shun21 diary

ライブレポートや観劇の感想中心。基本ネタバレします。

竹原ピストル「「STILL GOING ON」、「悄気る街、舌打ちのように歌がある。」リリース記念 竹原ピストル全国弾き語りツアー2022」@郡山Hip Shot Japan (22/8/31公演)

移動中。

今日は郡山Hip Shot Japanで竹原ピストルさんのライブを観てきます。

私的ピストルさんのライブ2daysの2日目。

このツアー、数ヶ月空けてまた同じ会場でやるのは多分初めてかな?2日連続は何ヵ所かあったけど。

感染症対策と熱中症対策をした上で楽しんできます。

 

到着。

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私の席から。
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20:52終演。セットリストを書き出しましたが多分これであってると思います。(敬称略/★=レコードのトラックを使っての披露)

OP.Snappiness / BBG

01.オールドルーキー

02.LIVE IN 和歌山

03.みんな〜、やってるか!

04.今宵もかろうじて歌い切る

05.落陽 [吉田拓郎]

06.I miss you...

07.Amazing Grace

08.ぼくは限りない〜One for the show〜 ★

09.よー、そこの若いの ★

10.Forever Young

11.あ。っという間はあるさ。 (スローver.→アップテンポver.)

12.ハッピーエンド

13.一等賞

14.俺のアディダス〜人としての志〜(佐藤洋介remix) ★

15.せいぜい胸を張ってやるさ。 ★

16.笑顔でさよなら、跡形もなく。 ★

17.ゴミ箱から、ブルース

18.へっちゃらさ、ベイビー

19.おーい!おーい!!

20.朧月。君よ、今宵も生き延びろ。 ★

21.youth ★

22.カウント10

Encore

23.ドサ回り数え歌

24.ポエム「アンチヒーロー

ED.What a Wonderful World / Louis Armstrong

整理番号は2*番。2列目の上手側がちょうど2席空いてたのでそこに座りました。

いわきSonicの時もそう思ったけど、演者と客席のソーシャルを守るため2列目でも少し遠く感じたなー。

丸椅子はお尻や腰に負担になるから嫌いなんだけど今回丸椅子のみなんですよねーorz

いつもピストルさんのワンマンの時の客入れの時はボブ・マーリーの曲ばかり流してるんですよね。この曲達を聞くとピストルさんのワンマンライブに来たなーという感覚になるんですよねー。

 


開演時間になりスピーカーの音量が上がりBBGの「Snappiness」がかかる。

リストバンドのみ赤いのに変わったのとハーモニカホルダー装着済み以外は昨日と全く同じ格好のピストルさん。

「お忙しい中こんなにたくさんの方に集まってくださりありがとうございます。竹原ピストルと言います。よろしくお願いします」と挨拶し、「オールドルーキー」からスタート。

ピストルさんの言葉が胸にズシンと響く感じでした。やっぱりいい歌詞だなー。

「LIVE IN 和歌山」は足の振動が風に乗って体感するような感覚なのは初体験でしたね。換気のために空調が強めなのも影響してると思います。

「みんな〜、やってるか!」は手拍子の一体感が素敵でしたね。楽しかったなー。


「ライブ序盤なのにかろうじてなんで言うのもなんですが『今宵もかろうじて歌い切る』を聴いてください」といった趣旨のこと話し披露しました。

初めて生で聴いた時から大好きな曲で、配信リリース時にはバイプレイヤーズのタイアップも決まり嬉しかった記憶しかなかったなーとか思い出しながら聴いてました。何度聴いても大好きな曲です。

「落陽」は昨日も聴きましたが何度聴いてもピストルさんの歌い方とギターが楽曲に寄り添ってて大好きなカバーの一つだったりします。


吉田拓郎先輩の『落陽』を聴いてもらいました」と話し、イントロを長めに弾きながら「こんなおっさんに言われてもと思われても仕方ないですが『I miss you...』」といった趣旨のMCで曲紹介し披露されてました。

「I miss you...」はピストルさんの描くメロディがロマンチックでメロディアスで美しいんですよねー。歌詞もピストルさんらしい斜め上の角度からのラブソングで大好きな曲です。

「だいぶ前に母が病気をした時に書いたポエムをAmazing Graceの曲にくっつけて完成させた曲」といった趣旨のことを話し「Amazing Grace」を披露。

昨日よりはMCの内容が短めでしたがでもこのMCの後のアメグレは聞こえ方が変わるんですよね。


「今日はレコードのトラックを使って歌おうと思います。ライブに来てくださる皆さんのことを思って書いた曲」といった趣旨のことを話してから「ぼくは限りない」をトラックで披露。

可愛らしいトラック(カラオケ)なんですよねー。今のところライブでしか聴けないんですもの。

今日は「あなたをにやにやさせたい」の「あなた」で私の方向に掌が向けられたのが嬉しかったなー。あと「常連さん」のところも多分こっちだったような気がする(と思い込むw)

そこからのレコードでの「よー、そこの若いの」はテンションがアガってヤバかったなー。私の中で昨日の「youth」と同じくらいテンションが上がりピストルさんの歌の熱量も凄かったなー。そこで記憶がだいぶ飛んだような気がするw 楽しすぎる時は基本記憶が飛ぶw


ギターを持ち「トラックを使って歌うの、もう完全に抵抗がなくなりましたわ。トラックを使い始めた頃は照れがあったけど…」と手拍子を煽るフリをするピストルさんw

「歳をとっても気持ちだけは若くいたい。そんな曲」といったことを話し「Forever Young」へ。

代表曲を立て続けにやる。しかもトラックと弾き語りを続けて。このセットリストの並びに痺れましたね。


「のんびりいきましょうや。どうにかなるさ。といったことを書いた曲」といった趣旨のことを話し「あ。っという間はあるさ」を披露。

最初は弾き語りver.でしっとりと歌い、2番前のピストルさんの「ほい」の合図で手拍子開始で。後半のアップテンポのアレンジだとピストルさんの指骨でギターをボディを叩く音が効果的に入ってて大好きなんですよねー。

「ぼくの『ほい』の掛け声で福島もいわきも今日の郡山も手拍子してくれの想いを汲んでくれてありがとうございます」と話し、この後もこの話は続きましたが「言うなよ」と釘を刺されたので書きません。


「ハッピーエンド」はピストルさんがニヤニヤしながら指弾きで披露されてたんですが、どうしたんだろうと思ったらピストルさんの予想では多分直前の箝口令の「言うなよ」と釘を刺した部分のMCを思い出し笑いをされてたお客さんがいらっしゃったみたいでそれに釣られたとのことでした。

「一等賞」は客席で指の振り付けをする方がだいぶ減りましたね。ピストルさんもコロナ禍になってからもうこのことには一切触れてませんし。楽曲はもちろん最高でしたね。


「一等賞を取るために恩返しをしなくちゃな…」とレコードを設置しにいった時にお客さんから「えっ?」とツッコまれてムキになって早口で全部最後まで話して「今日は手強いお客さんだなー」と話されてたのは珍しかったなーと思いましたね。

そこからの「俺のアディダス」はやっぱり力強さを感じましたね。かっこよかったー!

ちなみにアンコールのMCで「途中でMCを止める癖を今日から辞めます」と話されてたので結構気にされてたんだなーと思いました。

「新しいアルバムから何曲かトラックをかけてやってみようと思います」と話し、「せいぜい胸を張ってやるさ。」を披露。

「商売敵(とも)の歌を聴いている」の歌詞が歌うたい仲間が多い福島県で歌うのが似合う曲だなーと思いながら聴いてました。あとTシャツを掴む動作がかっこいいなーと思いながら見てました。

「笑顔でさよなら、跡形もなく」はやっとオリジナルオケで聴けた!弾き語りのスローなのも好きなんだけど個人的にはCDアレンジのロック歌謡曲路線のアレンジが大好きなので念願叶いました!


ギターを持ち「しょぼんとした歌ですが」と一言話し「ゴミ箱から、ブルース」を披露。ずいぶん久しぶりに生で聴けましたね。これで今日はドラマ版バイプレイヤーズの主題歌は3作品全てやったことになりますね。

ピック弾きでの「へっちゃらさ、ベイビー」へ。バイクが出てくる歌詞とピストルさんらしい人生観が滲み出てる歌詞がピストルさんらしくで大好きなラブソングだったりします。


「北海道の大学を卒業してから1年くらいどうしようもない生活をしてて、その頃の自分に今の自分が会いに行ったら半殺しにしたいくらいに思ってて。その頃に思ってたことを歌にすることが結構今でも多いんです。『確かにぼくはここにいるけれど 確かなぼくはどこにいるんだろ』って何いってるんだお前!馬鹿野郎!と過去の自分に言いたいと思ってます」といった趣旨のことを話し、「おーい!おーい!!」を歌われましたが曲の説明をされてから聴くとまた印象が変わるなーと思いながら聴いてました。何度聴いても大好きな曲には変わりありません。


「マイクを変えます。(とスペアのマイクに変えたピストルさん)…マイク変えたけどまだ中盤なの?と思ってる方もいらっしゃるかと思いますがちゃんとぼちぼち後半戦です。旅芸人をしてますとお客さんからお手紙をいただくことがありますが、その中にはたまーに『こんなことまで書いてくれていいの?』とこんなボンクラなおっさんなのにと思う手紙もあります。そんな返事にはなってないと思いますけどでも届いたら。。というキザったらしい歌詞の曲です」といった趣旨の話をしてから「朧月。君よ、今宵も生き延びろ。」を披露。

朧月は何度聴いてもやばいけど今日の朧月もヤバかったなー。後半のオクターブ上で吠える部分なんて4月のHip Shotで見た時と同じくらい凄いかったなー。それだけ祈りが強い曲なんだなーと感じました。今日の朧月は涙腺にきましたもん。ヤバかったー。

朧月の後奏で「『またライブに来る』とか『もうライブに来ない』とかそんな端的なことではなくて、皆さん生き延びてまたライブに遊びに来てください。…皆さんの目をしっかり見て照れくさいことを言ったんだから約束ですよ!」とお客さんと約束をしたピストルさん。

昨日も同じことを後奏で話されてましたけど最後の「皆さんの目をしっかり見て〜」の部分は今回のみ。

私はこんなMCを大好きな演者であるピストルさんに約束と言われたらそうするしかないと思うんですよ。このMCは忘れられないと思う。


「次の曲、照明さん。派手派手な照明にしてください!」と話して「youth」のイントロになるとストロボがすごい。。6〜8個くらいのストロボが一気についてピストルさんは予想外だったらしく吹き出してちゃってるしw

「youth」、楽しいなー。バンド演奏の音源だから盛り上がるしサビのウラピースするのも大好きだし。ちなみにストロボ攻撃は2番前もあり「歌詞が見えない」とぼやくピストルさんw

朧月からの落差が激しいけどでもあー楽しかったという感想になるから恐ろしいw


「郡山Hip Shot Japanのこのツアーの公演は4月に終わってて。その時はリハーサルの時にトラックを使ってやったんですが、その時は自分の実力不足だと思いますがリズムが取れなくてうまくできなくて、開場時間直前までリハーサルをして諦めて弾き語りのみでやることにしました。このツアーで弾き語りのみなのは4月のHip Shotのみで『本来やりたいことと違うんだけどなー』という思いがずっとあって悔しくて。そのリトライ公演が今日になります。一緒に全国を回ってるPAさんに音を少し変えてもらったりして歌えるようになりました。でも『またこのステージに立つと歌えないのか?』という不安もあり福島に来る際はHip Shotに寄りこっそり何度も練習をしにきてたりしました。リトライできて本当によかったです。あとまだスケジュールを決めてる段階ですがもう一周全国を回ろうと思ってて福島にもまたきます。これからもウジウジしたりすると思いますがしつこくコツコツと通いますのでよろしくお願いします」といった趣旨のことを話してから「カウント10」。

今回のHip Shot、今ツアー2回目はリトライの意味合いが強かったのかーと納得し、そしてしつこくリトライしてやっと4月の時にできなかった構成のライブを約4ヶ月半後に多分理想通りの本編を終えれそうなピストルさんが歌う「カウント10」はピストルさん自身に歌ってるようにも思えましたしもちろん私を含む今日きてくれたお客さん自身に向けても歌われてるような気もしました。感動しました!

 


アンコールは何に着替えて再登場されたか記憶が飛んでて覚えてないやw

「ドサ回り数え歌」を披露しましたね。久しぶりに生で聴けて嬉しかったですねー。

「最後にここ最近書いたポエムを読んで終わろうと思います『アンチヒーロー』」と話してポエムを披露。

アンチヒーロー」と「あんちきしょう」で韻を踏んでたりしますし、「よー、そこの"古い"の」という自身の代表曲をもじった歌詞も出てきます。

このポエムで終わるのは「狼煙」のポエムで終わったPEACE OUTツアーの時の感覚に近かったですね。

どんな曲が付くか楽しみですねー。

この後、Louis Armstrongの「What a Wonderful World」をレコードでかけたんですが回転数を間違ってしまい声の高い「What a Wonderful World」になり自分のミスに肩を落として楽屋に戻るピストルさんが印象的でしたね。

 


なんだろ、いろんなことがありすぎましたけど4月のHip Shotのライブ自体は普通にいいライブでしたよと補足しておきます。

ただピストルさん自身が理想を描いてたものとは違った形だったということだと思います。

楽しかったのは「よー、そこの若いの」と「あ。っという間はあるさ」と「笑顔でさよなら、跡形もなく」と「youth」の盛り上がる曲でしたけど、感動したのは「朧月。君よ、今宵も生き延びろ。」と「カウント10」になるかなー。

「朧月〜」の後奏のMCの約束は忘れられないなーと思います。ピストルさんとの約束なんてなかなかできないですもんね。

完全燃焼しましたー。

 

8月のフライヤーの写真、表裏も載せておこう。

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