shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

竹原ピストル「LIVE AT APIA40 "ONE MAN SHOW"」@APIA40

移動中。

今日は学芸大学駅近くのAPIA40へ竹原ピストルさんのワンマンライブを観てきます。

新型コロナウイルス蔓延の中での東京行き、正直行くかどうかを予約が取れてからずっと迷った上での判断です。どうかご理解ください。

APIA40で見るピストルさんは2019年9月以来なので2年4ヶ月ぶり。

行くからには感染対策をバッチリして楽しんできたいと思います。

 

到着。看板。

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私の席から。

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19:47頃終演。セットリストは↓。(敬称略/順番が怪しいところあり)

01.It's my life

02.ハッピーエンド

03.じゅうじか [野狐禅]

04.あ。っという間はあるさ (スローver.→アップテンポver.)

05.カモメ [野狐禅]

06.初詣

07.LIVE IN 和歌山

08.おーい!おーい!!

09.ギラギラなやつをまだ持ってる

10.みんな〜、やってるか!

11.Amazing Grace

12.Float Like a Butterfly, Sting Like a Bee !!

13.御幸橋

14.よー、そこの若いの

15.たった二種類の金魚鉢

16.笑顔でさよなら、跡形もなく。

17.あっかんべ、だぜ故郷

18.せいぜい胸を張ってやるさ。

19.へっちゃらさ、ベイビー

20.ぼくの夢でした

21.朧月。君よ、今宵も生き延びろ。

22.かわりばんこがちょうどいい


Encore

23.Forever Young

24.一等賞

25.ドサ回り数え歌

26.狼煙 (Ver.2)

整理番号はA8番。中に入るとテーブルと椅子があって前の時はコロナ禍前だったので記憶が違う。コロナ禍前は椅子のみでした。あと会場の大きさも私の記憶から消えてました。スピーカー前のサイド席の一番前が空いてたのでそこに座り開演を待つ。

 


開演時間になりAPIA40のスタッフでありホーミータイツのメンバーであるごとうはるかさん作曲のSEが流れてからの登場。久しぶりにこのSEが聞けてピストルさんの「すいませんでした」がいろんな形で聞けて嬉しかった!

「こんな時期に来てもらってありがとうございます」といったような感謝の言葉から「It's my life」を披露。ブルージーでやっぱり格好良い!

「ハッピーエンド」は何度聴いても名曲ですよ。

野狐禅の頃からのレパートリー曲である「じゅうじか」はミュートしたギターの音が時計の秒針の音のように聞こえてそれが好きなんですよねーというのを思い出しながら聴いてました。


「この前、新潟空港に降り立ったとき、北アルプスが見えたんです」といったようなMCから歌詞にアルプス山脈のことが出てくる「あ。っという間はあるさ」を弾き語りver.→オリジナルver.に変わるここ最近定番化されたアレンジでの披露でした。どちらも聞けるいいとこ取りのアレンジなので大好きなんですよねー。

「手拍子いただけて…これ、お札とか数える時に使う手を湿らせるものを使ってるんです。消毒で手がガサガサでピックが抜けてそうになって手拍子のおかげで助かりました」といったようなMCで感謝されてから「さっき歌った『じゅうじか』と同じですが前に活動してた野狐禅時代のレパートリー曲で『カモメ』」といったようなMCを話し、「カモメ」を久しぶりに生で聴けました。


「カモメ」は大好きな曲ですが精神的に疲れてると2番サビの「遺書」の歌詞が耳に残りすぎてつらく感じてしまう部分もあるんですけどでも大好きな曲には変わりない。

「新年にふさわしいめでたい曲ではないですが」といったようなMCから新曲「初詣」を披露。弾き語りのいい意味でテンポの不安定なアルペジオからサビの格好良いストロークが大好きな曲。

「LIVE IN 和歌山」はライブ定番曲。今日はサビの足踏みの振動が伝わる位置で見れたのが嬉しかった!

アウトロとイントロをくっつけて、「曲をくっつけちゃいますが『おーい!おーい!!』」と「おーい!おーい!!」を披露。ライブ初披露時(GOOD LUCK TRACKツアー市川公演)から大好きな曲でライブ定番曲になったのが嬉しい曲。サビで胸に手を当てるのがいつも格好良いなぁと思いつつ、格好良くて心に沁みて何度聴いても嬉しい曲。今日はラストサビのストロークが若干テンポが遅めに聞こえたのが個人的には好きでした。


「ギラギラなやつをまだ持ってる」を披露。

やっぱり格好良い曲。実は野心が強い曲は前までは苦手だったんですが、それがピストルさんがお世話になった方々への恩返しと気づけるようになってからは好きな曲になりましたね。

続けて「みんな〜、やってるか!」を披露。譜面をめくり忘れるというアクシデントをギターを弾き始めてから客席に伝えてなんとか最後まで歌い切れたピストルさん。ライブ定番曲の一つですがやっぱり手拍子で盛り上がる。

「手拍子ありがとうございました。歌うたい仲間に"コロナ禍に入ってから声援がないと物足りないね"と言われその場は"そうだよなー"と頷いたが、よくよく考えればぼくのライブって声援をあまりいただいたことがないから関係ない話でしたね」といったようなMCで笑いをとり、「皆さんの心と体が元気でありますように」と話し「Amazing Grace」を披露。

Amazing Grace」はコロナ禍になってからこの曲の持つメッセージが変わったような気がして。いま感染者が増えてる中だとより強いメッセージに聞こえるのがいろいろ考えながらですが生き抜く力になるような気がしてるんです。


「この前までツアー…10本くらいの短いツアーでしたが最後までなんとかやり遂げられたギリギリのツアーでしたが打ち上げできないなんてどうでも良い。ただ旅ができて幸せでした。今日もまん延防止、まん防の期間中なので時間制限がある中ですがギリギリ開催できて。お互い感染対策をしっかりした上での開催だと思うので気を抜かずやります」といったようなMCから旅の歌である「Float Like a Butterfly, Sting Like a Bee !!」へ。やっぱり格好良い曲!

続けて久しぶりに生で聴く「御幸橋」!今日は似たようなサビのストロークの「初詣」を先にやったから聴けないと勝手に思い込んでた。去年の私の中のベスト1の曲ですもん、この曲のギターが大好きなので生で聴けて嬉しかった!

そのまま「よー、そこの若いの」へ。やっぱりスマッシュヒット曲ですもの、歌詞のメッセージ性が今の多様性の時代にあった歌詞だと思いますし、メロディのキャッチーさも大好きな曲です。


「今日は時間制限があるのでMCをあまりしないで曲数を多くやるために詰め詰めでやりました。宣伝になってしまいますが2/2に5曲入りのミニアルバムが出ます。今日はライブ前にラジオの収録と雑誌のインタビューを受けました。調子のいいことを言ってると思います。決して間に受けないでください。(ここで調子のいいことを言ったピストルさん自身の物真似をする)今のモノマネ、野村監督に似てましたね。ミニアルバム収録曲5曲全てにミュージックビデオが存在します。『朧月。君よ、今宵も生き延びろ。』の監督をしてくださった西川美和監督、そして5曲のミュージックビデオの監修もしてもらいました。西川美和監督とは前に『永い言い訳』という作品で俳優として参加しているのですがもう5〜6年前に撮影したので今回監督と俳優の関係性で再会できたのが嬉しかったですね。西川監督は"カット"の後に"はーい"だとOKテイクに。"はーい、はいはいはいはい"だと良いけどもう一度撮るに。"はーい⤵︎"だと当たり前だけど撮り直しになるのが懐かしかったですね。今回のミュージックビデオ"はーい⤵︎"が多かったと思いますが良い作品になってれば良いと思います。その『永い言い訳』の台本を読んで頭に浮かんだことを歌詞にした西川美和監督に敬意を表して歌います」といったようなことを話して「たった二種類の金魚鉢」を披露。何度聴いても名曲ですよ。

新曲「笑顔でさよなら、跡形もなく。」は「よー、そこの若いの」の初期段階の弾き語りアレンジに似てるなぁと前にもライブレポートで書きましたけど何度聴いても似てる。この曲のREC音源が「よー、そこの若いの」と同じロックアレンジなのもあるんだろうなぁとも思う。

次は「あっかんべ、だぜ故郷」へ。こちらもロック曲ですが1つ前の「笑顔でさよなら〜」とはロックのジャンルが違う曲。弾き語りでも最初からギターをかき鳴らしてますし、有名な楽曲のリフを引用してたりしますし。とても格好良い曲で今日聴けると思ってなかったなー。

「せいぜい胸を張ってやるさ。」はREC音源がHipHop寄りなんですが弾き語りだとだいぶ優しくなります。弾き語りの方が歌詞がより心に響きやすい気がします。


「今年見た初夢は安達祐実さんとなぜか対談してる夢でした。時々ぶっ飛んだ夢を見ることがあるんです。頭をフル回転しながら見て起きたら疲れてた夢です。そんな夢の曲」といったようなMCから「へっちゃらさ、ベイビー」へ。

「へっちゃらさ、ベイビー」はコロナ禍になってから配信ライブをするようになり生でやる機会が増えた曲の一つ。優しいラブソングで大好きな曲。今日はピックでアルペジオを弾いてましたね。

「次は寝た時に見た夢ではなく目標にする方の夢の曲」といったようなことを話してから「ぼくの夢でした」を披露。

この曲も優しいですし何度聴いても名曲です。


「終盤です」と一言話してから「朧月。君よ、今宵も生き延びろ。」を披露。前に郡山の時に生で聴いた時の記憶の曖昧で申し訳ないんですが、この曲ってハーモニカ有りでしたっけ?郡山の時はハーモニカ無しだったように気がしたんです。やっぱり後半にかけての熱唱っぷりが心を揺さぶれて感動しました。ハーモニカソロも素敵でした。

本編最後は「かわりばんこがちょうどいい」。配信ではたまにやってましたが生で聴けるとは思ってみませんでした。アルバム「SKIP ON THE POEM」収録曲ですね。歌詞の中の月と星の表現が大好きな曲。

 


アンコールはすぐに再登場し頭タオルは楽屋に戻ったタイミングで外してました。

「時間がない。皆さん10分あれば帰れますよね?ギリギリまでやってみます」といったようなことを話し「Forever Young」のイントロへ。「曲のテンポが早まらないように気をつけて…」と話しながら弾いてました。慎重にギターを弾いてたので今回はいつもより若干テンポが遅めに聞こえましたがこれはこれで素敵でした。

「一等賞」は手拍子が自然発生してましたね。前にCreepy Nutsさんのラジオで「てにをは(助詞)によって言葉の意味を変える歌詞」と話してたことを思い出しながら聴いてました。

「まだ大丈夫」と話し「ドサ回り数え歌」へ。こちらも歌詞の韻の踏み方が好きな曲。

「いい加減にします」と話し最後は「狼煙」で格好良く締めました。

「狼煙」やっぱり格好良いなぁ。

(実はアンコール中に歌詞を間違えて歌い直した曲だあったのですが肝心の曲名がどの曲だったかが思い出せない…。私の記憶力が劣化してる証拠ですねorz 老化現象ですから仕方ないけど悔しい)

 


終わったのが19:47頃。予告通り19:50前に終わらすんですもんね。凄いなぁ。

全部で26曲。この曲数を生で聴くのはコロナ禍になってからは初でした。

記憶力がだいぶ曖昧だったかと思うので間違ってる部分もあると思います。

この状況下で東京に行くのは私にとって勇気のあることでしたが、来てみればピストルさんのライブを曲数多めで見れて嬉しかったです。

また観に行けますように。

完全燃焼しましたー!