shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

竹原ピストル×thing of gypsy lion「まこと果樹園presents 2マンライブ」(2024/6/28公演)@福島市Player's Cafe

移動中。
今日は福島市のPlayer's Cafeへ竹原ピストルさんとthing of gypgy lion真琴さんのツーマンライブを観てきます。
1週間前に決まったライブ、何とか予約が取れたのと明日は横浜なので良いタイミングだったんです。
楽しんできます!

到着。

ウェルカムボード

21:10頃終演。セットリストは↓。
竹原ピストル (敬称略)

※音漏れで「たった二種類の金魚鉢」
01.マスター、ポーグスかけてくれ
02.じゅうじか [野狐禅]
03.LIVE IN 和歌山
04.ただ己が影を真似て
05.わたしのしごと
06.何食わぬ顔で食ってきた (正式表記不明)
07.俺のアディダス〜人としての志〜
08.誇れよ己を (正式表記不明)
09.カモメ [野狐禅]
10.逃がしてあげよう
11.カウント10
12.みんな〜、やってるか!(ハーモニカソロ有り)
13.Forever Young

早めにプレカフェのビルの4階に行ったらピストルさんが「たった二種類の金魚鉢」を入念に歌われてたのが音漏れで聞こえたんだけど本編で全く歌わなかったんだけどw
今日は先週のライブ開演前にメールを送って20番でしたのでもしかしたら写真撮影の時間があるかもしれないなーと思ってサイドのステージ寄りに座りました。

少し早めにステージに来るピストルさん。
真琴さんの「Hikigatari sitagari」の黒Tシャツ・頭タオル・デニムの短パン・リストバンド・黒のアディダスのスニーカー(靴下なし)で登場。
「急遽の開催にも関わらずこんなに集まってもらえてありがとうございます」といった趣旨の挨拶をされてからの「マスター、ポーグスかけてくれ」へ。スピーカー目の前だったので結構鼓膜に来たけどでもこの音圧が心地よかったりします。
声援が来て「この曲でこんな反応をもらえるのが初めてで嬉しいです。…(Tシャツを見せながら)これがいま騒がれてるTハラ、Tシャツハラスメントです。まこっちゃんがライブ前におもむろにこのTシャツを渡してきて。着て楽屋から出てきたら"あ、着てくれてるんだ"と言われて」といった趣旨の話で笑わせて。

「じゅうじか」はこの位置で歌われるんだーとなりつつ秒針の音のようなミュートしたギターの弦を弾く音色と緊張感を解き放つかのように思える伸びやかなギターの音色で緊張と緩和がある「じゅうじか」のギターの音色が大好きなのです。
野狐禅の頃の曲で『じゅうじか』でした。福島に来たのに街の名前が変わりますが。和歌山のとあるお兄ちゃんとのことを歌詞にした曲」といった趣旨の話からの「LIVE IN 和歌山」。サビの足踏みは音がマイクに乗るような感覚で振動は全く来ませんでした。20年以上薬漬けで生きてる人生なので毎回歌詞が沁みるのです。

「歌詞の主人公と同じことが少ないんですけどこの曲は自分自身のことを書けたかなー」といった趣旨での「ただ己が影を真似て」を披露。生で聴くのは調べたら2018年12月の仙台PITでのRADIO GIGAサウンドチェック以来みたいで。配信で何度も聞いてたから生で聴くのがまさかコロナ禍前とはびっくりしたー。大好きなバラードなので聴けて嬉しかったなー。
「わたしのしごと」も久しぶりだなー。調べたら去年のいわき以来でした。大好きで優しい曲だなーと思うわけです。
「何食わぬ顔で食ってきた」は未発売曲の一つ。短い曲ですけどカッコいい曲だなーと思うんです。いつごろ新しいアルバムが発売されるんだろう?と心待ちしてる曲の一つですね。

「少し前に野狐禅というワードが出てきたと思うんですが10年くらい前まで裸足でステージに上がってて帰宅すると玄関に桶に水が張ってあってWミーニングで"足を洗え"と言われてるように思えて、"(物理的な)足を洗え"と歌うたいをやめろという意味での"足を洗え"と捉えてしまって嫌な思い出なんですよね。10年前からあることがきっかけでアディダスの靴をステージで履くことになったきっかけの曲」
といった趣旨の話から「俺のアディダス」は初めて聞くMCだったなーと思いながら聴いてました。野心ギラギラですけどやっぱりカッコいいなーと思います。
未発売曲の「誇れよ己を」を続けて披露されて「俺のアディダス」と続けてやったことで酸欠気味になったと仰るピストルさん。「この2つを続けてやるもんじゃない」ともw
「次にやる曲も野狐禅の頃の曲なんですけどよりにもよって"僕はもう疲れきってしまってね"で」と笑いを取ってからの「カモメ」はメンタルが疲れ切った人物が主人公の歌詞なのでシリアスな歌詞なので顔を戻すのが大変だったw
でも私にとって大切な曲には変わりないですしメンタルの体調によって聴く時を選ぶ曲だったりします。

「次に歌うのは『逃がしてあげよう』という新曲でルートインホテルさんのテレビCMで使われてて見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。もう閉館してしまったからいいかと思って言いますが東口のリッチホテルに空室がない場合以外は泊まってたんです。このホテルで東日本大震災の時にも泊まる予定で愛着が余計に湧いて。残念ながら閉館してしまってそのホテルのフロントのおじちゃんがルートインホテルの福島西インターのフロントでやってると知り、その頃にはまだCMのオファーをもらってない頃でこういう縁もあるのかとなりました。自分がやべーのにも気づくことができず、心や身体を壊してしまうその前に逃がしてあげようということを書いた曲です」
といった趣旨の話からの「逃がしてあげよう」は優しい曲だなーと思うんですよ。歌詞も優しいしメロディやアレンジも優しい。ピストルさんの曲って言霊のように強く歌われる曲もあれば一人一人に優しく届くように歌われる曲もあるんです。どちらのピストルさんも大好きですが私は優しい曲の方が涙腺にくることが多いなーと思うんです。

「ぼちぼち終盤です。昨日もライブでライブ中にハーモニカに髭が引っかかり"いてーー!"ってなってそれ以来ハーモニカ恐怖症なんです。次に歌う曲はハーモニカが無ければ物足りないし」といった趣旨の話から「カウント10」に入るかと思ったらハーモニカに怯えてしまうピストルさん。
「カウント10」を演奏し始めるといつも通りのピストルさんだし力強いですしカッコよかったなー。
「みんな〜、やってるか!」はハーモニカのトラウマを克服されてからのハーモニカ有りver.でした。「やってるか!」を全部お客さんに歌わせるのも素敵でしたねー。「他の階の方に"やべー集会"と思われるでしょう」といった趣旨の話で笑わせてからSNSの更新が途絶える時の理由(一応を内容は伏せておきます)を話されてから「Forever Young」は沁みに沁みてピストルさんのソロの出番は終わりました。

thing of gypsy lion (敬称略/★=カラオケでの披露)

01.レイドバックライフ&ミュージック
02.燻れ
03.Over the 40
04.老眼
05.音楽に向いている
06.臆スルコトナク突キススメ
07.旬
08.ダメゼッタイ
09.だから だから だから ★
10.昴のサンバー ★
11.別れのススメ
12.定番・既存・焼き直しの破壊

Encore
13.ワイワイワールドツアー
(ウェルカムボード抽選会 w/竹原ピストル)
14.WOW WAR TONIGHT〜時には起こせよムーヴメント〜 [H Jungle with t] (w/ 竹原ピストル) ★

真琴さんはステージ転換3分という速さでライブを始めてw
「レイドバックライフ&ミュージック」からのスタートでした。優しい曲だなーと思います。
「燻れ」はオケで聴く機会が多かったですけど弾き語りは弾き語りで素敵だなーと。
「一度だけ"この曲ピストルさんの曲ですよね?"と言われた曲」で「Over the 40」はお客さんを笑わせてたけど失礼な話だなーとは思う。念の為にピストルさんがライブで歌われたのは真琴さんのカバーですからね。
「老眼」は配信で見た記憶があるなー。なんだか病気とかの歌はkumajiroさんとダブるw

「何度か対バンしたことがあるミュージシャンは今だとSNSで簡単に連絡が取れるから連絡交換はしないんですけどとある方のSNSを見たら"音楽に向いてない"と書かれてて俺なんかより音楽に向いていると思うよ」と書いた曲
といった趣旨の話からの「音楽に向いている」は生で聴くのは2度目かな。真琴さんの新曲はどの曲もいい曲だなーと思ったりします。
「臆スルコトナク突キススメ」もオケのイメージが強いですが弾き語りも素敵だなーと思うんです。

「旬」もなんだかんだで久しぶりに聞いたなー。
さくらんぼが終わって次からは桃の収穫が始まってあかつきからCXという品種まで10月くらいまでは果樹農家が続きます。今年は例年より早くなりそうです。CXの木にメジロが巣を作ってて調べたところあと少しで生まれるみたいで」といって趣旨のMCもありつつの「振り付けは自由に」といった趣旨からの「ダメゼッタイ」はまあ何度も聴いてるから振り付けも頭に入ってますよねw 楽しかった!

「ここからはオケでやろうと思います。ピストルくんはオケ卒業とのことで。福島県には"だから"という強い方言があります。そのことを歌にしました」といった趣旨の話から「だから だから だから」は「だから=相槌」なんですが福島だけではなくて宮城でも使いますね。「んだから」とかも。
で、この曲の壮大なオケのアレンジは元野狐禅ハマノヒロチカさんとのことでした。ハマノさんもアウトラインで真琴さんとやるそうです。
「昴のサンバー」はロックなので楽しいんですよねー。楽しかった!

「オケから弾き語りに戻る時は慣れない」といった趣旨の話から「ラブソングを作っているんですがaveみたいなことは書けない」といった趣旨の話をされてから「別れのススメ」は初めて聴きましたけどサビのモラハラの歌詞が出てきた時点で別れるべきだわという曲でした。ラブソングでも真っ直ぐな歌詞にならないのが真琴さんの歌詞の魅力なのかな?と思いながら聴いてました。
最後の曲は「定番・既存・焼き直しの破壊」は何度聞いてもカッコいいですしピストルさんとの対バンでCメロの「ピストルの引き金を引く」を歌うのもグッとくるわけです。

アンコールは「一人でやって!とピストルくんに言われたので。WOW WARは卒業」といった趣旨の話をされてから「ワイワイワールドツアー」という曲を歌われてました。初めて聴いた曲でしたけど素敵でしたね。
ウェルカムボードのじゃんけん大会がありピストルさんがウェルカムボードを持ちながらステージに戻る。
私は最初にグーを出して勝ちましたけどその後は全くダメでしたw
「やらないと見せかけてのー」からの「WOW WAR TONIGHT」のサプライズ感は素敵でしたし楽しかったですし撮影タイムもあったので結構な枚数を撮影しました。(カメラロールを見ると100枚超えてましたw)

WOW WAR TONIGHT」の時に撮影許可が降りたので写真を載せておきます。















真琴さんもピストルさんもサイン対応されてて持参してた「658km、陽子の旅」のBlu-rayの裏面と色紙も持参してたので色紙にもサインを入れてもらって握手もしてもらいました。

終演後、SNSで繋がったピス友さんたちと話したり、その後福島市に宿をとったピス友さん(私を含めて)4人で打ち上げをしてたら日付を跨いでてw

ライブも楽しかったですし感動もしましたし写真も撮れましたし満足して次の地へ向かいます。(横浜へ向かうんですw)
次のピストルさんは今のところ8月の下北沢での空野大さんとのツーマンになります。
完全燃焼しましたー。