以上に声が出ていたような感覚でした。

「蛙」なんて休養中に絵の注文した人限定でしたけどやっと音源化されましたし聴けて嬉しかったんです。


「め」は優しくガットギターでの披露だったと思う。目と芽の両方の歌詞があるので「め」というタイトルだったと思います。まだ音源化されてません。優しい曲になってやっとホッと一息つけて少しリラックスしながらライブを拝見できました。

「ほっつき歩いてどこへ行く」は口笛が掠れててリトライしても若干上手くいった音もありましたが「影で笑われてるような感覚ってこういうことを言うんだなー」といった趣旨の話で笑わせてw この曲のレコーディングの時は「よく出た音を貼り付けて完成させた」と話されてました。

イントロが聞いたことない曲だなーと思ったら「つくるひと」でした。音源化はされておらずYouTubeにUPされてますけどYouTubeのはピアノの弾き語りで、今回はギターでの弾き語りだったのでまた印象が違う感じでこちらも素敵でした。

歌い終えた後、「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、やっつ、ここのつ、アートリオン10周年おめでとう」といった感じで祝うのも素敵だったなー。


ギターのイントロで何度か聞いたことあると思って思い出したのが「嫌われ者まかり通る」でした。カッコよかったなー。この曲もまだ音源化されてないので音源化してほしい曲の一つ。

「『嫌われ者まかり通る』を歌い終えたので女性に嫌われてる曲をやって良いですか?久しぶりにやります。ワンマンだし良いよな?」といった趣旨であーあの曲とわかり「僕は茨城県日立市出身で路上ライブのできるところがありましてそこで見かけた学生の事を勝手に田中真司くんと名付けました」といった趣旨の話をされてからの「僕の名前は田中真司」へ。歌詞は少し卑猥ではあるものの曲自体はカッコいいんですよねー。女性を指名して「明日、西荻窪駅で待ち合わせして、県外から来てるのも知ってるけど明日西荻窪駅で待ち合わせて昼のアートリオンは間借りカレー屋のろんぐとーんになってるからカレーでも食べませんか?」といった台詞に変更されてました。良かったと思うw


「女性に嫌われる曲シリーズ第2弾」といった趣旨のことを話されてから「可愛いベイベー」はまだ音源化されてない曲。まあ歌詞を聞いてると女性に評判が悪いと仰るのもわかるw

「備忘録」は初めて生で聞いたのが4年前の谷井大介トリオだったと思います。その後「Little Light」でCD化されたのでいつでも聴けるようになりましたけどカッコいい曲だなーと何度聴いても思います。大好きな曲だし聴けて嬉しかったですねー。

第一部ラストはアップライトピアノに座ってから「夢の話」でした。カッコよかったし感動したなー。

 


休憩を挟んでからの第二部は「だったんだね」からのスタートでした。こちらもまだ音源化されてない曲。最後の「コウロギだったんだね」は私のダウンコートを指差してからだったので某佐○間宣○ANN0のゴキダウンいじりを思い出してしまってテンションが下がってしまった。私のテンションが下がるピンポイントないじりだったので多分谷井さんはこのネタのことは知らないだろうと思います。

三条大橋、橋のたもと」はこの曲が聴けますようにという願いを込めて歌詞に出てくる「スタバのカプチーノ」を福島駅東口のスタバで頼んだのはここだけの話で聴けて嬉しかったなー。

駿府公園」は生で聴けたのはいつぶりだろう?代表曲の一つでありお客さんに歌わせる曲でもある。歌えて嬉しかったです!


山形県にあるエレキ酒場オリハントというお店に初めてライブしに行った時このアートリオンでも歌いにきてる吉田チキンと初めましての海谷咲良ちゃんとライブをして向かう途中、少しだけど街路樹があって春先のライブだったので咲良ちゃんの名前から桜を歌詞にいただいて曲名をお店からつけた『オリハント』という曲を書きました」といった趣旨の話をされてからの「オリハント」は確か谷井さんがオリハントで初ライブする前日に郡山PEAK ACTIONに谷井さんと吉田チキンさんとダーフーさんやヨハンさんなどを観に行って翌日帰ってからオリハントからの配信を観て新曲としての「オリハント」を観てるのでまたなんだか感慨深いんですよ。歌詞が大好きな曲で歌い出しの「遠くの街」が曲が生まれた「東北の街」にもダブルミーニングで聞こえるように計算されて歌われてるのも好きなのです。「まだここで会いましょうね」の「ここ」でステージの床を力を込めて指を指すのが好きなのです。「僕の街と君の街を交換っこしよう」も大好きな歌詞なのです。


「隠すようなことではないと思うので言いますが僕は20代で結婚して離婚して、いま中学二年の子供がいます。この前のライブでアコースティック編成のバンドの方のお名前が息子と一字一句同じでビックリしたんです。息子と同姓同名の方と『お父さん』『お前には娘はやらん!』(噛む谷井さんw)というもはや違う言葉になりましたが。1歳の時までしか一緒にいなかったからこの前息子が夢に出てきて、気になって名前が検索したらよりにもよってテレビの取材の映像が出てきて。名前は"ゲンキ"と言うんですが検索したのが9/30で母ちゃんから"そういえば明日孫の誕生日だったよね"と言われてその偶然にハッとして。名前を出さないとか離婚してるとか言わないことが息子の存在がいないように思われるのが嫌で。そんな息子が1歳の時に書いた曲を歌います」といった趣旨の話をされてからピアノでの「baby」はこんなMCの後ですもん、グッときたなー。


「昨日が越谷のごりごりハウスで歌ってその後、深夜のアートリオンに荷物を置きにいったらまだ出演者やスタッフがいて、今回は延期公演だけじゃなくツアーファイナルにしようと思ってて、そのツアー中に富山でワンマンライブがあってギターを5本持ってきたのでツアー中はずっと車中泊で。アートリオン近くの駐車場で(アートリオンの店長の)だいじゅと話して車の中で新曲を作りました」といった趣旨なことを話されてから「オレンジとホワイト」という新曲を歌われてました。電球の色や種類の生活感のある夫婦のことを描かれた歌詞でした。


「息子の曲をさっき歌ったので家族の歌を次に歌おうと思います。父・母、弟は仲が悪かったので別にw じゃ兄貴の曲を」といった趣旨の話をされて何を歌うのかと思ったら歌い出しで笑っちゃったよ、「BUFFARO 06」だものw サビからコミックソングになるタマキングさんが谷井さんのバッファローというあだ名をつけた曲のことですものw「兄貴…いやあんちゃんが僕の別名を付けてくれた歌です」といった趣旨の話をしてからのサビでしたw 歌えて楽しかったよw

「皆さんどうもありがとうございましたー!」で何を歌うのかと思ったら「なんていー人生だ」でこちらもサビを歌えてとても嬉しかったですよ。うん、最高だった。

アンコールの手拍子が起き「…まだアンコールじゃないよ?アンコールみたいになっちゃったけど」といった趣旨の話をされてから「自由研究」へ行ったんだけど、山崎まさよしさんの例の件を話されたのが多分ここらへん。「ギターを研究して楽譜を唯一買ったのが山崎まさよしさん」といったフォローがありつつでした。

この手の炎上ネタは去年某推しが炎上したの時に別のライブ&関係ない演者にやられて悲しい気持ちになったんですけどちゃんとフォローしてもらえるのであれば炎上した方のファンとしてはまだ許せるのです。


脱線しました。

「自由研究」は大好きな曲でCD化されるのを2年くらい待ってる曲でもある。夏休みと父との思い出がノスタルジーとしてそれぞれの学生の頃の夏の思い出として頭に浮かぶのです。私は小学生の夏休みに市民プール→ゲーセンで格ゲーを友達と遊んだをした記憶が初めて聴いた時に頭の中に浮かんだのです。私にとって大切な曲の一つなのです。是非とも音源化をしてほしい曲なのです。


「次が最後の曲になります。8月のアートリオンのワンマンが今日に延期になり、その時は喉頭がんのステージ3かもしれませんと言われて様子を見て喉頭がんだったら声帯を摘出して最悪死ぬかもしれないから母ちゃんには"もしかしたら(がんかもしれないから)覚悟しといて"と伝えて、武田英祐一さんとの北海道ツアーをギターを弾きに行くということをしました。結果喉頭がんでは無くて。50%50%の確率だったみたいで最悪の事態は避けられて。僕は不登校気味で引きこもった生活もしてました。両親が音楽をやってたのもあり音楽が得意で、絵も描いてたけど音楽を仕事にしたいと思って活動を始めて。そんな僕みたいなやつでも夢を持っても良いと思って療養中に1曲書いた曲を歌って終わろうと思います」といった趣旨のことを話されてから「最優秀凡人賞」を披露されました。生で聴くのはもちろん初めてで今の谷井さんだから歌える歌詞だと思いますし素敵でしたね。

 


アンコールはすぐで「茨城県から福島県二本松市に住民票を移し、この後高速を走って家に帰って畑の白菜を初収穫しようと思います。前に住んでたところは畑とかできなくて自然の恵みを感謝しながらお米を食べようと思います」といった趣旨の話からの「幸せの粒」でした。未発表曲でまだCD化されてない曲なのです。MCから曲への流れが完璧でしたね。これで終演。

 


物販が売ってたので迷いつつポストカードに今回はワンマンなのでセットリストを書けないのでメッセージを書いてもらいました。

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谷井さんのお子さんの誕生日(10/1)と私の誕生日(10/2)と年齢はもちろん違うけど一日違いということを伝えたくて谷井さんに伝えて、12月の福島市富岡町の昼のイベントの件の質問を聞いてから握手をしてもらって会場を後にしました。

 


最初のピリッとした緊張感からの優しい曲や歌える曲などの緩急の使い方とセットリストのバランスが素晴らしかったなー。「Little Light」以降の未発表曲がだいぶ溜まってるのでアルバムの発売を心待ちにしてます!

参加できてとても楽しかったですし感動しました。

またライブに行きます!完全燃焼しましたー。

 

最後にライブ前に撮影可能かとSNSへの投稿のことを谷井さんに聞いてOKをいただいたので何枚か撮りましたがその写真を載せておきます。

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