shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

中村中「ACOUSTIC TOUR阿漕な旅2023-何も変わっていない-」@仙台retro Back Page

移動中。

今日はretro Back Pageへ中村中さんの弾き語りワンマンツアーの仙台公演を観てきます。

あたるさんは4月のおと酔い以来。

ワンマンだとコロナ禍前になると思います。

前回行く予定だった公演は2020年2月末で緊急事態宣言が出るくらいの時期で中止になって見れなかったのです。

楽しんできます!

 

到着。

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18:40頃終演。セットリストを一応書きだしましたー。

01.愚痴

02.昨日までの話

03.平熱

04.人間失格

05.裸電球

06.冗談なんかじゃないからネ

07.一杯の焼酎 🎹

08.友達の詩 🎹

09.あいつはいつかのあなたかもしれない 🎹

10.飲みに行こうよ 🎹

11.新曲

12.うれしい

13.明後日の方へ(新曲)

14.裏通りの恋人たち→今夜もブギーバック→ 裏通りの恋人たち

15.独白

16.駆け出しの生き様

17.不良少年

Encore(?)

18.死ぬなよ、友よ(アカペラ)

整理番号が1*番ととても良かったんですが会場に到着したのが開場時間の10分前でした。

焦った焦った。

なんだかんだで4年前のあたるさんの時と同じ席に座りました。


1曲目は「愚痴」からスタート。懐かしい曲ですしワンマンを見たのが4年前が初めてなのでやっと生で聴けました。

2〜4曲目と15曲目が勉強不足で知らない曲で、歌詞の一部を覚えて後でググろうと思ったら4曲目の記憶した歌詞が記憶から抜け落ちてしまって。。結果的に歌詞サイトな歌詞を一つ一つ見てシナプスが繋がることを待ちながら見ててなんとかシナプスが繋がり「人間失格」とわかりました。


「裸電球」は泣きそうになりましたよ。名曲であり代表曲の一つですもの。

「冗談なんかじゃないからネ」なんて聴けると思ってない選曲でビックリしたー。「友達の詩」のc/w曲なので流石に知ってました。


ピアノに移動し「背中になってすみません」とグランドピアノに座った時に背中になってしまう方に一言言い、「3年前にツアーを回ってて、2/29にここ仙台retro Back Pageで「何回言ったらわかるの」というタイトルのツアーを終える予定でしたが流行りの疫病(表現が違ったかも)で中止になり仙台は4年ぶりになってしまいました。その時の思いと共にやってきました。(「おかえりー」と声援があり)ただいま!」

「人見知りはマイナスな言葉ではない」という内容の話をして、「その間に新譜『妙齢』を出しました。そこからコロナ禍って言うのも嫌なんだけどその期間に書いた曲もやろうと思います」で話されてました。

ピアノで何をやるのかな?と思ったら「一杯の焼酎」でした。映画パラサイトのエンディング曲を訳しながらあたるさんが歌詞を書かれた曲。素敵でしたねー。

「友達の詩」もピアノで。代表曲でありますしやっぱり良い曲だなーと思いながら聴いてました。

「あいつはいつかのあなたかもしれない」も披露されてなんかじんわり考えてしまった。一つ間違えたらこの歌詞の通りになる可能性もあるわけで。


どのタイミングのMCか忘れましたがを仙台に向かう時はいつも伊坂幸太郎さんの本を読んで向かう」といった趣旨のこと話されてて「『砂漠』という本を読んで知ってる方いらっしゃりますか?(反応なし)」。

「ゴールデンスランバー」や「重力ピエロ」だと映画化されてるので反応ありで、「ゴールデンスランバー」→「砂漠」のお客さんの反応を楽しむあたるさんw

「砂漠」のあらすじを話しながら麻雀の時に(自分の名前が入ってる)中(チュン)で上がれないと話されてましたね。

「3年もツアーをしなかったので3年の間に行かない選択ではなく、皆さんは来てくれるという選択をしてくれたのが嬉しかった」といった趣旨のことも話されてました。


「3年前のツアーは『未熟もの』というアルバムを引っ提げたツアーだったのでその時のアルバムからもやろうと思います。歌詞を書いた当時は友達に言うつもりがこの3年の間に私に向けて言われてるように歌詞の意味が変わった曲」と言った趣旨の話をされてから「飲みに行こうよ」を披露。

飲みに行こうよってコロナ禍になってからはなかなか言い出しにくい言葉には確かになったなーと思う。感染が広がってる時期は特に。断れるなら断ることも多かったなー。


ギターに戻りマイクスタンドを元の位置戻そうとしたら照明にマイクスタンドが当たって「弁償するところでした」と陳謝しつつ。

「このツアーの為に新曲を作ってきました」といった趣旨のことを話されてからの新曲は歌詞を正確にな思い出せないものの「一緒に逃げよう逃げようと言わなかった」といった内容の歌詞が印象的に残ってて切実さを結構感じた曲ではあったなーと思いました。

「仙台の皆さんへの気持ちを込めて」といった趣旨の話しをされてからの「うれしい」はアルバム「未熟もの」のリード曲でしたね。やっと生で聴けてとても嬉しかったなー。


次の曲も新曲と話されてて「明後日の方へ」という言葉が印象に残ってたので一応検索をかけてみたらカクタラボという劇団(?)の「明後日の方へ」という作品へ書いた曲なんですね。

YouTubeを貼り付けておきます。


ルーパーを使い色々録音していき「裏通りの恋人たち」へ。確か記憶が正しければ「生産性がない」という言葉が今日歌われた記憶があるんだけどCDの歌詞には書かれてないね。。CD音源を聴き直しても入ってないや。

その言葉でドキッとしてLGBTQ当事者のあたるさんがその言葉を発した例の国会議員のことを思い出してね。途中から「今夜もブギーバック」のカバーを挟みつつでした。ルーパーを使われたのはこの曲のみでした。

そういやルーパーに録音作業中に「業務連絡、電池がたぶん切れました」と話されてたのは多分アコギのピックアップの電池だと思うけどギターに詳しくないのでわからん。


ポエトリーリーディング曲が来て、勉強不足で知らない曲が来たので歌詞の一部を頭の中に記憶して終演後、歌詞を検索しても該当曲っぽい曲が見つかるもののだいぶ歌詞が短くてイヤホンをつけてSpotifyで聴いてみると記憶した歌詞の一部が「独白」の歌詞と一致しました。カッコよかったなー。

「駆け足の生き様」は1stアルバムの「天までとどけ」の収録曲でしたね。大好きな曲なので聴けて嬉しかったですねー。

「不良少年」で本編終了。歌詞が好きな曲。ただSpotifyには入ってなくてDL販売だと一番最後の曲として入ってますね。


これで本編終わりっぽいけど頭を長い時間下げて頭を上げてからピアノで音を取ってアカペラでマイクありで「死ぬなよ、友よ」を歌い出して、後半はノーマイクのアカペラで歌われて凄い声量でしたし感動しました。心の中で終始やべーなーと思いながら聴いてました。

スピーカーから音楽が鳴りあたるさんは客席の通路を通って楽屋に戻り終演となりました。


多分「死ぬなよ、友よ」はアンコール曲なのかな?と思います。今日のお店の形状が特殊なのもあって一度楽屋に戻る選択をしなかったんだと思います。

 


なんだか凄かったなー。

勉強不足で知らない曲も4曲ほどありましたけどどの曲も素敵な曲ばかりでしたね。

3年前のチケットは予約して取っていて、緊急事態宣言のあたりで公演中止が決まってその時のことをずっと頭の隅にはあったんですよ。

前回のツアーを全部の工程を終えられなかった中村中さん自身も、私を含めた行く予定だったお客さんもあの時の無念は果たせたのかなー?と思いながら観てたので感慨深いものがありましたね。

最後の「死ぬなよ、友よ」のアカペラはヤバかったなー。生で聴けてよかったです。

またライブを観に行けますように。

完全燃焼しましたー!